松波晴人のレビュー一覧

  • ビジネスマンのための「行動観察」入門

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    大阪ガス行動観察研究所所長である松波氏の著書です。

    「行動観察」とは、現場で人の行動を観察し、そこから科学に基づいた解決策を提案し、実現するものだそうです。
    近年、ビジネスの世界にも導入され成果をだしているそうです。

    この本のタイトルは、「行動観察」入門ということになっていますが、行動観察の説明は序盤のみで、後は著者が取り組んだ実際の事例の紹介が主となっています。

    まだまだ歴史の浅い分野なので、体系的に整理できておらず、現在進行形な部分も多いため事例の紹介が多くなるもの仕方がないと思います。

    その分、テーマが幅広く、読み物として面白くなっています。
    また、理論的ではないですが、観察内容

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    2015年04月15日
  • 「行動観察」の基本

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    「行動観察」の基本と有益性はこの本を読めば大体わかる。方法についても若干触れてある。

    今後は、従来のマーケ手法とどうミックスしていくかを考えていきたい。

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    2015年01月01日
  • ビジネスマンのための「行動観察」入門

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    “Think out of the box.”全くその通りだと思いました。
    同じ行動を繰り返していては、視野は次第に狭くなり、発想も凝り固まっていくものなのかもしれません。フットワーク軽く、好奇心旺盛に。大切なことですね。
    優秀な営業とは、テクニックもさることながら、基本的な人としての素養がしっかり備わっていてこそです。
    うまく自らの行いに取り入れていきたいものです。

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    2014年12月08日
  • ビジネスマンのための「行動観察」入門

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    初読では、前半の淡々と著者の行動観察の事例にあまり、進まず積ん読状態になったが、再度読み出して、中盤から非常に面白くなってきた。

    行動観察に必要なのは、
    「自分の価値観から自由になる」
    「人間についての知見をもつ」
    2014.11.14

    再読。事実をありのままに捉える。行動心理学などのアカデミックな知見から解釈する。仮説を立てる。仮説を基にソリューション案を出す。仮説の検証。
    2015.11.13

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    2015年11月13日
  • 「行動観察」の基本

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    ネタバレ

    ITによる情報社会、多様化したニーズの成熟社会にある現代では、ニュートン科学的な100%の正解、経験や勘が通用しない状況もあり、ダーウィン的に変化に適応するソリューションをリスクを負いながら実行していく必要がある。そのためには行動観察により現場のファクトに接し、的確なインサイトからソリューションを導き、イノベーションに結びつけること。変化の激しい時代に生き残る知的な勇気をもつことを具体的な事例を通じて丁寧に示してくれる。
    14-25

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    2014年03月01日
  • 「行動観察」の基本

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    -行動観察のステップ
    観察、分析、ソリューション

    -行動観察において大切な「FIRE」
    Fact; 事実
    Insight; 洞察
    Reframe; 枠組みの再構成
    Extensive Knowledge; 幅広い知見

    -知見の学問分野
    人間工学、エスノグラフィー、環境心理学、社会心理学、
    表情分析、進化心理学

    -行動観察のプロセス
    1.発見する; 行動観察
    2.再構築する; フレームワーク作り
    3.着想を得る; アイデア出し
    4.創造する; ソリューション

    -「ジョハリの窓」が示す4象限

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    2014年02月17日
  • 「行動観察」の基本

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    行動観察を通して、ファクトを収集し、ナレッジを通じて、インサイトを得る。
    リフレームし、イノベーションを起こす。
    そのためには、知的な勇気が必要。

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    2014年02月11日
  • ビジネスマンのための「行動観察」入門

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    行動観察により、現場を改善していく事例がたくさんあり、現場に寄り添って改善を見つけていく手法も参考になりました。事例も興味深い内容ばかりでした。特に優秀といわれる営業マンの事例はためになりました。
    自分は今まで如何に観察できていなかったか痛感して、行動を観察することで改善案をたくさん見つけることができることに気づけました。素敵な本です。

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    2025年02月22日
  • ビジネスマンのための「行動観察」入門

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    行動観察は得意な人と苦手な人がいて、
    たぶん自分は得意なほう。
    だから、ふんふんそうだよね、と読みながらはいたものの
    ここから手法を取り入れるのは難しいんじゃないかなーと思った。

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    2021年11月05日
  • ビジネスマンのための「行動観察」入門

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    ネタバレ

    大半が事例紹介に割かれておりこれだけでも参考になることは多い。同時に当たり前のことをソリューションとして提案しているように見えるも具な観察により分析された根拠に基づいている。
    観察は「よい仮説」を導く為行われるが、その為には1.価値観から自由になること、2.人間についての知見を充実させることが必要でここが最も難しいと感じた。
    行動観察員のノウハウに依る所が大きいと感じるも、客目線を徹底し当事者自らが改善の意志を持つように出来るかが変革を行う上で大切である。

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    2021年08月12日
  • ビジネスマンのための「行動観察」入門

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    サイエンスでは信頼性と妥当性の両立が求められるがビジネスでは妥当性とスピードが求められる。十分なnによる仮説の検証ではなく,現象や実態を十分に観察し妥当な仮説を生成し,それを現場のソリューションに結びつける。
    心理学の知見はどれも完全ではないが,自説に関連付いている知見を積極的に援用するところが興味深い。心理学って役に立つと思わせる。研究者は知見で説明できないことは知見の妥当性を下げると認識しがちだが,実践者は知見で説明できることがあればその知見は妥当だと認識する傾向があるのかもしれない。同じ現象でもどう捉えるか,どう見せるか,どう意味づけるかをこの本でも繰り返し述べられる。

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    2021年01月04日
  • ビジネスマンのための「行動観察」入門

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    論理的な内容の記載もあるのだが、メインとしては実戦の中での奮闘記、事例集、エッセイというニュアンスが多め。

    その中でも、なぜ観察が必要か?良質な仮説を得るため。
    売れる営業と売れない営業の違いは何か?言語化できる基本行動と応用が必要な個別最適化、その前提となる営業としての心構え、顧客思考が必要という抽象化のプロセスが参考になった。

    仮説を裏付けるために多くのサンプルを検証するという一方で、仮説を導く出すために少ないサンプルをじっくりと観察するという考え方は面白かった。また、仮説を導く出すために判断を保留するという態度は、普段の生活においても必要な姿勢だなと感じた。

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    2020年05月24日
  • 「行動観察」の基本

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    行動観察は「どういう手順でどういうことをするのか」より「どういうマインドで取り組むか」のほうが重要である。

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    2018年10月13日
  • ザ・ファースト・ペンギンス 新しい価値を生む方法論

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    いつでもアンテナはって気づきを得ること
    ちょっと違う角度が大切
    普段の何気ない生活も意識しながら過ごしてみようと思った

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    2018年08月28日
  • ビジネスマンのための「行動観察」入門

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    行動を観るだけでなく、観た結果、察するところまでもっていくことで、
    モノゴトのあるべき姿や性質を見極めて、課題を抽出する。

    入門書ということで、あくまで紹介ベースの内容しか記載されていない。
    これを読んだからといってできるようになったり、
    行動観察のためのフレームワークが身についたりするわけではない。

    まずは知ることが第一歩ということで。

    (以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
    ○ 「家事は達成感がないですね、私の中では」
     「褒められようなんて思ってないです。主婦になったら家事は宿命ですよね」
     家事に達成感がないという言葉には重みがあった。
     家事は毎日続く仕事である。しかも終わり

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    2016年12月23日
  • 「行動観察」の基本

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    行動観察の入門書。


    最強の者でも、最も知的なものではなく、最適な者が生き残るというダーヴィンの思考と
    100点をミスなくこなすニュートンの思考。
    今の時代は100点満点を目出すのではなく、最適を目指し生き残っていく。正解は無いのだからリスクを恐れずにチャレンジしていこう

    といった、行動観察のきっかけ作りになる本でした。


    「サービスの基本は人間を知ること」
    結局、データで素晴らしい成果を証明していたとしても、
    体験としてイマイチな実態なのだったら、品質は良いとは言えない。

    人の特性を知れば知るほど、無意識の行動・感情的な判断で動いていることがわかる。

    だから「場の情報」を大切にする

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    2016年07月31日
  • 「行動観察」の基本

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    量的調査からインタビュー調査、そして行動観察へとマーケティングは顧客である人をより身近に知るべきであるという観点の元に語られている。大学における学生への関わりもこの流れを踏襲しており、行動観察の手法は今後取り入れていく予定である。アカデミックな観点よりもビジネス的な観点で語られた本書であるため、研究倫理や個人情報の保護などの研究活動を行う上での必須事項については、別の本で学ぶ必要がある。非常に参考になった。

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    2016年03月15日
  • 「行動観察」の基本

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    ネタバレ

    ・モノではなく経験を求めている
    ・成長企業は業績不振を内因を探る(コントロール可能な範囲で何が起きているのか、改善できない模索する)
    ・自分の行動は自分の口で説明できない(5%しか言葉にできない)

    ・アンケートでは「社会正義バイアス」がかかっているので信用できない。
    ・行動観察に重要なのは「ファクト事実」「インサイト洞察」「リフレーム枠組みの再構築」「ナレッジ幅広い知見」

    ・場の情報、という考え方
    情報は現場に行かないとわからない。

    ナレッジのため方
    人間工学エスノグラフィー(フィールドワーク)、環境心理学、社会心理学、進化心理学

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    2015年09月22日
  • ビジネスマンのための「行動観察」入門

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    行動観察に対しては非常に興味が出た。
    本書は筆者が過去に行ったワーキング事例を具体例としてあげながら行動観察を説明しているので、内容は分かりやすいし、行動観察をすることで何が分かるのかという点は明確だ。
    ただし、行動観察の具体的な調査手法についてはあまり触れられていない。「行動観察って何を調べる調査なの?」が知りたい人は是非本書を読むべき。ただし、「どうやってやるの?」が知りたい人にはあまり有益にはならない。

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    2015年04月11日
  • ビジネスマンのための「行動観察」入門

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    行動観察とは?

    →必ず現場に行って、人間の行動を観察し、根拠のあるソリューションを提案する
    人間の情報処理能力は限られているので、情報が増えれば増えるほど逆に伝達されない可能性が増える
    お客さんと企業のギャップを見つける

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    2015年02月08日