上野歩のレビュー一覧

  • お菓子の船

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    タイトル、表紙の絵に惹かれて読んでみたので、まさか戦争が絡んでくる話だとは思ってなかった。
    海軍の話や、所々に入り込むノンフィクション部分がとても勉強になりました。
    原宿にある、東郷神社へぜひお参りに行ってみたいです!

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    2025年10月08日
  • お菓子の船

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    NHKの「グレーテルのかまど」での特集回を見て給糧艦・間宮を知った。
    この番組内でも間宮は海軍のアイドルという紹介をされていてアイドルという一見戦時中にはそぐわないような言い回しがとても印象に残っていた。
    厳しい訓練や戦いのなかでひとときでも癒しの存在があったことが救いだなと思った。
    だたお菓子の物語を読みたくて手に取ったこの本でまたこうして間宮と再会できたことが嬉しかった。

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    2025年08月04日
  • 葬る

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    『葬る』…親しい人を見送った経験のある人は、少なからずこの問題に向き合ったことがあるはずだろう。お墓や霊園、納骨堂での埋葬に限らず、樹木葬や散骨、手元供養など、時代とともに葬法の考え方も家族のあり方も移り変わっていく。

    主人公の麻依は、鎌倉にある石材店の娘であり、墓石を売るのが仕事だ。彼女が25歳からいまの令和5年に45歳になるまで、様々な葬儀の依頼の中で会社を立ち上げていくのが、いくつかのエピソードで描かれている。

    麻衣の会社もそうだが、葬儀会社などの事業者側からは、『散骨』はビジネスになると取組を始めることも多くなったようだ。調べたら2021年に事業者向けガイドラインまで厚生労働省から

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    2025年03月04日
  • お菓子の船

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    タイトルと表紙で「読んでみよう」と手に取りました。
    初めて読む作家さんだったので、面白いかとっても不安でしたが、読み始めるとどんどん次が気になって読み進めてしまいました。
    「祖父のどら焼きを作りたい」という一心から精一杯修行し、祖父の経歴を辿ったりと場面や時間、時代が移り変わっています。
    本当に実在した給糧艦「間宮」そして間宮羊羹を題材とした物語と知って、とても驚きました。
    戦時中にこんな船が実在したなんて、兵隊さんたちはとても心待ちにしていたことが伝わってきました。
    そして主人公ワコの祖父川本を指導してくれたトメさん、何と会津出身とのこと。どうりで聞き慣れた言葉だなぁっと思いながら読んでおり

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    2023年08月09日
  • お菓子の船

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    祖父徳造のどら焼きを求めて精進するワコ。給糧艦間宮で戦地の兵士のために作られた間宮羊羹、その先の戦後復興で作られたどら焼き、間宮の思い出や徳造や曽祖父も思い出を共有する人々に支えられて、ついに辿り着く風景の見えるどら焼き。間違いなく絶品の物語でした。

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    2023年08月03日
  • お菓子の船

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    残念だけど、僕には見えない。
    でも、大好きな菓子はある。

    この本を読んで、子供の頃に食べた時の気持ちとか、家族との団欒をおもいだしました。

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    2023年04月07日
  • お菓子の船

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    面白かったです。大変なこともたくさん起こるのに、さらっと過ぎていく。主人公のワコが強いから。力強く、最後まで引き込まれた。

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    2023年03月20日
  • 料理道具屋にようこそ

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    お仕事、料理、店復興、人情、相棒、成長、いろんな要素をうまく組み合わせて自分の型を持つ作家さんだ。当然物語はおもしろくなる。お仕事小説!

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    2022年12月14日
  • 料理道具屋にようこそ

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    60歳を過ぎても、主人公が20代の青春小説を楽しめました。いわた書店で購入。この著者の本をもう少し読んでみようと思います。

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    2022年04月24日
  • キリの理容室 無料試し読み版

    購入済み

    キリの成長が読んでて感動します

    主人公キリの理容師および人間としての成長が読んでて感動してきます。将来の夢の実現、自分の技術の修得、そして学校同級生との恋心など、さまざまな体験にもまれて生きる彼女の姿は立派だと思います。

    #感動する #胸キュン #ハッピー

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    2022年02月01日
  • キリの理容室

    匿名

    購入済み

    スラスラ読める

    理容室のタイトル通り、カットやシェービングの説明がされていたりして興味深い部分もあり、文章も難しい表現等はなく、軽い読み物として楽しめた。只、理容室に勤めて始めてから、そんなに短期間で独立開業できるのかとか、突っ込むところは所々ある。

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    2025年09月04日
  • お菓子の船

    ネタバレ

    勇敢なデンゲル

    評価4
    とても感動しました。
    やはり主人公のデルゲルの勇気は誰よりも強く、たくましかったです。
    ですがマイナス星があるのはやはりザンディアーがなぜデンゲルを裏切ったから理由を明らかにしていないからです。

    #怖い #胸キュン #萌え

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    2025年07月02日
  • お菓子の船

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    菓子職人は、戦争中も餡子を炊くしかない。それを取り上げられたら、死ねというようなものだ。
    主人公やその祖父、その周辺の人々が、自分の生業にしっかりしがみついて追究していく姿。私自身は器用で比較的なんでも出来てきたので、真摯に仕事を選んでこなかった。面白い仕事、やりがいのある仕事、社会的影響のある仕事、勉強ができることで違いが出る仕事。負うリスクやストレスが大きいと給料が多い。その程度。
    自分だからこそできる役割を果たしつづけようと思ったことがあるだろうか。上記の中ではあるが、しがみついて追究するものではなく、結局手放してしまった。
    人生残りをどう生きるか、その大事なヒントを頂いた気がする。

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    2025年03月19日
  • お菓子の船

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    一気に読み終えた。丁寧に作られた和菓子を食べたくなった。
    小6の娘に勧められて読んだ。娘にとっては戦争の描写が驚き(ショック)だったとのこと。小説を通して戦時を知るきっかけになった様子。

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    2025年01月17日
  • 鋳物屋なんでもつくれます

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    20-30代におすすめしたい小説。

    鋳物って正直全然わかってなかった。
    同じく全くピンと来ない人には読んでみてほしい。

    ルカの経営転換ははっとさせられる。

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    2024年11月06日
  • 葬る

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    色々な葬り方がありますが、僕は墓に入りたくないです。出来れば海に散骨して貰いたい。百歩譲って土に還りたいです。どこの墓とか関係なく狭い空間に入れられるのが嫌だし、墓参りにも全然来て欲しくないので、根本的に墓要らないです。
    そんな色々な人々の心にある人生のフィナーレを考えさせられる本です。

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    2024年09月03日
  • 料理道具屋にようこそ

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    料理道具・料理を軸とした主人公(達)の成長物語に、軽い味付け要素が程よくブレンドされていて読みやすかった。
    前向きにのみ進んでいくのも、あまり考えず楽しく読みたい気分に合っていました。

    ネジ屋とか型屋といったタイトルの本を出されていて気になっていた初読みの作家さん。他のも俄然読んでみたくなりました。

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    2024年06月27日
  • お菓子の船

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    おじぃちゃんのどらやきを目指して和菓子職人として一途に菓子と向き合う姿に感銘を受けた。
    女性の和菓子職人がめずらしい頃に頭角を表して…という成長物かと読み進めていくと第二次世界大戦の海軍の話へ。
    間宮が攻撃されて惨状が描かれているところは、お菓子の船というタイトルとかけ離れてない?と思ったけど、実際にあったことなんだと真剣に読んだ。
    こんなお菓子の船はもう作ってはいけない!と深く心に刻んだ。

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    2023年08月24日
  • お菓子の船

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    お菓子の船どら焼きの秘密甘いものが大好きな私はとても楽しく読めました。和菓子の職人になるのを反対していた母が祖父の気持ちを知る優しい人だったのは叔母と母が店番するというありがとうがいきかうお店もうそんなお店にぜひ行ってみたくなりました。

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    2023年05月04日
  • お菓子の船

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    和菓子を今すぐ食べたくなる世界感。そして戦争のこと。通常結びつかないことが、交差して興味深く一気に読むことができた。

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    2023年04月02日