坂元裕二のレビュー一覧

  • ファーストキス 1ST KISS

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    ネタバレ

    ロマンティックでコメディで、私は好きです。
    序盤はコミカルさや不幸感が強めだったけれど、読み進めていくほどに悲哀と愛に飲み込まれて、涙がとまりませんでした。

    読後は、カンナと駈が生きた素敵な時間を一緒に過ごすことができたような感覚でした。幸せのおすそ分けをもらったような。

    駈の運命を変えることはできなかったけれど、結婚生活を幸せなものにすることができた。最後まで、ふたりは愛し合うことができた。
    悲しみはあるけれど、あまりにも幸せで。これこそが真のハッピーエンドなのだと思えました。
    大満足です。

    ただ、個人的に「過去に戻って未来を変える」というタイムリープものが苦手なので、星は4つに。

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    2025年02月02日
  • Mother

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    一気読み。
    "怪物"読んで、他の作品も読みたくなったので。
    ドラマ、観てたような、、、記憶は曖昧ですが、ドラマのキャスティングそのままで頭の中で描かれて、ハマりすぎちゃいました。

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    2024年09月09日
  • 大豆田とわ子と三人の元夫 2

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    ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』のシナリオブック後半。ドラマを見てからずいぶんたつのに、思い出すたびに映像が思い浮かんで本当に大好きな作品だなと実感します。特にぐっとくるのは、最後に三人の元夫たちに囲まれてるとわ子ちゃんの場面、しんしんから素直な気持ちをぶつけられる場面。文章だけだとそこまで伝わらないところが、俳優さんたちの演技でより素晴らしいシーンに変わっているのがよく分かります。みんなはまり役だったし台詞の一つ一つが優しくてそっと寄り添ってくれる。何度も見返してはちょっと笑って元気になれるドラマだと思う。続編やってほしいな。

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    2022年03月27日
  • 大豆田とわ子と三人の元夫 1

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    大人気ドラマのシナリオブック!バツ3の主人公・大豆田とわ子が、三人の元夫に振り回されながらも幸せを求めて奮闘する、新感覚ロマンティックコメディ!
    ドラマが大好きすぎて、Blu-rayまで買ってしまったのだが、そのシナリオブックと言えば買わずにいられないですよ。特に坂元さんの脚本なんて最高としか言いようがない。台詞のひとつひとつが素晴らしいのはもちろん、ここからあのドラマになるまでの役者さんたちの表現がすごすぎて、読み返してもびっくりする。ドラマの場面が頭の中で浮かんでくるのは、それだけ印象のある演技をされていたんだな。最近はドラマのシナリオブック出版が流行りですが、そもそも映像としていいもので

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    2021年11月28日
  • 大豆田とわ子と三人の元夫 2

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    ネタバレ

    映像の方の感想。

    初めての坂本裕二さん鑑賞。
    セリフが言葉が綺麗で、真似っこできない。
    松たか子さん始めとした俳優さんの演技が超うまい。
    自然体でチャーミングで愛おしくなる。どういう思考をしているんだろうか。

    プリズン・ブレイクと交互に見たせいで、
    ほっこり→ハラハラ→ほっこり→ハラハラの
    交代浴になってしまった。でもいい塩梅だったかも。

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    2021年08月15日
  • カルテット2

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    それぞれが偶然を装って出会い、カルテットを結成した30代の男女4人。軽井沢でひと冬の共同生活をおくる彼らは、それぞれの過去と向き合い、恋心を隠しながらも4人の関係を深めていく。隠されていた「最後の嘘」が暴かれたとき、運命は4人をどこへ連れていくのか?人気ドラマのシナリオブック、ついに完結!

    ドラマを見て大好きになって迷わず購入したシナリオ本。細かい表情の意味や仕草が分かってとても良い。やっぱり私は坂元さんの脚本が大好きで台詞のひとつひとつにぐっとくる。後半は謎が明かされる場面がいくつかあってドラマチックな展開があるけれど、決してそこだけではなく、普段の食事の際やドラマの中では「間」になる部分

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    2021年07月18日
  • カルテット1

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    女ふたり、男ふたり、全員30代。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの演奏者として夢が叶わなかった彼らはある日、東京のカラオケボックスで偶然出会った。しかし、カルテットを組み軽井沢でひと冬の共同生活を送ることになった彼らの“偶然”には、大きな秘密が隠されていて・・・。人気ドラマのシナリオ、ついに書籍化。

    『大豆田とわ子と三人の元夫』にドはまりして、慌てて同じ脚本家の作品を探し回ったらアマプラにある『カルテット』と出会った。秒で落ちた。最初はミステリー的なところが気になって楽しみだったけれど、まめ夫同様ちょっとした台詞が本当にいい。活字で読むと場面がぱっと浮かんで泣きそうになる。みんながあのときどん

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    2021年06月25日
  • カルテット2

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    1の続き。
    真紀夫婦のすれ違いの場面は、ドラマだと二人の声が重なるけれど、本ではそうはいかないよね。でも、切なさ、やるせなさは十分伝わってきて、胸に刺さる。そして真紀さんの真実が明らかになるときはやっぱり突然で驚く。

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    2019年09月21日
  • カルテット1

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    ドラマのシナリオ本。
    テンポの良い会話が本でも再現されて、ドラマを頭に浮かべながら読めました。よくこんな台詞書けるなーって思いながらも、ストレートに話さない大人の知恵と言うか。独特の世界観。

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    2019年09月21日
  • 最高の離婚(上)

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    「最高の離婚」は、超久々に毎週楽しみにして観ていたドラマ。
    ノベライズも期待を裏切らず、また、ドラマを補完する部分も少しあって、ドラマのシーンを思い出しながら読み進めました。
    出演者の方も実力派揃いだし、演出も力入っていたけど、やはり脚本がしっかりしていたんですね。

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    2013年05月20日
  • 最高の離婚(上)

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    ふだんノベライズは読まないのだけど、大事な作品であり、最初の1、2話を見逃していたので読んでみた。ノベライズだからなのか、会話文が誰が話してるのか、ときどきわからず困った。
    俳優さんたちは、とても、脚本に忠実だということがわかる1冊。

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    2013年02月23日
  • ファーストキス 1ST KISS

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    映画がとても良かったので、こちらも読んでみたくて。

    シナリオという形で物語を読むことに馴染みがないのであまり入り込めなかったのだけれど、手紙の部分は、文字でじっくり読むことができて映画よりもさらにじーんときた。

    シナリオがあっても、演出次第で映画の雰囲気ってまったく違うものになるんだろうな。
    映像にするって、すごい。

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    2025年09月17日
  • カルテット1

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    ⭐️3.5
    3話のカツ丼でちゃっかり泣いた

    『初恋の悪魔』でもそうだったけど、関係の愛おしさをとても感じる。

    改めて読むと、すずめは本当に真紀さんを人として、とても好きになったんだなぁ、その過程もとても丁寧だなぁと思った。

    脚本を読む利点は、自分のペースで追えるから、セリフをじっくり味わえる点。
    やっぱり坂本さんやから、面白いんやけど、文字だけやと簡素にも感じる。 ドラマでの、役者さんたちの演技、間合い、表情、全てが坂本作品をより素晴らしく生まれ変わらせていることを知り、熱い気持ちになった。

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    2024年08月17日
  • 初恋の悪魔 2

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    四人の警察官が抱えた秘密、腹の探り合い、衝突、友情、恋・・・小洒落てこじれたミステリアスコメディー!
    星砂がもう一人の自分のことを思い浮かべて複雑な気持ちになっている場面はドラマで切なかったけれど、文字で読むとまた重みがある。手紙を残すっていうのが素敵だなと思う。残された者への思いを感じる。やっぱり『カルテット』が私の中の最高傑作なので、それ以上にはならないんだけど、坂元裕二の書く女性(星砂やすずめ)が大好きで、決して自分そのものではないけれど深く共感して友達になりたいなと思う。

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    2024年02月05日
  • 初恋の悪魔 1

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    四人の警察官が抱えた秘密、腹の探り合い、衝突、友情、恋・・・小洒落てこじれたミステリアスコメディー!
    ドラマめちゃくちゃ楽しかったので最近恒例のシナリオブックが出て嬉しい。ト書きを読んでいると映像が頭に浮かんでくる。前半はどっちかというと鈴之助の奇人変人ぷりが目立つのですが、結末を知っているとちょっと切ない。オクラホマミキサーを踊れば良かったと思うところはドラマでも泣きそうになった場面だったけれど、恋を知って強くなろうともがく姿を見ていると、人を好きになるって勇気がいるけれど同時に素敵なことだなと素直に思える。

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    2023年03月08日
  • カルテット2

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     後半は予想外の展開へ。現代を切り取っている部分もあるけど、かなり戸惑いました。
     隠したかったり、捨てたい過去を持つWヒロインが特殊すぎて、突飛に感じてしまいました。
     評価が星3つで普通なのは、『大豆田〜』が面白すぎたから……ということで。
     

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    2021年07月30日
  • カルテット1

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    『大豆田とわ子と三人の元夫』が良かったのと、久々にシナリオを読みたい気分になり、購入しました。
     ちょっぴりミステリータッチ的な部分もあり、先の作品とは違うテイストとリズム。
     ドラマは未視聴なのですが、もたいまさこさんの演技が見たいなぁと思いました。怪しげなのか、コミカルなのか、気になります(^^;;
     作品全体の感想は2巻の方で〜。

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    2021年07月30日
  • カルテット1

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    ネタバレ

    興味があって脚本は時々読むのですが、とても丁寧に詳細に書かれる方だなと感じました。
    どちらかというと自分が好きな脚本家さんはざっくりとしか書かず
    役者さんと現場で作り上げるような人が多いので
    ドラマで見たとおりの台詞回しだけでなく表情や仕草まで書かれており
    驚きました。

    ドラマではカットされている箇所などもあり、見比べてみるのも楽しいです。

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    2017年06月06日
  • 最高の離婚(上)

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    ドラマは見てなかったけれど、気になっていたので、読んでみた。
    無理やり盛り上げようとはせず、登場人物たちのそれぞれの気持ちの動き、考え方が丁寧に描かれていて、読んでいて気持ちがよかった。

    出てくる人物たちの、恋愛観や結婚観はそれぞれ違うけれど、それぞれのどこかに共感する部分があって、切ない気持ちになった。

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    2017年01月07日