ナガテユカのレビュー一覧

  • ギフト± 10
    命というものはなんと儚いものなのだろうか。それは悠久の時の中で一瞬だけともる火。だけれどもそこには確かにそれぞれの人の人生があるのだ。ちっぽけで、そしてかけがえのない命。彼女たちのなしてきたことは、いったいどのように位置づけられるだろう。
  • ギフト± 9
    力を求め、またそれを周囲に期待されてきた男は役割を懸命に果たそうとした。けれどもそれは結果的には毒を残してしまったのだ。一度変質してしまったものは、十全に同じものには戻れない。歴史の流れというものの非情さを思わされる。
  • ギフト± 5
    環と琢磨だけでなく、タカシと環がなぜ手を組むようになったのかも色々わかりました。でもタカシと環が血のつながりを感じさせるほど似てるのは偶然なのでしょうか?
  • ギフト± 6
    中々出てこなかったですけど、やっぱりタカシの母真琴と環は親子だったんですね。それで環の心臓は兄の渉に移植できたんですね。
  • ギフト± 4
    今回は環だけでなく阿藤や桜田や琢磨先生たち、警察や医者の動きも大きく出てきましたね。しかも環を中心しているみたいです。
  • ギフト± 9
    高校生が環と関わるのにも限界はあるんですけど、さゆりや他の同級生ともう少し関わることができる話もみて見たい気がします。
  • ギフト± 10
    環が鯨処理をしている間に加藤と桜田、廣瀬が彼女を見つけよう隠そうとして争っていく姿がじれったく4ハラハラします。
  • ギフト± 1
    環は狩りというより殺し屋じゃないのかなんて思いましたけど、臓器がらみの話ばかりで、臓器の狩人ってとこでしょうか?
  • ギフト± 3
    タカシは環の相棒なのかと思ったら、たくまの存在を隠して道具にしようとしているみたいです。本性はなんなんでしょう?
  • ギフト± 7
    環は心臓移植で心がおかしくなったと琢磨は言ってましたけど、それが直っていくのか変化はしているように見えますね。
  • ギフト± 2
    琢磨先生出てきましたね。環の敵役として出てくるのかと思ったら指示を出しているボスの方だったみたいですね。
  • ギフト± 8
    冒頭でリュウと加藤の出会いも出てきましたね。リュウはいったいいつ環と再会して戦うのか結構期待しています。
  • ギフト± 6
    法に従わずに己の判断で悪人に裁きを下すというのはやはり溜飲が下がるものですが、しかしそれはどこまで行っても正義にはなりえないのかもしれない。中世ならば格別、この法治社会においては彼女の行く末には暗いものが待っている気がしてならない。
  • ギフト± 5
    権力というもののおそろしさが切実に感じられます。それは個人を個人とも思わないかのように振る舞い、手段が目的となってしまったかのように理非ではなくある種の内の論理で動いていく。それを制限することこそ彼女たちの役目なのでしょう。
  • ギフト± 7
    最初は得体の知れない雰囲気であった環ちゃんも、物語が進むにつれてだんだんと性格や言動に変化が出てきていて、続きが気になります。彼女は過酷な生活を涼しい顔で送っているけれども、今後はどうなっていくのでしょうか。
  • ギフト± 8
    ストーリーの規模が大きくなり益々面白くなってきているように思いまする。日本に留まらず、遂に大陸まで・・・!犯罪は複雑さを増し、狡猾な悪人が再び現れ、いったいこの先どうなってしまうのか。期待せざるを得ません。
  • ギフト± 3
    過去は決して無かったことにすることはできない。それは人の影として付きまとい続ける。彼らは、だからきっとこの先へ進んでしまうのだろう。過去が提示する未来へと、坂道を下るように逆らいがたく彼らは選ばざるを得ない。
  • ギフト± 2
    バイオレンスでまたエロスもあるといういかにも青年漫画らしい物語が楽しいです。臓器売買というテーマも、見てはいけないものを見ているという高揚とスリルがあり、退屈することがありません。いい作品に出会えました。
  • ギフト± 4
    意外なほどにミステリー要素がしっかりしていて、嬉しい驚きがありました。単にグロテスクであったりエロティックであるだけではなく、緻密にストーリーが練られていると感じます。期待がいやおうなしに高まります。
  • ギフト± 1
    法によらずして悪を裁くというのは溜飲が下がるものですが、しかしそれはきっと正義とは言えないのでしょう。誰が見張りを見張るのか。彼らの正義はいったい何によって担保されるのか。今後の展開が気になります。