【感想・ネタバレ】カルテット1のレビュー

あらすじ

女ふたり、男ふたり、全員30代。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの演奏者として夢が叶わなかった彼らはある日、東京のカラオケボックスで偶然出会った。しかし、カルテットを組み軽井沢でひと冬の共同生活を送ることになった彼らの“偶然”には、大きな秘密が隠されていて…。冬の軽井沢を舞台に、恋と秘密と嘘が織りなす話題のドラマのシナリオ本!

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Posted by ブクログ

とにかく大好き。

夢をあきらめた私達は、ドラマの中の夢をあきらめない大人の姿に自分を重ね、そしてその挫折を我が身のことのように切なく感じる。
ふと日常で、友達や知り合いとの間で感じる感性の響き合い。
そうした場面はとても貴重で、大げさに言えば生きている喜びを感じる。

ドラマで繰り広げられる会話がとても気持ちいい。日常ではありえないくらいに感性が響き合っている。

すずめちゃんの恋物語の回がすごく泣ける。もうこれでもかというぐらい涙が止まらない。

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2021年10月05日

Posted by ブクログ

ミステリアスで大人っぽい雰囲気なんだけど茶目っ気たっぷりで楽しく読める。
坂元さん、どうあっても倦怠夫婦の心理を掘り下げてしまう性なのだな…と面白くなってしまった。

とにかく真紀さんとすずめちゃんの関係が好きすぎる。
お話的には5話のやりたくない仕事を全うする4人が苦しいけど立派で大好きだし、次回への引きつけも最高潮で良い。

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2025年05月11日

Posted by ブクログ

女ふたり、男ふたり、全員30代。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの演奏者として夢が叶わなかった彼らはある日、東京のカラオケボックスで偶然出会った。しかし、カルテットを組み軽井沢でひと冬の共同生活を送ることになった彼らの“偶然”には、大きな秘密が隠されていて・・・。人気ドラマのシナリオ、ついに書籍化。

『大豆田とわ子と三人の元夫』にドはまりして、慌てて同じ脚本家の作品を探し回ったらアマプラにある『カルテット』と出会った。秒で落ちた。最初はミステリー的なところが気になって楽しみだったけれど、まめ夫同様ちょっとした台詞が本当にいい。活字で読むと場面がぱっと浮かんで泣きそうになる。みんながあのときどんなことを思っていたのかとか、表情の意味が分かってめちゃくちゃ感動した。かごめちゃんに病院へ行かなくていいと言い切る真紀さんのシーンは名場面だと思うけれど、やっぱりあの台詞が最高で、カルテットを大好きになった瞬間だったなと思う。下巻も楽しみだ!

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2021年06月25日

Posted by ブクログ

ドラマのシナリオ本。
テンポの良い会話が本でも再現されて、ドラマを頭に浮かべながら読めました。よくこんな台詞書けるなーって思いながらも、ストレートに話さない大人の知恵と言うか。独特の世界観。

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2019年09月21日

Posted by ブクログ

⭐️3.5
3話のカツ丼でちゃっかり泣いた

『初恋の悪魔』でもそうだったけど、関係の愛おしさをとても感じる。

改めて読むと、すずめは本当に真紀さんを人として、とても好きになったんだなぁ、その過程もとても丁寧だなぁと思った。

脚本を読む利点は、自分のペースで追えるから、セリフをじっくり味わえる点。
やっぱり坂本さんやから、面白いんやけど、文字だけやと簡素にも感じる。 ドラマでの、役者さんたちの演技、間合い、表情、全てが坂本作品をより素晴らしく生まれ変わらせていることを知り、熱い気持ちになった。

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2024年08月17日

Posted by ブクログ

『大豆田とわ子と三人の元夫』が良かったのと、久々にシナリオを読みたい気分になり、購入しました。
 ちょっぴりミステリータッチ的な部分もあり、先の作品とは違うテイストとリズム。
 ドラマは未視聴なのですが、もたいまさこさんの演技が見たいなぁと思いました。怪しげなのか、コミカルなのか、気になります(^^;;
 作品全体の感想は2巻の方で〜。

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2021年07月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

興味があって脚本は時々読むのですが、とても丁寧に詳細に書かれる方だなと感じました。
どちらかというと自分が好きな脚本家さんはざっくりとしか書かず
役者さんと現場で作り上げるような人が多いので
ドラマで見たとおりの台詞回しだけでなく表情や仕草まで書かれており
驚きました。

ドラマではカットされている箇所などもあり、見比べてみるのも楽しいです。

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2017年06月06日

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