感情タグBEST3
Posted by ブクログ
高校で行列を学習していなかった学生にとって、初歩からわかる本であり、線形代数を挫折したひとも救う本である。しかし、これよりほんの少し難しい本、あるいは丁寧に説明している本が見つからないのが難点である。
Posted by ブクログ
著者もあと書きに書いているが、この本は練習問題も少しは載っているが、それ以上に線形代数の全体像を把握したり、学びのイロハの「イ」のところだけ理解することだけをマンガという手段でわかりやすく説明している。逆に言えば、計算練習などは圧倒的に不足しているし、そのための本ではないと思う。
数学等では解き方ではわかるけれど、何のために役に立っているとか、どのようなことなのかイメージをつかむことが難しいことがあるが、この本は中高生でもそのイメージがつかめる良書だと思う。また、基本 2×2の行列だけで最終章まで通しているので分かりやすいと思う。
第1章 行列って何? 線形代数って何?
第2章 行列の計算をしよう
第3章 逆行列を求めよう
第4章 連立方程式を解いてみよう
第5章 一次変換を調べよう
第6章 固有値と固有ベクトルを求めよう
第7章 3×3行列をきわめよう
Posted by ブクログ
高校の行列式の内容がマンガチックに書かれていて
分かり易かったです。大学の線形代数の本を読む基本と言う感じでした。でも、基本は大事なので、やっぱり何事も基本から理解するのが必要ですね。
Posted by ブクログ
統計学を地道に勉強し直そうと思って買ってしまった一冊。
基本的なことを簡単に説明しているので、線形代数に興味を持たせてくれる。
これを読むと、大学レベルの線形代数の本を読みたくなる。ただ、線形代数だけだと飽きるだろうから、線形代数を使った多変量解析とか、パターン認識とかの本を読みながら、線形代数を理解して行くのが良いと思う。
Posted by ブクログ
ホントに入口の入口。
行列の計算の仕方を練習問題を交えて修得できます。
ただ、何でそういうことをするのか、とか、つまりそれは何を表しているのか、みたいなところはわからないままでした。
とはいえ、計算が出来ないことには授業についていけないでしょうからまずはこの本で「一次変換しなさい」とか「固有ベクトルを求めなさい」とか言われたら「ハイハイ~!」ってできるようになるといいかな。