蛇蔵のレビュー一覧
-
購入済み
設定の発想がすごい!
神様(クライアント)の依頼を受けて動物たちをデザインする、という設定だけで大勝利。いくらデザインが良くても、いざ《試作》してみると決定的な欠点があったり、色々とリアルでまた可笑しい。なるほど、ペガサスとユニコーンは実在しないわけだ!
私も何かデザインして、「天啓です!」を聞いてみたい。意外となんでもありだから、生き物ってすごい。 -
Posted by ブクログ
「もし生物が誰かによってデザインされたとしたら?」という視点で生物の造形や生態に改めて感心させられたり、デザイナー達の発想力に驚かされたりする漫画。
進化論に喧嘩売る内容ではない。
登場する生物は、全く知らない生物はほぼおらず、動物園や水族館等で見た事がある生物とその仲間もそこそこいる。いわゆる動物雑学的な部分についても、その手の図鑑や番組で見た事あるものも多い。
しかし普段なら、へー凄い生物もいるもんだなー、で終わる内容もデザイナーがいるという視点で考えると全く違って見える。
奇抜な造形、機能的な内部設計、固定観念を打ち破りすぎる生態等々、生物に対して言うと変な感じだが、生物って本当によく -
Posted by ブクログ
<「ガリレオの拓いた古典力学とマクスウェルの電磁気学を両立させるためにアインシュタインが特殊相対性理論に辿り着いたように・・・」。わかり合える日はきっと来る・・・!>
理系クンの恋を応援しながら、アブない実験を行い、かつ偉人たちの業績(+悪行)を紹介する怒濤の学習コミック3巻目。
この巻の中心はロボットコンテスト(通称ロボコン)。
物理学部の掛田クンは、意中の人、生協食堂の飯島さんとロボコンを見に行きたいのですが、「デート」と構えすぎてうまく誘えません。頑張りつつも方向が間違っている掛田クン。
コンテストに登場するのは、トランプを手裏剣のように投げてニンジンに突き刺すロボット、紙から紙飛行 -
Posted by ブクログ
『決してマネしないでください。』の2巻。相変わらず好調。
キムワイプ(*実験用の拭き取り紙。毛羽立たないので実験器具にはよいが、鼻をかむとすり切れると思う(^^;))とティッシュを入れ替えると脅すとか、工学部で飼われているネコの名前がシュレーディンガーとか、小ネタのキレがすごいw
そうかと思えば、少量残ったケチャップを出すにはどうするか、とか、飛行機が飛ぶのはなぜか、とか、実際に(?)役立ちそうなネタも。
偉人ネタでは、偉大な科学者ニュートンの意外なほどの心の狭さがなかなかすごい。ライプニッツもロバート・フックも、業績の争いから、激しく攻撃されたという。峻厳なニュートンは貨幣偽造者も追い詰 -
Posted by ブクログ
一部で話題になっていたらしい「決してマネしないでください」、略称「決マネ」。果たしてどんなもんだろうか?と1巻買ってみたら、いやこれ、むちゃくちゃおもしろいw
作者は蛇蔵さん。『日本人の知らない日本語』シリーズの作者である。
工科医大・物理学科の学生、掛田氏が、学食で働く女性、飯島さんに恋をした。
ガッチガチの理系クンが勇気を振り絞った告白のセリフは、「僕と貴女の収束性と総和可能性をi(アイ)で解析しませんか?」
・・・いや、それ、普通通じませんからっ!
そんな掛田クンの遠回りな恋を中心に、ダンディな外見ながらアブない実験ばかりする高階先生、医師免許を持つ白石先生、ラトヴィアからの留学生の -
Posted by ブクログ
まずは帯で驚かせてくれる。
「堂々完結!…したらクレームの嵐!! 円城塔懇願『このマンガは現代の日本に必要な作品だと思います』」
つい円城氏のツイッターで確認してしまった。氏も大学は物理学科だったものね。これからは掛田君とイメージがちょっと重なるかも。
それはともかく、完結しちゃったのね~。残念。かなり楽しませてもらった。毎回科学者ヘンテコ話が特に楽しかった。今回のキュリー夫人も、あらま、そうだったの!こりゃあ伝記には書けないわなー、という暴走ぶり。でもまあ、一家で六個もノーベル賞をもらってるような方たちなのだからして、凡人は何も申すまい。
このマンガは、そういう理系ネタの新鮮な面白さに加