あらすじ
紫式部、藤原道長、菅原孝標女、鴨長明……
「名前だけ知ってるあの人」が大好きになる教養コミック!
累計140万部突破のベストセラー『日本人の知らない日本語』著者、待望の最新刊!!
『日本人の知らない日本語』『日本人の知らない日本語2』が累計140万部のベストセラーとなった著者の、待望の最新作です。 日本文学上の有名人である「清少納言・紫式部・藤原道長・安倍晴明・源頼光・菅原孝標女・鴨長明・兼好・ヤマトタケル」の9人について、一般にあまり知られていない人物像をマンガで紹介します。笑ったり共感したりするうちに、古典そのものに興味がわく教養コミックです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
これの口コミを見ている小学生がいたら、マジで小学生のうちに読んでほしい
これを幼い頃に読んでいたおかげで古典が肌を弾くことがなかった、古典に対する撥水性を無くしてくれる一冊!
原典はムズそうで今でも読めませんが!
今になって読み返すとさらに良い、「これも前世の親かもしれないのですよ」の段が好きすぎる。そうだよね。虫も蛇も苦手な人もどんなものも前世の親かもしれないもんね。
オペラ入門を読んだ時と同じ感想をここにも書くが…
人間は結局、
メロドラマ&痴情のもつれ、サスペンス&グロテスク、刺激&ゴシップが好きなんかーいとツッコめるようになる一冊。
Posted by ブクログ
今、大河ドラマ、光る君へを見ているので、紫式部、藤原道長、清少納言、安倍晴明にはとても興味があり、楽しく読ませていただきました。コミックなので読みやすいですし、吉田兼好や、ヤマトタケルなど、自分は名前だけ、作品名だけしか知らないのだなあと、日本人なのだからもっと知るべきだと。それに、古典も、ユーモアがある話も結構あるのだなと思いました。
この本は娘が中高生の時に買って読んだものが本棚にあり、手を取ってみました。
Posted by ブクログ
(2024.02.06)
これまでに何回も読んでいるが、大河ドラマ「光る君へ」が始まったのでまた再読。紫式部、清少納言、藤原道長、安倍晴明などが紹介されていて、大河を観る際のよい予習になると思うが、ある意味ネタバレを読んでしまったような気持ちにもなった。
扱っている作品は教科書に載っているような有名作品が多いし、ポイントをおさえていてわかりやすいし面白い。
この本を読むとしばらく古典ブームになる。
この本に登場する人物の中では菅原孝標女が好き。『源氏物語』を夢中になって読む姿に共感。『更科日記』は江國香織の訳を書店で見かけたのでぜひ読んでみたい!
面白い
古典はかなり苦手意識があったのですが、ひとつひとつ重すぎない解説付きで楽しく描いてあって、最後までサラッと読めました。導入にはかなりおすすめです。
Posted by ブクログ
人気コミックエッセイ『日本人が知らない日本語』の著者である蛇蔵さん・海野凪子さんコンビによる日本文学コミックエッセイ
あとがきに、日本語学校で教えている凪子さんが授業の中でも日本文学について話すことがある、ただし受験に出るわけではないから私(凪子さん)が面白いと思ったところを紹介するということを聞いた蛇蔵さんが互いに古典文学の面白いと思ったところを話し合ってできたのがこの本だと書いています。
そのため、古典文学について網羅しているわけではなく、お二人が面白いと感じたところをつまみ食い的に紹介されています。
授業の中では暗記事項と紹介されがちな古典文学ですが、この本を読んでいると、当時生きていた人たちの考えや思いが生き生きとして伝わってきて、親しみが湧いてきます。
二人の着眼点でネタが見つけられているので『日本人が知らない日本語』シリーズが楽しめた方なら、きっとこの本も楽しめるのではないでしょうか。
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清少納言や紫式部、鴨長明などの
昨日と人柄などをマンガでわかりやすく書いてあって
楽しい!
4コママンガも嬉しい。
古文が苦手な子にも
読ませてみたい一冊。
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紫式部はあほの子のフリをしていたとか、清少納言の推しは『宇津保物語』のキャラ仲忠くんだとか、源頼光は平安モンスター・ハンターだとか…
古語を見ちゃうとわけわかんなくて敬遠しがちな古典文学も、作者の人物像ひっくるめて知ると親しみが湧きます!
漫画家さんが普段はどんな人でどんな生活してるのかを知ったときの感じ…に似てるかも。
ほえ〜、ふ〜ん、と読みながら、予備知識が増えていく。
そんな、楽しみながらためになるおすすめの1冊です。
Posted by ブクログ
『日本人の知らない日本語』のスピンオフ。枕草子、源氏物語、更級日記などのエッセンスと作者のエピソードに触れられた。原典にも手を伸ばしてみたくなった。
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Facebookの広告で見かけたので購入.文学といわれても,中学時代の文献名と作者の暗記しか記憶がなく,この本で取り上げられている作者とその文献およびその背景を少しでも知ることができた.
Posted by ブクログ
とにかく楽しい本。どこまでも古典に親しみやすくなる様式で、あれも読みたい!これも読みたい!と思ってしまいました(笑)また、絵が可愛いのも魅力です。1番気に入ったのは安倍晴明の話ですね。
Posted by ブクログ
今も昔もそんなに人間って変わってないなと感じた。古典の教科書には載っていない作者たちの素顔に触れ、国語の授業で習って以降、手に取っていなかった清少納言や紫式部の作品に手を付けてみようかなと思った。
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学生時代に暗記したものの完全に記憶の彼方だった古典について、わかりやすく親しみやすく書かれている漫画。作者の人となりがわかるとより興味がわく。更級日記と徒然草は是非読んでみたくなった。
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絵はかわいいし、現代風にアレンジされてて笑いどころ多い。2011年発売だけど、2025年に読んでも面白い。やっぱり古典は不変だからかな。
各キャッチフレーズもキャッチャーだし。この人のことや作品をもっと知りたいと思わされる。菅原孝標女さん、私もきっと良いお友達になれそう。
Posted by ブクログ
こちらの書はコミックエッセイと例えれば良いでしょうか? また、難しい漢字(漢文)にはフリガナがふられているので比較的、読みやすいと思われます。
トップバッターは女流作家から始まり他にも有名な学問の神様、陰陽師、番外編、古典や四コマ漫画などもあります。面白く為になる1冊!
Posted by ブクログ
古典文学は全然触れてこなかったので、何もかもが新鮮で面白かった。
古典読んでみるかな?
蛇蔵&海野凪子のコンビなので、内容は文句なし。
漫画とエッセイで古典文学をわかりやすく解説。
こういうのから興味持つってのもいいものです。
このコンビの他の本はあるのか?(日本語の本は4冊全部持ってる)
Posted by ブクログ
ツッコミ満載で笑える古典紹介。漫画とコラムで日本の古典を紹介しているのだけど、作品の内容より人物のほうに重点を置いていて、どの人物にも親近感が湧く。
特に菅原孝標女の「更科日記」と吉田兼好の「徒然草」を読んでみたくなった。夢枕獏さんの陰陽師シリーズを読んでいるので、安倍晴明が出てきたのも嬉しかった。巻末のこぼればなしも良かった。
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コミック寄りと思いますが一応(?)ジャンルは文学。
キャラの会話や行動や残した文章・歌などが現代風に超意訳されています。そういう意味では親しみやすいのでは。
そしてそのキャラに著者がところどころ突っ込んでいるところも面白い。
きちんと取り上げるキャラの周辺人間関係図が掲載されているところがいいですね。
気軽に読める文学コミックです。
Posted by ブクログ
気になってたやつです!古本屋で見つけたから買ってみた!
自分は古典ゼミだったのでどれもこれも面白く読めましたが、一切興味がなくて…という人にはどうだろう?ただ、とってもわかりやすいです。浅すぎず深すぎずといった感じ。
メインでとりあげられているのは、
清少納言『枕草子』より
紫式部『紫式部日記』より
藤原道長『御堂関白記』より
安倍晴明『大鏡』より
源頼光『今昔物語集』より
菅原孝標女『更級日記』より
鴨長明『方丈記』より
兼好『徒然草』より
ヤマトタケル『古事記』より
やっぱり古典て面白いよなぁと思いつつ。
これを読んでも清少納言がやはり魅力的すぎて『枕草子』読みたいなと思うんだけど、いざ読んでみるとやっぱり長くって結構ダルかったりするんだよね(笑)
Posted by ブクログ
著者の『日本人の知らない日本語』を1~4までずっと楽しく読んでいて、次が出ていないか本屋さんで探していたらこの本に出会いました。
この本では、有名な日本文学とその著者の面白そうなところだけをピックアップしてマンガにまとめています。あとがきに「この小さな窓から見える景色を、どうか楽しんで貰えますように。」とあるように、この本だけで作品や著者のことを何でも分かった気分になることはできません。あくまでも小さな窓からのぞいてみて、興味をもった人はさらに本格的な本をどうぞという、きっかけを作ってくれる本です。
私自身がこの本で紹介されている作品や著者のことをよく知らないので、どの程度デフォルメして紹介されているのか何とも判断しがたいのですが、なかなかユニークなエピソードが多いです。私が一番面白かったのは、藤原道長の有名な「この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」という歌を、本人は記録に残してないということ。仲の悪かった部下が日記に書いたせいで今に残っているというのは何とも気の毒な話です。
Posted by ブクログ
さくさく読めて、しかも笑える!作品ではなく作者を知ることで、その作品への興味も湧いてくると思う。言葉が今と違うだけで、人間が考えることは1,000年経ってもほとんど変わらないんだな~としみじみ思った(笑) 古典文学へのきっかけ本なので、中学生辺りが読んでおくといいと思う。さっくりしすぎて物足りないので、ぜひもうちょっと高い濃度で他の作品についても描いて欲しい。
Posted by ブクログ
日本文学に登場する主人公や文学作品の作者にスポットをあてた入門書的な漫画です。興味を持てば、それぞれの作品にまつわる書籍を手にすれば見識も広がります。日本人なら一読しておきたい作品ばかりです。まだ読んだこともない私にちょうど良い一冊でした。
Posted by ブクログ
今『光る君へ』を観ていて平安時代のことを知りたくなってオススメに出てきたこちらを拝読。
まずはライトなものからと思って読んだのだけど、わかりやすくておもしろい。ちゃんとどんな物語だったのか読んでみたくなるようなお話でした。
本当は電子書籍で購入しました。
Posted by ブクログ
コミックだからを前提にして わかりやすいというより
おもしろいというか 。思ってた人と違うと思うのは ありだなと。これはこれで いいとします。
Posted by ブクログ
日本人の知らない日本語のコンビの本。
作者の紫式部ってどんな人って想像しない質問。どんな人とか、考えたこともなかった。
まずは更級日記から読みたくなった。
Posted by ブクログ
中学生時代、高校時代に、学校の授業で触れた古典は、非常にとっつきにくい印象を与えるものであったし、何が面白いねん、という感想であった。
しかし、この本においては、古典文学に登場する人物や作者にスポットを当て、分かりやすい漫画で、コミカルに、紹介する。清少納言や菅原孝標女、兼好の話が、特に面白かったかな。
これって今も言えることだなあとか、逆に、とんでもないことする人だなあとか、登場する人物や作品に、親近感や面白みを感じる。
とっつきにくい印象のあった古典の世界だが、この本は、その世界を知る良いきっかけを作ってくれた。
Posted by ブクログ
日本古典文学の一部(有名どころ)を作家主体で漫画で紹介
絵もわかりやすくていいと思う
清少納言・菅原孝標女・源頼光・安倍晴明
紫式部・藤原道長・鴨長明・兼好・(なぜか古い)ヤマトタケル
いろいろ本とか読んで知ってるつもりだけど、
イマイチ身についてない古典の知識や人物像だけど
整理されて書いてあるし漫画で読みやすいので
なんとなく、けっこうわかってきた気がする