あらすじ
シティを円くつなぐ白馬線で、車掌の英(はなぶさ)さんは今日もいろんなお客様と出会い、別れてゆきます。「乗り合わせると幸せになれる」と噂の英さんと白馬線が運ぶ、小さな奇跡と幸せの物語です。
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匿名
嘘解きレトリックのドラマから原作マンガを一気買いし、さらに同じ作者の作品を全買い。この話はほかの作品と毛色が違う印象を受けましたが、良く練られたお話で、とても心に響きました。
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誰もが、どこかで、見知らぬひとと繋がっていて、そういうふうにして世界は出来ているのかもなあとおもわせてくれる。
久しぶりに読み返し。やはり何度でも読み返したい一冊。
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作者買いして大当たり。この先何度も読み返すことになると思います。丁寧で質が高いなぁ!出会いと別れはたくさんあるけど、一番多いのは出会わないこと。だから出会えたことに感謝だねって英さんがいっててじんわりしたよ。
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おススメ頂いたのでようやっと購入しました。
シティを円くつなぐ白馬線で車掌を務める英。
「乗り合わせると幸せになれる」と噂される彼と白馬線が運ぶ小さな奇跡と幸せの物語。
別作品でも感じましたが、漫画としての魅せ方非常に上手いと思いました。
製作に一番時間をかけられたとご本人が公言している通り、第一話が特に秀逸だと思いました。
英さんと三人の「お客様」の幸福の連鎖は圧巻です。
おススメ!!!
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この本を店頭で見たとき
「女の車掌さんとは珍しい」
と、思って買ったら男!!やられたー(笑)
英(はなぶさ、と読みます!)さんの列車に乗った人は幸せになれる。。。そんな件からはじまる、その中身はというと
バラバラだと思っていた話がぢつは繋がっているという、一巻で一つの物語。
駅と駅を繋ぐ列車のように人と人とを繋ぐ英さん。でもそれは決して前に出ることのなく誰に対しても”乗車客と車掌”の関係を崩さない姿勢から生まれる優しさ。
温かいような切ないような、でも悲しくはない。そんな一冊です。
これは良い!!
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世間知らず。
これは本当のこと。
子供の頃に置き去りにされた電車の「中」でずっと暮らしているのだから。
でも、「英さん」は色々なことを知っていると思った。
多くの人に会い、色々なことを考える。
こんなにも多くのことを体験できる人もそれほどいないはず。
確かに知らないことは多いかもしれないけど、それだけではない。
無愛想だけど優しい「英さん」を見てそう感じた。
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この方の凄いところは、途中で展開が読めてしまってもラストにはちゃんと感動させてくれる話の練り方とキャラクターだと思う。久しぶりに万人お勧めしたい読み切りでした。あーでも続き読みたいかも^^
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ファンタジー風味のヒューマンドラマ。児童文学の趣ある、とても優しい物語です。マンガというより「物語」。なんか、スタジオジブリ映画とかに出てきそうな感じ。ノスタルジーというか、ちょっと綺麗すぎるきらいがありますが、好きな人は滅法好きだと思います。個人的には大ヒット!
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帯とか表紙とかに惹かれて購入。
買ってみてビックリ!
予想外にすごく面白かった♪
久しぶりに『買って良かった!当たりだ!!』と思った漫画でした。
「環状白馬線」の車掌さん、英(はなぶさ)さんとその列車で出会ったお客さん達の話。
短編なのですんなり読めました。
絵が綺麗で、話の作り方がすごい上手だな〜と思いました♪構成とか。
オリジナルの漫画は初めてらしいですが、とても新人さんとは思えません!私的に(笑)
話の舞台はヨーロッパあたりと勝手に予想。
列車もオーストラリアのメルボルンの路面電車をモデルにした、と書いてありましたし。
大きな事件は起こらないのでドキドキ・ハラハラはほとんどないけれど、
読み終わった後に何だかちょっと幸せに気持ちになります。
そんな漫画でした♪
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「英さんの電車に乗ると幸せになれる」
英さんが車掌を勤める電車には、本人のあずかり知らぬところでそういうエピソードが囁かれていた。
不幸だと嘆く青年、恋をする女性、英さんに会いたいという人。彼らは別々だが、一様に電車に乗り、英さんと出会い、別れ、そして―…。
読んだあと、幸せな気分になれる1冊です。
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「シティ」を巡る環状線の車掌・英(はなぶさ)さんと
乗客たちの出会いが紡ぐ小さな奇跡の物語が3篇。
どれも優しく温かく、ゆるやかなストーリーで、読んでいて心地良いです。
画面の構成も綺麗で、ファンタジーな世界観を引き立てています。
あと英さんイケメン過ぎです。こんな生き方したい。
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柔らかな印象のする良作。
ちょっとした幸せが繋がっていくところは読んでいて気持ちがいい。
欲を言えば、もう何冊か続いてほしかったかな。
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ほら、梅田のホワイティのBook1stって結構女性向けの本とか強いじゃないですか。
で、店頭にこの本が平置きしてて、しかも「おぉ!?」と思うくらいに絵がツボったので買ってみました。
鉄分たっぷりなのかなーとか思いきや鉄道はぶっちゃけ何の関係もないです。
「車掌」という仕事を通して主人公の英さんが出会った色々な人の人間模様を描くヒューマンドラマって感じの本。
舞台は架空の町ですが19世紀イギリスの香りがぷんぷんして自分にはたまりませんでした(*´Д`)ハァハァ
各話読み切りですが、前話の登場人物が後の話にちょこっと出てきたりします。短編連作…ってことになるのかな?
読んだ後に暖かい気持ちになれる、なかなかの良作。550円の価値は十二分にありました。
ってかこんな可愛くて綺麗な英さんが男ってどういうことなの…orz
いやまぁ花とゆめコミックスだし仕方がないんだがwww女ならもっと萌えてたのになぁとか詮無い話をしてみたり。
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白馬線で車掌をしている英(はなぶさ)さんを中心に、彼に関わる人々が描かれています。練られたストーリー展開で、話に深みを感じさせます。じんわりいい話です。
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絵は残念だけど英さんの列車に乗ったら幸せになる、と噂される、環状白馬線車掌の英さん。彼と乗客の触れ合いをめぐる三つの暖かい話。絵は下手だけど(特に爺が・・・)、話の質が高い。白泉社お得意の、第一話は読み切りパターンで、これも二話目以降は後付けらしい。でもなぜか二話目が一番クオリティ高い不思議。三話目以降は、英さんの過去と今をシンクロさせて物語る、ある意味ベタな展開だけど、独特の世界観も手伝って、楽しく読める。オススメ。
Posted by ブクログ
環状線に乗ってる車掌さんのお話。
特別何かが起こるとかはないんですけど、ふとした日常の連鎖が心を温かくしてくれます。
良い意味で起伏がない作品。
これは完結してるけど、もし今後続編出たら多分買う。
Posted by ブクログ
なんかほんわりと惹かれて購入しました。
「何処かの街」を走る「環状白馬線」という電車を舞台に、車掌の英さんとお客さんのささやかな物語。
大きな事件は起こりません。人と人の関わり、それを集めた易しい物語です。
電車の中しか知らない英さん。
だけど、世界中の全ての人をわかりにくく「好き」な、照れ屋の英さん。
何となく、ちょっとだけ幸せになれる、そんなお話です。描画も丁寧。
余談。
始め、英さんを女の人と思い。次に20代と思ってたら……20前の男の子でした。
デモ多分、英さんが落ち着いてるせいだろなこの勘違い。
Posted by ブクログ
"「毎日毎日同じようなことをして
誰に褒められるでもなく
品物や名が後の世に残る訳でもない
……言ってて悲しくなってきたな」
「俺の友人が言うには それらもまた
世界の一部なんだそうですよ」"[p.184]
1巻もの。
1話でぐっと引き込まれる。ささいなものが繋がってぐるりと巡り巡っているのがよくわかる……。
全3話、3話通してキャラたちが繋がりあってるのがとても良かった。
「よろしくねチビ助」の青年の顔がとても良い、これぞ都戸さんの描く飄々とした青年という感じ。
Posted by ブクログ
昔に1話を誌面で読んだことがあって、気になったので購入。
車掌の英さんのぶっきらぼうなやさしさもいいのだが、周囲の人々の繋がりがいいなあと思う。繋がっていく物語だ。
Posted by ブクログ
あぁぁ!なんで画像がないんだ><もうね、この漫画を友達が貸してくれた時「おまえなこれ表紙の、男の子だからな」って言われた瞬間テンションがあがった!!!ものすごく。銀色の綺麗な長い髪の男の子なんて、それだけで好きにならざるをえない。だけどそれ以上に、お話がよかった。自分の小さな世界は全て人との繋がりで出来ているんだなぁー。生涯出会うことのない人ともどこかでリンクしていて、そういった小さな繋がりがたくさん集まった世界で私は生きていて、物事を見たり感じたりしてる。自分だけの世界なんて絶対にないんだーって思った。これはいずれ自分でも買いたい。
Posted by ブクログ
評判がいいようなので、購入。
いい話なんだけど、名前に統一感がないので、違和感……。
別の世界の話だとしても、できれば固有名詞は英語風に統一してほしかったです。