りべるむのレビュー一覧
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心臓に病を抱える会社員・鬼菊将仁。何か訳ありの女子高生・白桃燐子(りんちゃん)のハンカチを拾ったことから物語が始まる。始まるというか、ハンカチを手渡した3コマ後には女子高生が告白をしている。その後は怒涛の猛アタック。展開が怒涛。とはいえ、りべるむ先生作品らしく丁寧な会話でふたりの距離が縮まっていくのが大変に尊い。
しかし、自身の病がゆえに「誰かと深い関係になるつもりはない」と距離を取ろうとする鬼菊さん。そんな彼にりんちゃんが伝える言葉に、私の全情緒がギュンっとなった。恋するとき、病めるとき、ふたりがどのような道を歩むのか。一緒に見届けていきたい。 -
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都会のギャルおうか。
流行のメイク、ネイル、制服の着こなしへの拘り、友達との放課後タイム、…都会のギャルが大事にしている事全てをしているようなおうかは、両親の離婚をきっかけに田舎に住んでいるおじいちゃんと一緒に暮らす事になった。
田舎で待っていたのは、今まで大事にしてきた事全てが無駄のような生活、慣れない電車やバス、遊び場が無い街。
最初は馴染めなかった田舎だが、そこで出会った友達達は一癖も二癖もある人達ばかりで、おうか自身素直で感謝や謝罪、人間として大事な事がちゃんと出来る子だからこそすぐに友達とも仲良くなっていって、田舎での自分なりの過ごし方を徐々に見つけて行く。
前作である、そうしそうあ -
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ネタバレこれは、心が疲れている時に読みたい漫画。
基本、私はストレスを感じた時は、美味しいモノを食べて、良い漫画を読むようにしている。
ストレスの種類で読む漫画のジャンルは変えるけど、この『りべるむ』は、小さい嫌な事が繰り返して起きた一日、寝る前に読みたい感じだな。
りべるむ先生は、この『りべるむ』に、そんな効能があるとは思えんけど、と言うかもだが、少なくとも、私の疲れた心には効いてくれるのだから、良いのだ。
りべるむ先生の作品はいくつか、私も読んでいて、どれも面白いんだけど、最も「好き」を感じて、りべるむ先生の作品を読んだ事がない人に勧める機会が今後、あったとしたら、この『星の謳歌』を選択したい。
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お箸の話。
箸を綺麗に持てないと駄々をこねるはるかは秋兄の所へ逃げ込む。
秋兄は、ニートだけど、頭が良くて今では料理も出来て、多分やろうと思えばなんでも出来ちゃうんだよなぁ。そして教え方も上手い。
はるかが何かと秋兄の所へ逃げ込むのなんかわかる気がする。
遠足の話。
まゆちゃんのママ、ハッキリとはるか達のグループには言っちゃダメだと子供に言う。しかも「ママのこと嫌いなの?」という最悪の言葉込で。
大人が子供の友達を決めて良いのか。
お泊まり会の話。
まゆちゃん家でお泊まり会。3人までならお友達呼んでいいよ、と母親に言われて、はるかと別のお友達が行くことに。エマちゃんも行きたいといっていたけ