蛇蔵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
名前や作品は知っているけど、
どんな人でどんな作品だったけ?と
古典のオールスター達の面白エピソードを可愛らしい現代風の絵とユニークな文章で古典の堅苦しい扉をこじ開けてくれる。
本書の7割くらいは漫画で120ページとページ数も少ないので一時間弱で読めてしまうから隙間時間にサクッと読めてしまう。
最初、コミックエッセイとは知らずに購入してしまい、「やっちまった」と思ったがフタを開けてみたら、これがすこぶる面白い。
こんな感じで学校の授業をしてくれたら、もっと古典をを好きになる人増えただろうなと思わせる内容。
私的にはもともと古典に興味があったからもう少し、掘り下げて欲しかったかな。
古典の良いところどりしているから入門書には丁度良いかも。
自分に正直で言いたい放題な清少納言、紫式部と清少納言の性格の対比がこれがまた「をかし」。「陽キャのインフルエンサー」VS「陰キャのネガティブオタク」みたいで複雑な人間関係が「もののあはれ」のようで笑える。
なかでも安倍晴明と藤原孝標女が興味深い。
安倍晴明が十二神将を式神として使役したり、滝修行で前世と来世が見えたりと他にも様々な超人伝説、もうファンタジーすぎる。年収も二億~四億と超セレブ。
藤原孝標女は名前が分からないので父親の名前をとって「孝標の娘」で御先祖様は学問の神様の菅原道真。
源氏オタクで姉は不思議ちゃん、そんな夢見がちな彼女が書いたのは「更級日記」。
過去の自分にボケてツッコミを入れる何か可愛らしさを感じてしまう。
どの話もクスクスと笑えるものばかりで、いっそう古典に興味が湧いてきた。
著者の意図に巧くはまってしまったようだ。
『更級日記』や『今昔物語』『宇治拾遺物語』など読みながら徒然なるままに生きたいなぁ。 -
Posted by ブクログ
日本語学校で教師をしている著者による、日本語学校のカオスな日常をマンガで面白おかしく紹介する。
文化の違いや勘違いなどで巻き起こる行き違いが可笑しさを生み出している。日本語学校の講師って外国語が話せなくてもなれるんですね、びっくりです。
学習欲が高いがゆえに(ですよね?)繰り出される細かい質問、日本人の私でも由来の知らないことも多く、ちょっと反省。
それにしても、TVのインタビューに答えている訪日外国人の方々、日本語お上手な人多いですよね。よくマンガで覚えたとか言っておられますが、あれだけ英語を勉強しても全く話せるようにならない身からすると、尊敬しかありません。