師走ゆきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
やっぱ、このベタさはクセになるなぁ
庶民JKとお金持ちの美青年、この組み合わせはベタ、定番を通り越して、恋愛漫画だと使い古されていた感はあったが、師走先生くらい、恋愛ストーリーの組み方が上手いと、まるでありきたり感が生じなくなるから、感嘆の息しかでねぇ
大ジャンルで言えば、間違いなく、少女漫画に分類される、この『高嶺と花』ではあるが、むしろ、男のファンの方が多いんじゃないかな、と私は感じている
高嶺と花が、お互いに素直じゃないもんだから反発しつつも、相手のイイ所もちゃんと見ていて、自分でも異としないタイミングで距離が近づいていく展開は、どちらかと言えば、男の好みに当てはまっているな
高嶺が、イヤミで、口が悪く、常に無自覚で上から目線な割に、ここぞってタイミングでカッコよく決められない、そんな少女漫画の彼氏ポジションとしては残念すぎるキャラってトコが、きっと、男の読み手に僻みを抱かせず、逆に親近感を沸かせるんだろう。しかし、それだけじゃ恋路を応援しようって気にはならない。やはり、子供っぽい我儘が言動に多くとも、何だかんだで、社会の波に揉まれている大人、と納得させるだけの一面を持っているからこそ、恋路を応援したくなる。かく言う、私も、その一人だ
勉強会、風邪の介抱、外泊、夏祭りなど、発生する恋愛系のイベントもベタで、なおかつ、高嶺と花、その二人らしいオチになるトコに笑えて来てしまう
それでいて、恋愛漫画としてのお約束、今まで距離が近かった幼馴染が本腰を入れた事で三角関係になる、そこもブッこんできてくれるから、師走先生、好きだわ
最早、恋人をスッ飛ばして、夫婦みたいな間柄になりつつある高嶺と花、これから、二人をどんなトラブルが待ち構えているのやら。と言うより、友達思いだが、調子に乗り易い伊達男・ルチアーノが、何か、余計な事をしそう、と表現するのが正しいのかな?
お勧めの話は、やっぱ、高熱の所為で、変に素直になっちゃっている、弱体化状態の高嶺が堪能できる第13話だ。故障している高嶺にドキッとさせられつつも、どこか微笑ましいと感じて、寝ている間にキスの一つや二つ奪っちゃったりしないあたり、やっぱ、花の恋愛スキルはまだまだ低いか
この台詞を引用に選んだのは、颯馬が高嶺のライバルになるに相応しい、そう感じさせるものだったから。カッコいい大人のカッコよさが解かる、それは少年が男の階段を一つ上がった証拠。いやー、花を巡っての、高嶺vs颯馬のバトルが楽しみ -
購入済み
面白い
作中にも出てきますがまさに「ああ言えばこう言う」。主人公の花が素直で可愛いです。お姉さんもよく言えば素直です。が、デートがあるからお見合いをほったらかして、いま付き合ってる人と別れたら「やっぱり会ってみたい」と言い出すなんて身勝手!(そう際立つように書いてるんだと思いますが)でも実際にいそうだな、と感じるのはお姉さんの方でした。
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Posted by ブクログ
この『高嶺と花』、面白イイ少女漫画だ
がっつり、少女向きの内容だが、男も楽しめる
それは何故だろうか、王道だからだ
金持ちで、高飛車で、我儘で、数少ない長所を残念すぎる部分が塗りつぶしちゃっているけど、素の自分をちゃんと真っ直ぐに見てくれる相手への行為の表し方が、素直じゃなくて、的外れ、空回り気味なトコがむしろ可愛く思えてくる御曹司と、この年頃にしては珍しく、何があってもブレない自分をちゃんと持っていて、間違っていると思った事にはバカ正直に真正面からぶつかっていてしまう、ある意味、不器用な生き方しか出来ない負けん気が強すぎなJKの恋愛模様、これを王道と言わず、何と言う?
一巻の帯にある言葉は、間違っていない。確かに、少女漫画好きを自称するのであれば、この作品を押さえておかなければ、話になるまい
実際、今、私の中で、この『高嶺と花』は『こももコンフィズリー』(南マキ)に肉薄しつつある
王道のストーリーを支えているだけあって、師走先生の画力は高い。容姿に、キャラクターの個性がしっかりと出ている
また、この作品の魅力は、奇をてらい過ぎない展開の話に加えて、花と高嶺の会話にある
相手を打ち負かそう、相手を凹まそう、相手に弱みを握られないようにしよう、そんな意図が、自分を隠さないでいられる気楽さと共に、二人の発する言葉に籠められており、“聞いていて”笑えてくる
どっからどう見ても、相性が悪くないどころか、むしろ、ピッタリなのに、それを認めたがらない二人の青い若々しい、意地っ張りなトコロすら好い
また、花が、自分と高嶺の立場の差に気を使い、彼に迷惑をかける事を恐れて、無理に好感度を下げようとするけど、結局、自分の気持ちを偽りきれないトコも魅力的だ
2巻からは、高嶺の親友でもあるニコラも登場し、ますます、面白くなっていきそうだ。個人的には、作中でまだ滲み出てもないが、花、高嶺、ニコラで定番とも言える三角関係になるよりかは、花の親友である光子と彼が、ちょっとしたアクシデントがキッカケでイイ関係にならないかな、と期待してる
この作品の中で特に喰えない、高嶺の祖父・鷹羽蒼天氏が今後、どんな孫弄りを行うかも楽しみだ
加えて、オマケ四コマ漫画も充実しているのは、一漫画好きとしてシンプルに嬉しい
1、2巻ともにグッと来る話ばかりだが、やはり、掴みとしてバッチリであった「第一話」を私は推す。起承転結がしっかりしていて、ラストでしっかり話を纏め、第二話に繋げているトコは見事
この台詞を引用に選んだのは、高嶺らしさが特に出ているからだ。やっぱ、少女漫画の主役となると、これくらい、台詞を言えなきゃ務まらないだろう。気になっている相手から、自分らしくいればいい、と言ってもらえる事ほど、心に力に湧き上がってくるのは、男も女も同じだ -
購入済み
面白いかも
年齢16才って『PとJK』と被るけど、この二人のやり取の方が面白い。
高嶺は面白い。花は結構大人だ。2人がパッピーエンドになるのはまだまだ先の感じかする。何巻まで続くのかなとちょっと心配。 -
Posted by ブクログ
男女の精神入れ替わり、割とよく読む設定であるものの、高い画力と、男の方に外見と中身、両方に相当なインパクトがあるからか、ありきたり感は全く感じなかった
王道の少女漫画であるものの、挑戦しているって印象があって、個人的には一推し
この凸凹コンビ・・・カップル未満?は、入れ替わり前でも後でも、読み手を愉しませてくれる騒ぎ方をするから、飽きないなぁ
一冊で終わってしまうのはホントにもったいない
これは前作同様に、続きを切望する!!
あと、オマケ漫画のレベルが高いのも、少女漫画好きな私としては嬉しい限り。どのジャンルもそうだが、オマケ漫画も面白いと、次回作も必ず読もうって気分になれる -
Posted by ブクログ
師走ゆきさんの新刊を読破。
本誌で掲載されたのを読んでひとめ惚れした作品で、ザ花ゆめ掲載分は未読で。
単行本が出ると知ったときは小躍りして喜びました。
笑
クラスの仕切り屋・姫野こまちとクラスの強面男子・鬼瓦望美が、ひょんなことから人格交替しちゃうようになって――
というのが簡単なあらすじかな。
本誌の時ではすでに仲よしさんだったこまちとのんちゃん。
なので、第一話を読んだ時、こまちもちゃんと(というのは変だけれど)のんちゃんのことを怖がってるのを読んで、ふむふむとなりました。
最初っから積極的に仲良くなろうって感じではなかったんだな。
だから余計のんちゃんはこまちに絶大な信頼を寄せていたわけだ、と納得しました。
自分がみんなから怖がられて敬遠されてるのを自覚しているのんちゃん。
でも本当は心優しくて、料理・掃除が大好きな家庭的な男の子。
のんちゃん、嫁にこないか?
笑
整備委員やりたくて、でも自分が立候補しちゃうと他の人に迷惑しちゃうと思っていたのんちゃん。
仕切り屋のこまちの行動のおかげで整備委員できるようになって。
お礼を言いたくて後をつけていたのだけれど、誤解しきっていたこまちはお礼“参り”だと思って逃げちゃって。
で、階段で足を滑らせ転落。
のんちゃんも庇って一緒に転落。
気づけば二人の魂が入れ替わっていたのです。
こまちの性格も、のんちゃんの性格も、体が入れ替わった状態の方がむしろしっくりきますね。
こまちは豪快で男前だし、(人のこと言えないけれど)片づけも苦手なようだし。
のんちゃんはさっきも述べた通り家庭的な性格なので、見た目美少女のこまちの体だとしっくりくるし。
のんちゃん、嫁にこい。
笑
体が入れ替わったことで、そして一緒に行動することでのんちゃんの良さを知っていくこまち。
うん、こまちも本当はいい子なんだよね。
ちょっぴり大雑把でがさつなだけで。>フォローになってないww
それにしても魂が入れ替わるきっかけがどんどんすごいことになっていって。
どキュン! ってなっても入れ替わっちゃうとか、キスで入れ替わっちゃうとかww
つい先日、花ゆめ(25.09.05発売号)で集中連載も無事終了し、ちょっとさみしいです。
ぜひぜひまたのんちゃんたちの活躍が見たい。
のんちゃんに友だち100人できるといいな!
笑 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本誌で連載していたときも毎回楽しんで読んでいた「Unknownの魔導書」を読破。
悪魔が登場しますが、従来の悪魔たちとはちょっと違っていて。
「現実逃避」とか「自己顕示欲」とか「疑心暗鬼」とかww
作者さんも柱で書いてあったけれど、どっちかというと妖怪っぽいです。
そして「椎間板ヘルニア」という悪魔をちょっと見たかった。
笑
第1話では高校受験に失敗した少年が不眠症に悩まされる、というもの。
悪魔を祓うとき、少年の顔が答案用紙になっていて、ああ、そうか……とすとんと理解しました。
父親は少年の顔ではなくて、テストの点数しか見ていなかったんだな、と。
そう理解した途端、ぐわーっときて目が潤んでしまいました。
第2話では11歳の女の子が赤ん坊になってしまう、というもの。
これも読んでいて昔、自分も似たような心配したなあ……と思い出したり。
そのためめちゃくちゃ感情移入してしまいました。
第3話では老夫婦にまつわるお話で、第4話では大学生のお話。
人と目を合わせられないとか、ちょっと私に似てて他人事とは思えなくて。
私も「疑心暗鬼」に憑かれているのかもしれない、とかww
表題作のほかに「不老姉弟」と「海賊姫」が収録。
この作者さんのヒロイン(メインキャラ)は三白眼がデフォなのでしょうか?
図らずも、いろいろかぶっていますね。
笑
ちなみにピットがかわいいです。
表紙で榊原氏の肩に乗っている子なんだけれど、とってもかわいいんです。
我が家にもほしいな、あんな悪魔w -
Posted by ブクログ
花とゆめ本誌に「Unknwonの魔導書」が掲載されていて、気になったので買ってみました。
ちょー霊媒体質の双子の姉弟。
一人だけだと霊に憑かれて危なくて。
二人そろうと霊から身を守ることができて。
だから姉弟はいつも(お風呂も)一緒で。
といった感じのお話。
高校生になってもベタベタしている二人に周囲の反応は冷たくて。
引き離されてはぶっ倒れる、の繰り返し。
ある日、いつも一緒だった弟にかわいい彼女ができたことを目撃した姉は、一大決心をするのです。
いつまでもこのままじゃいけない、と。
そう思った姉は弟離れをするのだけれど、上記の理由で早々にダウン。
弟の方もたいへんなことになったりと大騒動。
とってもおもしろかったです。
少しずつ理解してくれる人が増えたりと、主人公たちを取り巻く環境も変化していって。
暗めの風貌の二人だけれど、内面はかなりユニークです。
発想とかいいなあって思いました。
いい買い物をしました。