鍵本聡のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
-高校数学がどのような単元の集合(とカリキュラム)で成り立っているかを大別して4つに分け、かつその中に「理屈そのものを学ぶ」グループと「他の計算の便宜に資する為に学ぶ」グループとがあることを示す。
-数学の学習スケジュールがどのようであるべきかを、図示も含めて説く。
-数学の「問題」にはどのような含意があるか。期待される数のクラス(カテゴリ)が端的にどのような文面で示唆されるか。ある一つの問題の中にどのようにして複数単元の理解への期待が折り込まれるか。理解を確認するための出題パターンはどのように分類できるか……など、「数学の試験」に関わるゴール地点の情報が整理される。
-答案はどのように書かれ -
Posted by ブクログ
☆この本の内容
高校数学の勉強法について点数が取れるにはどうすればよいのか細かく書かれている。
☆動機
高校3年生になってもなお高校の数学の勉強法がわからない。何度も失敗してきたので、細かい勉強法を知って数学の点数を上げたかったから。
☆内容
・数学が得意になるには
数学の公式の使い方を
覚えることだ。
⇔数学の公式は
ただの道具に過ぎないため、
覚えていても意味がない。
・数学の最も効率的な勉強法は
とりあえず問題を解くこと。
ひたすら問題を解くこと。
⇔数学の問題を解く実力は
授業を理解することと
関係がない。
・数学は
問題が与えられた時に -
Posted by ブクログ
著者もあと書きに書いているが、この本は練習問題も少しは載っているが、それ以上に線形代数の全体像を把握したり、学びのイロハの「イ」のところだけ理解することだけをマンガという手段でわかりやすく説明している。逆に言えば、計算練習などは圧倒的に不足しているし、そのための本ではないと思う。
数学等では解き方ではわかるけれど、何のために役に立っているとか、どのようなことなのかイメージをつかむことが難しいことがあるが、この本は中高生でもそのイメージがつかめる良書だと思う。また、基本 2×2の行列だけで最終章まで通しているので分かりやすいと思う。
第1章 行列って何? 線形代数って何?
第2章 行列の計算