あらすじ
戦地で見出した己の存在証明ーー
かつての「解体師」の繁多な日々…!!
秋光家中の騒乱より2年ーー
かつて臓器売買ビジネスに関わった鈴原環と英琢磨は、戦禍に晒される地で救命活動に勤しんでいた。
一方で、一度は失脚をしながらも、再び権力の座に返り咲いた大陸の巨魁・曹国良は、
臓器売買ビジネスを牛耳るべく暗躍。
だが襲撃者による爆弾がその野望に水を差す…!?
物語は最高潮へ!臓器売買ミステリーの金字塔、衝撃の最新刊!!
感情タグBEST3
伏線の張り方がすごいです💦巻を重ねるごとに様相が変わり、再読してやっと理解することができました。次巻でいよいよリュウ、曹との決着になりそうです。
医療倫理、生命とは
臓器移植による拒否反応=提供者の意志、つまり臓器には人格が宿っているという仮説に色々考えさせられる。意識的にコントロールしているわけでない自分の臓器に意志がある、そう想像すると少し怖い。そもそも脳という臓器に記憶が刻まれる仕組みもよくわからない。素人ながらこの漫画で描かれている臓器移植による記憶転移も研究が進めばありえるのではないかと想像した。
作中で雰囲気が変わった人間味のある環。心に起伏がなかった過去の環。両者は同一人物として精神的な統合を図れるのだろうか?面白みが増してきました。