黒谷知也のレビュー一覧
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鶏と犬・猫と夢の話
3篇です。
最初はは俗物的。残り2篇は夢のような話です。夢・幻か、現実なのか、読んでからのお楽しみです。
現実的な話から、抽象的な話に移っていきます。勝手な解釈です! -
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本への想い
主人公が巨大な書棚に囲まれた図書館に入る。図書館ではその人が読みたい本を提供される。といった感じで物語が進みます。
40頁ちょっとの短編なので多くのことは書いてませんが、静かな気分で読む本と思います -
ネタバレ 購入済み
生と死と死
本を媒介にした物語、3篇。
一作目は命の誕生を、
二作目は残された人の想いを、
三作目は命への畏敬の念を、
表現しているように思えます。
短編ですが、ゆったりした気持ちで読むも本と思います -
ネタバレ 購入済み
本との出会いをつなぐ
書店でブックアドバイザーとして働く女性が主人公のお話の第一巻。
主人公の波山個間子(はやまこまこ)は本屋の青ひげブックスで働く書店員。
それだけではなくブックアドバイザーとしても在籍している。
本が大好きで書店で社割を使って購入するだけではなく図書館で借りて読むこともしばしば。
ある日新人がお客さんからタイトルの分からない本がどこにあるか聞かれたが答えることができなかった。
後日彼は波山に聞いてみたところ彼女は一つの可能性にたどり着く。
お客さんが内容を微妙に覚え間違いをしていたので言った通りのワードでは検索に引っかからなかったのだ。
それも含めてその後来店したお客さんに説明 -
匿名
購入済み難易度が高い
どうにも、自分にはこの話は難易度が高いようだった。
これを読み続けたら、何かが壊れてしまう感覚があった。
夢野久作作品を読んでいる感覚に近いだろうか?
読み続けることへの恐怖。
夜に読んでは悪夢をみるような感覚。