【感想・ネタバレ】幸福はアイスクリームみたいに溶けやすいのレビュー

あらすじ

12篇の現代日常作品集。
式の直前婚約者が自ら命を絶ち、男は残される――「幸福はアイスクリームみたいに溶けやすい」
架空の透明な猫ネココが見える少女七実と、血縁のある女達――「血縁のある四人の女の午後」
私はあの頃自分の若さが嫌だったのです、未熟さが嫌だったのです――「谷後先生」
青は空の色、海の色、世界と繋がってる色――「海を見に行く」
他収録作「図書館の帰り道」「ひとり暮らしの大学生が泣いていた」「平日に、オープンテラスで」「自転車は晴れ」「甘党兄弟」「メモリーズ」「少女とカメラ」「書店員 波山個間子」
小学館IKKI新人賞単行本描き下ろし部門受賞作。

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Posted by ブクログ

コミティアで見かけるような傾向の、文学的な短編マンガ集。たとえばコミティア常連サークルRIMLANDの短編などとタッチや題材などはやや似ているが、比較してもう少し絵も緻密であり、独白が多く、演出が少なめで自然であるぶん、純文学的になっている。そのためにナイーブな読者に対するアピール度は低いかもしれないが、好感は持てる。長編が読みたい。

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2015年05月10日

Posted by ブクログ

前、読んだ漫画を
もう一度、読み直してみる巻 Vol.9


『孤独とはなにか?』を考える。
「お気に入りストーリー」は・・・”少女とカメラ”です!!!

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2019年05月11日

Posted by ブクログ

文学の香りが仄かに立って素敵だが、どうもモノローグばかりだなーと思っていたが、

厭だなあ。思い出を思い出したことが思い出になっていくんだな。

という台詞だけで、この一冊に出会えた価値がある。
凄い卓見だ。

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2017年02月26日

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