蛇蔵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
週刊「モーニング」に掲載時に読んでいるんだけど、改めて読み通すと、次々ツボに嵌まる。
「この実験器具は繊細だから女性を扱うように使いなさい」「女性を扱ったことがないのでわかりません」
「しかし実際ウチの大学の物理学科の女性比率は5%なわけで」「だからよ。つまり理系女性だって、女の子に慣れてない」
ロボコンの紙飛行機連射機とかテンキ―入力のそろばん計算機とか実物見たいな~。掃除機で作ったホバークラフトも。
掛田氏の恋文「ニューラルネットワークによる非線形システムの同定に関する研究」に対する高科先生の質問は「ありうる問題点と将来の展望について論じてあるのは良いのですが、誤差の評価はどうなって -
Posted by ブクログ
気になってたやつです!古本屋で見つけたから買ってみた!
自分は古典ゼミだったのでどれもこれも面白く読めましたが、一切興味がなくて…という人にはどうだろう?ただ、とってもわかりやすいです。浅すぎず深すぎずといった感じ。
メインでとりあげられているのは、
清少納言『枕草子』より
紫式部『紫式部日記』より
藤原道長『御堂関白記』より
安倍晴明『大鏡』より
源頼光『今昔物語集』より
菅原孝標女『更級日記』より
鴨長明『方丈記』より
兼好『徒然草』より
ヤマトタケル『古事記』より
やっぱり古典て面白いよなぁと思いつつ。
これを読んでも清少納言がやはり魅力的すぎて『枕草子』読みたいなと思うんだけど、い -
Posted by ブクログ
こちらでフォローしている方が談話室で紹介されているのを見かけ、おや、蛇蔵さんって「日本人の知らない日本語」の絵を描いてた人だよね、それが理系大学院生のマンガとな?と興味が湧いて読んでみた。
いやあ、面白いじゃないですか。軽いノリの「理系あるある」かと思ったら、ちょっとディープな科学ネタがこってり盛り込まれていて読みごたえ十分。ニコラ・テスラやジョン・ハンターの話がインパクト大であった。何遍読んでもおかしい。早速2巻も注文した。
四人家族の我が家だが、私以外は全員理系。しかも理学部。夫と息子は掛田氏と同じ物理学科だ。ただし息子は高校生の頃からチェックシャツは絶対着ない。「クラスのヤツとかぶっ -
Posted by ブクログ
著者の『日本人の知らない日本語』を1~4までずっと楽しく読んでいて、次が出ていないか本屋さんで探していたらこの本に出会いました。
この本では、有名な日本文学とその著者の面白そうなところだけをピックアップしてマンガにまとめています。あとがきに「この小さな窓から見える景色を、どうか楽しんで貰えますように。」とあるように、この本だけで作品や著者のことを何でも分かった気分になることはできません。あくまでも小さな窓からのぞいてみて、興味をもった人はさらに本格的な本をどうぞという、きっかけを作ってくれる本です。
私自身がこの本で紹介されている作品や著者のことをよく知らないので、どの程度デフォルメ