【感想・ネタバレ】子どもと本のレビュー

あらすじ

財団法人東京子ども図書館を設立、以後理事長として活躍する一方で、児童文学の翻訳、創作、研究をつづける第一人者が、本のたのしみを分かち合うための神髄を惜しみなく披露します。長年の実践に力強く裏付けられた心構えの数々からは、子どもと本への限りない信頼と愛が満ちあふれてきて、読者をあたたかく励ましてくれます。

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Posted by ブクログ

あ、なんかうまく言えへんけど、こういうのが本来の「本」やったんちゃうかな、とか思った。静かやけど、伝わってくるものがある。ぜんぜんいやらしさもなく。このひとが書くと、絵本ってそんなにいいものか、とかって思ってまうもん。子どもの発達についての知識もちゃんとあって、信頼できる。文字の大きさとかも、ぜんぶがよく見えた。いい本に出会えた。

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2015年10月24日

Posted by ブクログ

やや時宜は逸したが、追悼の意も込めて読んでみた。
いかに子どもと本を愛しているかが伝わってきた。
私も子ども時代に読んだ本や図書室の匂いなんかを思い出して、なんだか胸がキュっとなりながら読み進めた。
子どもの名前を使った創作語り聞かせ、娘がもう少し大きくなったらやりたいな。

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2022年03月01日

Posted by ブクログ

子どもと本の接し方や,昔話の分析等,目から鱗が落ちるような内容.著者の子どもと本との両方の愛が伝わる.

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2015年12月03日

Posted by ブクログ

文字をもたない民族は口承で伝える力があるため、いくつかの物語を暗誦できる。しかし文字を覚えてしまった途端、それができなくなってしまう、という話が印象的でした。アイヌ民族もそうだったなと。

"文字を習得することで失う力"。
そこから筆者は、早いうちから読み書きを学ばせることの危惧と、子どもたちへの読み聞かせの重要性を説くわけですが、考えが斬新で、新しい視点を得ることができました。

「昔話」のくだりもとてもよかった。


ただ全体が筆者の「伝えたいこと」や「思い」にフォーカスされてしまっていて、ある種、かたよった育児ハウツーっぽくなってるのが、少し違和感でした。

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2023年06月24日

Posted by ブクログ

もっと早くに読みたかったな~と思ったけど2015年刊行ならその時すぐに読んでても同じこと言ってたな。
*の説明が巻末にあるってなってるけど、どこ?ないんですけど。
落丁なのだろうか。
内容はいいけどそこが気になっちゃので集中できなかった。

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2018年06月26日

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