あらすじ
進学校・徳誠堂高校に通う栄朝日・里見たまき・弥方京一郎の3人は、3か月前に東京の大学へ行ってしまった水野先生を楽しく驚かせる方法に頭を悩ませていた。そんな時、学校で8ミリシネカメラを見つけた3人は、先生がいる大学で開かれる自主製作映画祭の告知を目にして!?
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Posted by ブクログ
ハマったらとことん作家買いするのが私のデフォルトです。
『車掌の英さん』や『心霊探偵八雲』のコミカライズが面白かったので購入。
こういった少年たちの青春漫画だと最近だと『青春攻略本』が頭に思い浮かびます。
あっちがどこか眩しいくらいにキラキラとした『憧憬の中の青春』なのに対して、こっちは少し泥臭くて楽しいばかりではないのある種『リアルな青春』が描かれています。だからこそ、彼らの行く末が気になって物語を追わざるを得ない。そんな吸引力がある作品だと感じました。
1961年の四国が舞台ってものいいですね。懐古的な雰囲気がまた泥臭い感じがしてるのかもしれません。
Posted by ブクログ
1960年代の日本が舞台の、昭和レトロな雰囲気のお話だけれど、ちっとも古臭さを感じさせない。
むしろ現代に置き換えても不自然じゃない。
悪名高い三人組の、三人それぞれの心の描写がわざとらしくなくて、すんなり感情移入できる。
三人とも皆可愛くて、見ているだけできらきらとしたその世界の中に惹き込まれた。
全力で若い盛りを生きる少年たちの夏を一緒に楽しめる、映画が好きならより一層楽しめる漫画。
Posted by ブクログ
また青春系。
でもこれもいいですね。
こっちのほうがはっちゃけてて、それでいてそれぞれ深い部分とかも
持ってる。
シネマ作りの難しさとおもしろさが伝わる。
2巻まで続くとのことなので、早く読みたくて仕方ない。
Posted by ブクログ
高校3年男子3人組の最後の夏休み。
3か月前に東京の大学へ行ってしまった先生を驚かせようと8ミリフィルムで自主制作映画を撮り始める。
"3人一緒の今"
最後の夏休みがはじまる……
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「私のいない幸せが訪れますように」
「決まった未来に無いものを欲しくなっても苦しいだけだから」
「お前の足を引っぱりたくなければ嘘をつくしかないだろ!」
「自分が諦めた人生を人に背負わせるなよ」
「俺は本当にみんなが楽しい夏になると思ったんだよ」
-------空が群青色だ-------
Posted by ブクログ
『嘘解きレトリック』から遡っての都戸利津さん作品。
ちょっとレトロな感じのする、少年たちの「ひと夏の冒険」。
青くて高い空とか、友だちと騒いだ時間とか、
それぞれの想いや将来への希望、そして少年ならではの不自由感。
この時代や季節設定は、やはりいろんなものを感じさせてくれます。
次の巻も楽しみに読みます(´ω`)。
Posted by ブクログ
主人公、朝日の語りが一々胸をざわつかせるのがただの青春物じゃなくしてますね。面白いというより、もっとキラキラした学生生活を送れるようにコッソリ見守る気持ちで読んでいます。
Posted by ブクログ
何かヤングアダルト(違いますよ、中高生向きの児童書w)な感じ。健全で真っ直ぐ。んで将来の分かれ道で悩んでせつなくて。最後に登場した先生のダークっぷりが期待大。
Posted by ブクログ
舞台は1961年の四国。
元気のありあまった男性高校生3人がひょんなことから夏休みに映画を撮ることになるが…という青春ストーリー。
3人の個性(性格や家庭の事情、悩みなど)の描写がうまいなー、と思った。
この時代の雰囲気って好きだ。