あらすじ
青ひげブックスで働くブックアドバイザー、波山個間子(はやまこまこ)が本を介して人々と交流します。
登場するのは実在の書物ばかり。
電子書籍特典
ラフ画、イラスト
感情タグBEST3
好き
本当にほのぼの淡々と進んでいくのですが、この空気感がなんとも言えず好きです。書店でお客様向けのアドバイザーが主人公ですが、本の紹介だけでなく、人との関わり合いも丁寧に描かれてて、心が暖かくなります。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
本との出会い、お手伝いします。
「青ひげブックス」で、ブックアドバイザーとして働く書店員・波山個間子。
接客はすこし苦手だけど、読書量と本の知識ならこの店随一。
お客様と本との出会いをとりもつために、本の世界を彼女は今日も歩きまわる。
【感想】
本との出会いをつなぐ
書店でブックアドバイザーとして働く女性が主人公のお話の第一巻。
主人公の波山個間子(はやまこまこ)は本屋の青ひげブックスで働く書店員。
それだけではなくブックアドバイザーとしても在籍している。
本が大好きで書店で社割を使って購入するだけではなく図書館で借りて読むこともしばしば。
ある日新人がお客さんからタイトルの分からない本がどこにあるか聞かれたが答えることができなかった。
後日彼は波山に聞いてみたところ彼女は一つの可能性にたどり着く。
お客さんが内容を微妙に覚え間違いをしていたので言った通りのワードでは検索に引っかからなかったのだ。
それも含めてその後来店したお客さんに説明しながらその本を差し出す。
欲しかった本に出会えたお客さんはそのまま購入するのだった。
書店員というと何年も働いていてなんでも把握している人もいればバイトで基本的な知識しか持ち合わせていないような人もいる。
波山を見ていると図書館の司書のようなちょっと学芸員ぽさも感じる仕事っぷりだった。
Posted by ブクログ
ブックアドバイザーとして働く書店員・波山個間子。
接客は、少し苦手だが、本の知識はこの店随一。
お客と本の間で広がる世界。
そして、彼女が、ヘルマン・ヘッセを読まない理由が明らかに...
彼女は、今日も新たな本を探し、歩きます。
Posted by ブクログ
ブックアドバイザーさんのお話ですが、
スーパーな人がお客さんのお悩みを解決する…というわけではなく、
主人公自身も本を読み、本に影響を受け、いろんなことを考えて…という
「本とともに生きること」を描いた作品でした。
主人公含め、キャラクターたちのドラマはこれからだと思うので、
この先、どんな作品がどのように絡んでくるのかが楽しみです。
そして、また本が増えそうな気がします(^^;。