坂元裕二のレビュー一覧

  • ファーストキス 1ST KISS

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    パンくずの入ったコーヒー、潰れたアンパン、見つけてしまった白髪、見つからないリモコン、埃、ぬくもり、涙、笑顔、ラブレター…

    なんだよ、純愛かよ…

    人は簡単にいなくなる、ちゅるっといなくなってしまう。
    だから大好きな人たちに、おはよう、いってきます、ただいま、おやすみと言おうと思った。後悔を少しでも減らせるように。

    それでも言えずに旅立ってしまった大好きな人たち。時々思い出してそっちに聞こえるくらいの大声で泣いてやるからな。

    どシンプルな作品だけどね、こういう作品が1番どストレートに心に響くんだよなぁとしみじみ。



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    2025年02月06日
  • ファーストキス 1ST KISS

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    映画公開より先にシナリオが出版されるので、読んでから観るか観てから読むか、死ぬほど悩んで読んでしまうのです。結婚したくなりました。
    映画坂元裕二は往年のロマコメスタイルで行くのかな。

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    2025年01月30日
  • 大豆田とわ子と三人の元夫 2

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    「それでも生きゆく」の重いテーマを描ききった坂元裕二さんに興味を持ちこちらも見てみた。
    坂元裕二さんの言葉はすごいな。

    「色々っていうのは色々。
    どっちか全部ってことはない。
    楽しいまま不安、不安なまま楽しい…」

    「ちゃんと色んな人に起こしてもらってきた」

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    2025年01月17日
  • 大豆田とわ子と三人の元夫 1

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    シナリオブックというのを読むのは人生初。
    映像を見て言葉を一つ一つ追い返してみたくなった。昔だったら興味を持てなかった日常会話系のドラマだけれど、とても面白かった。
    ずーとテンポよく三人の元夫が入れ代わり立ち代わりコミカルに登場し、でもなんかわかるなとか、意外といい奴だよなとか、いろいろ思いながら軽く見れる。時々はっとする言葉があったり、シナリオブックを読み返すと、あーこういうはじまりだったかと、なかなか感慨深い。
    言葉がいい。
    まったく言葉にまとめられない自分の不甲斐なさを感じつつ…
    とにかくよかった。

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    2025年01月17日
  • それでも、生きてゆく

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    一見、自分とは関わりがない縁遠い世界の物語かと思ったら身近なやりとりに感じたり、残酷さと温かさを行ったり来たりする。
    心がゆっくりと揺さぶられ、人とは?家族とは?生きるとは?を何となく考えさせられる本だ。

    頑張っても頑張っても報われない、どんなに苦しい状況でもお風呂に入ってご飯を食べて寝る、そして朝が来るということを繰り返すことでたまに光が差す。
    それが生きるということなのかもしれない。

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    2025年01月02日
  • それでも、生きてゆく

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    ネタバレ

    「それでも、生きてゆく」は僕の最も好きなドラマであり、坂元裕二という脚本家にハマった作品である。
    もちろん、「わたしたちの教科書」や「Mother」を観て、おぉ、何かいいなって思ってはいたんだけど、このドラマは、毎週、真剣に観て録画を2回くらい見直して、ってくらいのめり込んだ。今でも、満島ひかりの野茂英雄をマネするシーンや風間俊介の背中にドロップキックするシーンとか覚えている、っていうか全話録画してあるので、たまに観たりするのだ。

    坂元裕二のドラマの本質は「がんばっても、伝わらない、理解し合えない」という諦観を前提として、それでも、いつか、ほんの少しだけど、いいことがあるかもしれない、と思わ

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    2024年03月23日
  • 大豆田とわ子と三人の元夫 2

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    人って現在だけを生きてるんじゃないと思う


    人の孤独を埋めるのは愛されることじゃないよ。愛することだよ

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    2022年12月10日
  • カルテット1

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    とにかく大好き。

    夢をあきらめた私達は、ドラマの中の夢をあきらめない大人の姿に自分を重ね、そしてその挫折を我が身のことのように切なく感じる。
    ふと日常で、友達や知り合いとの間で感じる感性の響き合い。
    そうした場面はとても貴重で、大げさに言えば生きている喜びを感じる。

    ドラマで繰り広げられる会話がとても気持ちいい。日常ではありえないくらいに感性が響き合っている。

    すずめちゃんの恋物語の回がすごく泣ける。もうこれでもかというぐらい涙が止まらない。

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    2021年10月05日
  • 大豆田とわ子と三人の元夫 2

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    読んで思い出す映像の綺麗さ
    読むことで、言葉をゆっくり見れてよかった。
    日常が描かれていてあたたかかった。
    ふとした時の言葉を表して、見せてくれた。
    今もとても好きだけど、また少し時間が経ってから読んだ時にどう思うのだろうか。

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    2021年08月08日
  • 大豆田とわ子と三人の元夫 2

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    ネタバレ

     改めて、とても好きな作品だと思いました。
    ドラマを見ているときにはサラッと流れていってしまったセリフや、逆にとても刺さったセリフを文字で見ることによって、さらにその世界観が好きになりました。
     不器用な登場人物たちが織りなす愛すべき日々の物語なんですね。
     大切な友人であるかごめを失ったとわ子のように、忙殺された日々を過ごしている私も周囲の景色をあまり見なくなっているなぁと。もう少し、ゆっくり、丁寧に生きようと思わされました。
     改めてシナリオで読んだことで、キャスティングがどれだけ素晴らしかったのかを再認識しました。

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    2021年07月29日
  • 大豆田とわ子と三人の元夫 1

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     ドラマが好きだったので、電子書籍で購入しました。
     リズミカルなセリフの応酬がとても楽しくて、これはシナリオ形式が苦手な人にもオススメです。
     作品そのものの感想は2巻の方で書きます。

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    2021年07月29日
  • 大豆田とわ子と三人の元夫 1

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    ドラマの情景が思い浮かぶ
    1人の日常を綴って、見ながら心地よく過ごせる
    日常の流れを記す内容だからこそ、映像での良さがわかる
    伏線や言葉をゆっくり噛み締めることができる本の良さがわかる
    何度も見たくなる、読みたくなる話

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    2021年07月11日
  • 大豆田とわ子と三人の元夫 1

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    坂元裕二作品は映像物が面白いのはもちろんだけど、その中に言葉として文字として拾いたい個所が多すぎるために、シナリオブックで浸り直す。

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    2025年09月30日
  • ファーストキス 1ST KISS

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    映画を見てからこのシナリオブックを読みました。映画にあってシナリオブックにはない部分、シナリオブックにあって映画にはない部分、微妙な違いを感じるのも面白かったです。

    駈と出会わない未来を選ぼうとしたカンナ。カンナに出会える未来を選んだ駈。この選択ができるところに二人の魅力が詰まっていると思います。

    最後に駈がカンナに残した手紙は、文章で見るとより自分の心に響いてきました。

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    2025年08月14日
  • それでも、生きてゆく

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    脚本の形で読んだのは初めてでした。ドラマ見れてなくて、でも気になっていたので読んでみました。
    被害者家族と加害者家族は、正反対かのようにみえるけどどこか重なっている部分があって、全員それぞれが元々は思うようにいかなくてでも段々道が見えてきて、苦しくて苦しい話だった。けど、タイトル通りそれでも生きていこうと思えた。ドラマも見てみたい。映像になったらどうなっちゃうんだろう。

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    2025年06月14日
  • カルテット2

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    最後の名もなき人からの手紙がとてもよかった。
    音楽を手放せないことで4人はこれまで辛い思いをしたこともあったけど、人生でそれでも手放したくないものに出会えたのはとても価値のあることだと思う。だから4人の苦しみはその代償みたいなもので、それでも音楽を続けていく自分たちを誇りながら生きて欲しい。一人二人の届く人にだけ届けばいいって、僭越ながらとてもわかるな。
    真紀さん、義父を殺したんだろうな〜と思った。その方が個人的には好き。このドラマにはちょっと毒があるのが似合う。

    全体的に真紀さんとすずめちゃん、別府さんとすずめちゃん、家森さんとすずめちゃんのやり取りにときめくことが多かったので私はすずめち

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    2025年05月12日
  • カルテット1

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    ミステリアスで大人っぽい雰囲気なんだけど茶目っ気たっぷりで楽しく読める。
    坂元さん、どうあっても倦怠夫婦の心理を掘り下げてしまう性なのだな…と面白くなってしまった。

    とにかく真紀さんとすずめちゃんの関係が好きすぎる。
    お話的には5話のやりたくない仕事を全うする4人が苦しいけど立派で大好きだし、次回への引きつけも最高潮で良い。

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    2025年05月11日
  • ファーストキス 1ST KISS

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    映画が好きだったので、パンフレットの代わりに手元に置いておきたく。
    駈の手紙のシーンは映画もとても良かったけど、文字で読むと実際の手紙を読んでいる感覚になって、思わず途中で本を閉じて感情を整理する時間が必要だった…!
    あとがきに松たか子さんと坂元裕二さんの手記付きで、なんとも贅沢な一冊。

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    2025年04月26日
  • ファーストキス 1ST KISS

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    ネタバレ

    んー、苦しかった

    でもスッキリもできた
    それと同時に後悔しない人生にしようと思った

    やっぱりどうしても人は臆病で謝りたいなとか感謝を伝えたいなと思った時に、

    次会った時!とか
    もし、このアイスが当たりだったら、、とか

    自分ではない何者かに決定権を委ねたりするときがある。

    その行動や思考になっている時点できっと答えは1つなはずなのに、人はどうしても決定や決断に時間をかける人が多い。
    (私もそのうちの1人だし決断力がある人にはとても惹かれやすい!笑)

    この話は1つの出来事に対して、
    苛立ちを感じそこから過去に戻ってやり直していくお話であるが

    これはあくまでファンタジーだなと感じたから

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    2025年03月21日
  • ファーストキス 1ST KISS

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    映画鑑賞後、購入。
    シナリオブック片手に映画をじっくり見たくなりました。

    映画で感動したところは、文字だけで読んでも涙が出てきて、この作品の素晴らしさを違う形でも実感しました。

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    2025年03月11日