松岡享子のレビュー一覧

  • 子どもと本

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    文字をもたない民族は口承で伝える力があるため、いくつかの物語を暗誦できる。しかし文字を覚えてしまった途端、それができなくなってしまう、という話が印象的でした。アイヌ民族もそうだったなと。

    "文字を習得することで失う力"。
    そこから筆者は、早いうちから読み書きを学ばせることの危惧と、子どもたちへの読み聞かせの重要性を説くわけですが、考えが斬新で、新しい視点を得ることができました。

    「昔話」のくだりもとてもよかった。


    ただ全体が筆者の「伝えたいこと」や「思い」にフォーカスされてしまっていて、ある種、かたよった育児ハウツーっぽくなってるのが、少し違和感でした。

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    2023年06月24日
  • えほんのせかい こどものせかい

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    読み聞かせクラブの先輩ママにお借りしました。素直に、飾りげなく、そして心を込めて。そんなスタンスでお話会が出来たら、とても理想的です。あと、作品の意図やねらいを意識しすぎて、選書で誘導している傾向が自分にはあるなと反省。もっと自由に感じるまま絵本を楽しんでいいんだと、ちょっと肩の荷が下りる思いがしました。

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    2022年10月15日
  • えほんのせかい こどものせかい

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    「心が今日感じ取ったことを、頭が明日理解する」というフレーズが印象に残りました。

    こどもたちが幼稚園生くらいの頃に出会えていたら、絵本の読み方も変わっていたかもしれないと思いました。

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    2018年08月06日
  • 子どもと本

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    もっと早くに読みたかったな~と思ったけど2015年刊行ならその時すぐに読んでても同じこと言ってたな。
    *の説明が巻末にあるってなってるけど、どこ?ないんですけど。
    落丁なのだろうか。
    内容はいいけどそこが気になっちゃので集中できなかった。

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    2018年06月26日
  • くまのパディントン

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    テーブルに乗って鷲掴みでケーキを食べたり、お風呂の水を溢れさせたり、電車やデパートで大騒ぎを巻き起こしたり。
    パディントンが巻き起こすことのほとんどは、本来だったら大人から怒られ、叱られることばかり。
    だけど心配こそされるものの、みなパディントンを庇うし、守ろうとする。
    そういうところから、この本は子どものすべてを肯定している子どものための本なんだな、って思った。

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    2016年03月09日
  • くまのパディントン

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    映画Paddingtonの試写を観る前に読みました。チェブラーシカを思い出します。バディントンはペルーから英国へ、チェブラーシカもオレンジが収穫できる暖かい国からロシアへやってきました。そしてなぜかふたりともオレンジ(パディントンはマーマレード)が好きで、最初に探しているのは、おうちやお友だち。パディントンは人間のブラウン夫妻と、チェブラーシカはワニのゲーナと暮らし始める。ふたりの名付けられ方も単純!パディントンはブラウン夫妻と出会った場所を示す駅名であり、チェブラーシカはなんだか分からない生き物という名前。ふたつを比較して読むととても面白いです。

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    2015年12月25日
  • くまのパディントン

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    児童文学だけど、訳が昔風なので未就学児にはちょっと難しいかもしれない。「暗黒の地ペルー」とか…。パディントンて、とても正義漢(正義熊?)なんだね。

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    2013年04月06日
  • くまのパディントン

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    ペルーから密航してきた子グマのパディントンをブラウンさん一家がひきとる話

    くまー!!
    幼稚園児くらいの大きさかなぁ
    かわいい〜!

    頭もいいし
    礼儀正しいんだけど
    トラブルメーカーで
    海や劇場やデパートや駅や、行く先々で騒動を起こす‥

    けど悪気はないしかわいいから(?)
    みんなに愛される

    かわいいなぁくま!

    なんか有名なくまらしい・・知らなかったけども
    DVDとかあるみたいだから、ちょっと見てみたいかも~
    くまー

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    2012年10月04日