小野美由紀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小野美由紀さん。ボクがこの著者を知ったのは『傷口から人生』だった。キョウレツ。それが彼女の第一印象。一度、お会いしたいぐらいのインパクトだった。本書が2作目の著作だと思う。
エピソードとしては1作目と重なる部分はあるが、スペインのキリスト教の巡礼の道、「カミーノ・デ・サンディアゴ」の旅の紹介になっている。小野さんが巡礼炉を歩くことになったのは、あるとき聞いた「この道を歩くということは、どうしても捨てられないものを知るための作業なんですよ」という言葉が胸の中に引っかかっていたからだ。キリスト教の巡礼なんて、大方の日本人には関係ないし、海外旅行をするなら別に巡礼路を選ばなくたっていい。だから、目 -
Posted by ブクログ
うーん評価がむずかしい。何を言ってもジェンダー警察にしょっぴかれそう。
素直に感想を綴るなら、主語デカいなぁって気持ちがどうしてもついて回る。いや、この場合の主語をデカくする意味も意図も背景も、それを否定的に捉えることの度し難さも危険性も、頭では分かってるつもりだし、総論を否定するつもりは毛頭ないんだけど。。それだけで正義と正論は向こうの手に渡ってしまって、生殺与奪の権を手放さないといけない感じが苦手だ。そういった感想さえこれまで抑圧されてきた女性性を引き合いに出されて抑えつけられたり。
たぶん著者がやりたいことはSFという枠組みでそういった言説を提起することだと感じた。であれば試みとしては成 -
Posted by ブクログ
2018.4.17
P179
私が見ているこの世界は、紙芝居のように何十枚かの層で出きている1番上の私が今見ている絵は大人たちが用意した子供向けの1枚で真相をもっとずっと下に埋まっていて幼い私には決して掘り当てられない。
◯茫洋としていた 広々とした様、また目当てがつかない様
P196
家族の形と言うのは「こうしたい」と思ってできるものじゃないんだ、なんかよくわからないけどどうにかしてそうなっちゃうものなのだ、家族って
◯私はひきこもらざるをえなかった自分を、あのとき自分の中のかすかな走光性にしたがって、玄関でうつむいていた自分を
自分のスイッチが、ぱちんと切り替わるのを、ただ、待っ