ロバート・L・スティーヴンソンのレビュー一覧

  • 宝島

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    ゴリゴリの冒険譚。手に取ったのは初めてですが、これを子どもの頃に読んでいたら、今とは違う大人になっていたかもしれません。
    大人が読んでも面白いですが、子どもが読んだら目を輝かせながら、夜を明かすでしょう。
    子どもが生まれるまで本棚に残しておこう、そう思わせてくれる宝物のような一冊でした。

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    2025年09月01日
  • ジキルとハイド

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    二重人格
    表の顔と裏の顔
    きっと誰しもあると思うと凄く怖くて、でもそれがまた魅力に感じる場合も。
    130年も前の古典小説とは思えない。

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    2024年10月27日
  • ジキルとハイド

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    ネタバレ

    多重人格の話しとは知っていたが
    そもそもの始まりは薬だとは知らなかったから驚いた。
    また、中身だけでなく外見も変化するという点で
    誰からも気づかれないからこそ抑制が効かなくなってしまい、悪が加速したのかなと感じた。
    一度悪に手を染めると中々戻れない
    人の弱さを感じた。

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    2024年07月17日
  • 宝島

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    子供の頃から大好きな本。何度読んでもワクワクさせてくれる。
    この本がきっかけで読書の世界に引き込まれた。

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    2025年12月01日
  • 宝島

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    子どもの頃に読んだときには、想像が追いついていなかったのがわかった。いま読み返すと、細かい人間関係や駆け引きもわかるし、夜の船の中でのランプの灯に照らされた海賊たちもリアルにみえてくる!とにかくおもしろい!100年を超えてもなお愛される作品にはワケがある!

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    2023年09月07日
  • 宝島

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    ネタバレ

    1883年に書かれたイギリスの海洋冒険小説。

    海賊側の親分、シルヴァーがおもしろい。
    ただ悪いだけでなく、狡猾で頭もきれる。海賊なのにお金は銀行に貯金していて、料理屋を営んでいたりも。海賊側が不利になる終盤は、海賊側の親分として振る舞いつつも、ジム側にもついて、どちらが勝っても生き残れるように立ち回る様は忙しい。
    登場から最後まで、動向が気になる魅力的なキャラクターだった。

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    2025年12月01日
  • ジキルとハイド

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    無駄のないストーリーで非常に読みやすかった。
    人間心理に踏み込んだジキル博士の独白が、単なる怪綺話で終わらず妙に現実を感じさせる余韻となっていて良かった。
    弁護士アタスンをずっとアスタンと読んでいたことに話の終盤で気付き若干衝撃を受けた。。

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    2025年11月17日
  • ジキルとハイド

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    最近本を読んでいなかったのでリハビリのため、
    薄めでかつ内容をなんとなく知っているこの本を読みました。

    前半は主人公アスタンの謎解き
    後半が種明かしパートになっています。

    前半の謎解きパートは情景が目に浮かんでくるようで面白かったです。
    後半も今までの行動の種明かしがされていてそちらも面白かったです。
    が、結論を知っていたのでワクワク感はありませんでした。
    ジキルとハイドを知らない状態でまた読んでみたかった、、

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    2025年11月13日
  • ジキルとハイド

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    不朽の名作をようやく読めた。
    純粋な善人はいないし、純粋な悪人もいない。

    最近ボディメイクに凝っている。
    体にいいことばかりしていると、ふと悪いことがしたくなる。何事もバランスが大切。
    じゃないと、いずれブレイクダウンする。必ず。

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    2025年10月03日
  • ジキルとハイド

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    ネタバレ

    『フランケンシュタイン』とかと同じで有名で何となくのイメージはあるけど、実際にはちゃんと読んだ人は少ない作品かな。はじめて読んだときはあまり面白いって感じではなかったけど、今回は楽しめた。ハイドがもっと無茶をするかと思ったけど、割りとあっさりしていたかな。善と悪を分けてしまうとやはりバランスが悪くなるんでしょうかね。2つを併せ持って人間なんだろうな~。

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    2025年09月19日
  • ジキルとハイド

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    ネタバレ

    善良な慈善家ジキルは幼少期から悪への渇望も抱えていた。その悪をハイドとして薬で別人格にすることが出来たが、ジキル側が善になる訳ではなく悪と善を兼ね備えていた。最初は薬を飲んでハイドになる、つまり元はジキルだったが繰り返すうちに逆に、元がハイドで薬を飲んでジキルになるようになってしまった。人の悪と善の両犠牲、善が悪に対して良心の呵責を感じ、悪が善を煩わしく思う。
    それを分かりやすくジキルとハイドに分離したのがこの本。善良な老人を殺さずハイドのまま生きていけたら良かったのかなとも思ったが、多分純粋悪なハイドはあの老人を殺さなくともどこかのタイミングで刑法違反を起こしてたから関係ないな。

    最後のジ

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    2025年07月18日
  • ジキルとハイド

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    It was fascinating! I know it’s a classic novel, but I wish I had read it earlier. I think everyone has multiple personalities. When you talk with someone, you don’t always say what you really want to. Instead, you unconsciously try to be polite or maintain a pleasant conversation. We can all be lik

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    2025年06月01日
  • 宝島

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    海賊の私物箱から宝の地図を手に入れたジム少年が、信頼できそうな大人と共に宝探しに出かける冒険小説。

    船員たちそれぞれの思惑に翻弄されつつも、自分の力でなんとかしようとするジムの行動力が見どころ。
    船を取り戻すシーンは天晴れだった。
    頭の回転は早いけど、それ以外は結構普通の少年で、怯えたり泣いたり。海賊たちに囲まれて、銃撃戦の場にもいて…。想像より大分血生臭い話だった。
    真っ当な大人になってくれよと祈るばかり。

    あとがきに、子供の頃読むのと、大人になってから読む違いを感じるものいいと書いてあって、子供の頃に読んでいなかったことをちょっと後悔。

    それはそうと、スティーブンソンて『ジーキル博士

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    2025年03月15日
  • ジキルとハイド

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    ネタバレ

    2024/10/30

    読み始める前に、裏表紙に「なんとジキルが薬を使ってハイドになっていたのだ!」って書いてあっておい何ネタバレしてくれてんねん!って思ったけど、読んでみてわかった。メインテーマはそこではなく、二重人格の代名詞とも言われるジキルとハイドの二面性や内なる野望とそれを抑えようとする理性の葛藤が読んでいて面白かった!
    短いから割とサッと読めるしスティーブンソンの代表作なので非常におすすめ。
    ミステリーでもあり怪奇小説でもあり所々イギリスゴシックの雰囲気も読み取れるし、良作。1冊で楽しめる

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    2025年02月08日
  • ジキルとハイド

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    有名だが、二重人格モノということ以外知らず初読。
    ハイドになるために薬を使用し、姿形まで変わってしまうというので驚いた。
    多重人格というよりは、素面の時は常識人だが酒飲むと性格が豹変する人に近い。
    序盤は推理モノのようでもあるが...。
    自身の快楽を満たすために生み出したハイドと、ロンドンの名士としての威厳を保ちたいジキルの間で揺れ動く葛藤が読みどころか。面白い。
    古典だが、2014年の訳でとても読みやすかった

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    2025年01月07日
  • ジキルとハイド

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    ネタバレ

    本書は全ての人間に秘められた2面性を題材に話が進んでいく。本の裏書でジキルとハイドは同一人物だと明かされており、その事を知った上で読んだのだが、最後に書かれた博士の独白を読んで全ての謎が解けた。
    無秩序な自由や快楽を求める悪(ハイド)と、それを抑圧する善(ジキル)が1つの肉体で交錯し、最後には死を持って終わりを迎えてしまう。
    訳者のあとがきも面白かった。

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    2025年01月02日
  • ジキルとハイド

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    新潮文庫の100冊で購入しました。
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    紳士と悪魔、
    ふたつの人格。
    ホラーの古典!
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    ロンドンの紳士、
    ジキル博士は薬を飲むと邪悪なハイドに変身してしまう。
    どちらが本当の自分なのか。
    葛藤と苦悩のなか、自分が自分でいられなくなる感覚。

    130年前の作品ですが、
    翻訳のせいか全く古さを感じず。

    ミステリー要素もあって、
    最後まで一気に読みました。

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    2024年10月20日
  • ジキルとハイド

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    名前はよく聞くが読んだのは初めてであった。
    やはり古典名作と言われるだけあり、斬新な作りだった。
    ミステリー要素もあるが、かなり薄くすぐ読めてしまう。しかし、内容はとても詰まっていた。
    誰しもが抱えたことのある、建前の自分と本来の自分とのギャップ。
    如何なる自分も本来の自分ではあるものの、知らず知らずのうちに、それぞれに明確な区別や優劣が出来てしまい、苦しんでしまう。

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    2024年09月18日
  • ジキルとハイド

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    世界で最も有名な二重人格者についての怪奇小説。
    ゴシック小説でもありミステリーとしても読める気がする。
    ジキル博士の友人の弁護士アタスンがハイド氏について調べる部分は探偵ものの証拠集めの段階で、後半のジキル博士の独白は謎解きのパートの二部構成ともいえそう。

    ラストのジキルの独白による、善悪という人間の普遍的な二面性についての考察は面白い。
    ジキルの持つ悪性からハイドという人格は生まれているし、ハイドの行う悪事を見てジキル自身の快楽が満たされていた。ジキル=善、ハイド=悪という完全な二元論ではなく、ジキルから悪性は生まれたものともとれる。
    そんな人間の内面の複雑さを手紙の告白という形で綴られる

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    2024年06月25日
  • ジキルとハイド

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    人は欲望には勝てない。理性は欲望によって社会的に生きづらくなることを防ぐブレーキのようなものなのだろうか。いつでも、だれでも、我々の体は欲望に身を任せたいと感じているのだろう。禁欲的な教えなどいくらでもあるが、生物にとって必要不可欠なものである以上、それに従ってみることが案外良いことなのだろう。

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    2024年06月05日