都戸利津のレビュー一覧
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ちょっと一風変わった探偵もの。けれど、邪道に走りすぎているか、と言うと、そうでもない
画と内容がしっかりマッチしているので、割とダラダラせずに読める
探偵が異能持ちってのはよくある話だけど、助手が使えるっつーより使い勝手の良い異能持ちで、意外と切れ者の探偵がそれを真相に近づく、最後の1ピースとして事件を象ったパズルの空白に入れる、って流れは結構、面白い
また、出てくる事件が極端に血生臭くないってのも、個人的には物足りないのだけれど、推理モノの少女漫画としてはポイントが高い
あと、帯から辻村深月さんの愛が伝わってくるってのもイイ。誰に認められれば大丈夫って訳じゃないが、それでも、辻村先生がここま -
Posted by ブクログ
前巻名前しか出てなかった水野先生のご登場です。とても面白いキャラクターなんですが、意外と若くて吃驚しました。30代くらいかな? 個人的にもうちょっと年齢高くても(それこそ還暦手前くらい)良かったんじゃないかなーとか思わなくもなかったです……。その方が彼らに向けた一連の言葉にもっと味わいが出たように思います。
やっぱりこの辺も少女漫画規制なのかなー。
しかし、この作品読んでると、8ミリで自主製作映画とか撮ってみたくなりますね……。ハマっている方の気持ちがなんとなく解りました。手が掛かってる分、完成した時の感想はひとしおなんだろうなー。
印象的なのはクライマックスのとある場所で完成したフィルム -
Posted by ブクログ
ハマったらとことん作家買いするのが私のデフォルトです。
『車掌の英さん』や『心霊探偵八雲』のコミカライズが面白かったので購入。
こういった少年たちの青春漫画だと最近だと『青春攻略本』が頭に思い浮かびます。
あっちがどこか眩しいくらいにキラキラとした『憧憬の中の青春』なのに対して、こっちは少し泥臭くて楽しいばかりではないのある種『リアルな青春』が描かれています。だからこそ、彼らの行く末が気になって物語を追わざるを得ない。そんな吸引力がある作品だと感じました。
1961年の四国が舞台ってものいいですね。懐古的な雰囲気がまた泥臭い感じがしてるのかもしれません。 -
Posted by ブクログ
帯とか表紙とかに惹かれて購入。
買ってみてビックリ!
予想外にすごく面白かった♪
久しぶりに『買って良かった!当たりだ!!』と思った漫画でした。
「環状白馬線」の車掌さん、英(はなぶさ)さんとその列車で出会ったお客さん達の話。
短編なのですんなり読めました。
絵が綺麗で、話の作り方がすごい上手だな〜と思いました♪構成とか。
オリジナルの漫画は初めてらしいですが、とても新人さんとは思えません!私的に(笑)
話の舞台はヨーロッパあたりと勝手に予想。
列車もオーストラリアのメルボルンの路面電車をモデルにした、と書いてありましたし。
大きな事件は起こらないのでドキドキ・ハラハラはほとんどないけ