小野美由紀のレビュー一覧

  • 傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった

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    同時期に読んだ「サラバ!」とテーマがダブったが、どちらも家族に問題を抱え、自らも傷つけたり挫折を味わいながら、精神的に自立していく。

    自然体の自分を獲得することが、いかに難しいか。

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    2015年06月27日
  • 傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった

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    共感できるところが多々あって心が痛い。作者の繊細な心が文章から伝わってくる。親との確執。自分の立ち位置を考えさせられる。ネガティヴなパワーを自分に向けるとしんどくなる。逃げてもいい。失敗から学ぶこともある。

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    2015年06月24日
  • 傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった

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    メンヘラに当てはまるかどうかはしらんけど、まあ激動の半生な感じはする。境遇も何もかぶらないし、投げ掛けられた文章から掬えるものはあまりなかったが、楽しくは読めた。

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    2015年04月04日
  • 傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった

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    文章に装飾過多なところもあったが、境遇が似ていることもあり、心の底から共感できる部分が多々あった。
    低すぎる自己肯定感、他人からの承認欲求の強さ、『あたりまえ』という言葉、『普通』という言葉に悩み続けた自分にとって、読み返したい一冊。

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    2015年04月02日
  • 傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった

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    一気読み。小野さんはポエマーだなぁと思いました。言葉がすんなり入ってきて、だけどただ軽いんじゃない。地に足がついている人の言葉っていう感じがしました。
    「世界の見方は自分自身が更新する」

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    2015年03月03日
  • 傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった

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    2018.4.17

    P179
    私が見ているこの世界は、紙芝居のように何十枚かの層で出きている1番上の私が今見ている絵は大人たちが用意した子供向けの1枚で真相をもっとずっと下に埋まっていて幼い私には決して掘り当てられない。

    ◯茫洋としていた 広々とした様、また目当てがつかない様

    P196
    家族の形と言うのは「こうしたい」と思ってできるものじゃないんだ、なんかよくわからないけどどうにかしてそうなっちゃうものなのだ、家族って

    ◯私はひきこもらざるをえなかった自分を、あのとき自分の中のかすかな走光性にしたがって、玄関でうつむいていた自分を
    自分のスイッチが、ぱちんと切り替わるのを、ただ、待っ

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    2025年10月28日
  • 人生に疲れたらスペイン巡礼~飲み、食べ、歩く800キロの旅~

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    ネタバレ

     あまりに有名なカミーノ・デ・サンティアゴ。実際に800km歩いた著者の体験と、ハウツーが詰まった本。長い長い巡礼の道のイメージが立ち上がります。自分も行けそうだな、と思わせてくれます。すでにちょっと古くなったけど、とてもいいガイド本です。

     きついけど、楽しそう。世界中から、何らかの目的を持ってくる巡礼者との交流。800kmも歩く時間は、自分と向き合うしかない時間でもあり、一方で多様な他者から様々な刺激を受ける時間であり、やはりそれは自分を見つめなおす旅になる。

     人生に疲れちゃいないけど、行ってみたいなぁ。

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    2025年07月20日
  • 人生に疲れたらスペイン巡礼~飲み、食べ、歩く800キロの旅~

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    サンチャゴ・デ・コンポステーラ巡礼路のガイド。ちょっと中途半端。フランス人の道800kmを歩いた記録を載せているが、ところどころぬけている。全工程でどうやって宿を見つけて、どこに泊り、どうやって何を食べたか知りたいのだ。細々としたことが疑問。もっとも著者が言うように歩き出せばなんとかなる。情報を集めすぎてもいけないと言うのは本当なのかもしれない。

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    2024年11月11日
  • 人生に疲れたらスペイン巡礼~飲み、食べ、歩く800キロの旅~

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    25歳で人生に疲れるって⁈「自由と安定どっち。もちろん自由」結婚は自由ないの?あまりにステレオタイプ。頭でっかち。もっと柔軟に。「居合わせた人と会話楽しむのが巡礼者の社交」多様であっていいと言いながら、鼻につく押しつけ。「TAKE MY WAY」歩きたくなったから歩こう。深く考える必要ないかな。

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    2024年08月28日
  • ピュア

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    フェミニズム文学ではなかった。
    全体的に何だかモヤモヤするのだけど、解説が上手いことそのモヤりを言語化してくれていました。必ず解説まで読んだほうがいいと思います。
    性を描いたというなら確かにそうなのだけど、抑圧された女性や女性性への怒りが強くてちょっとしんどい。
    まあフェミニズム文学ではないのでね。

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    2024年07月19日
  • ピュア

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    SFと性の差を交えた物語たち。
    女であることで妊娠や、差別、不自由な環境や弱さや辛さが詰め込まれてありえない世界観なのにこんなにも感情を揺さぶられるのかとドキドキしながら読み進めた。
    少々グロテスクな場面もあるけどそれがよりリアルに感じて、「To the Moon」はお互いを好いていることを純粋に感じ合っているんだなって、悲しくも温まる話だった。
    この方は女性を題材とした作品が多いので、また見つけて読んでみよう。

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    2024年05月28日
  • メゾン刻の湯

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    初 小野美由紀著を読んだ。
    始めは、おっ、どんな話になるのか、今どきの若者の話かと思いながら読んだ。
    なかなか、全体的に捉えにくい箇所があって、残念なとこが強く残ったかな。

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    2024年02月25日
  • ピュア

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    性についてのSF短編集。
    バースデーはちょうど良いSF具合でリアルに感じた。身体を売ることは設定が良かった。哀愁漂う雰囲気の中で主人公の力強さが光ってた。
    どの作品も生々しい。

    ※ほんタメ!より

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    2024年01月29日
  • 傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった

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    激病みしていたところ、
    たまたまネットで見つけた本

    作者の壮絶な体験と共に
    いろんな言葉が紡がれている
    それらにたくさんの元気をもらえた

    『受け入れ方』や『向き合い方』を
    教えてくれる本だと思う

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    2023年04月09日
  • 人生に疲れたらスペイン巡礼~飲み、食べ、歩く800キロの旅~

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    コロナ禍でそれどころじゃないけど、落ち着いたら絶対にやりたいこと。それがスペイン巡礼。

    キリスト教徒じゃなくても、誰でもこの道を歩くことが出来る。お金はないけど、時間だけは沢山あった、大学生の時にやっておけば良かった。。。

    カラー写真や体験談なども載っていて、巡礼に興味を持った人が最初に読むにはもってこい。

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    2022年05月21日
  • 傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった

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    生きづらさに真っ向から対峙して、それを認めたり否定したり。
    真っ直ぐな性質で、妥協できない方なんだろあなと思いました。

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    2021年12月31日
  • メゾン刻の湯

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    就職に失敗したマヒコは幼馴染に誘われて銭湯シェアハウスに居候することに。

    そこにはいろんなマイノリティが暮らしている。銭湯再生、落語、クラウドファウンディングなどの文化的な流行、SNS、いじめ、LGBT、障害、宗教事件などの社会問題が詰め込まれ、詰め込まれすぎてちょっとおさまりがよくない感じ。

    でも落語のパートはほっこりと暖かかったし、認知症のおじいちゃんの話もよかった。戸塚老人と孫のリョータ、幸せになっておくれよ。。

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    2020年10月29日
  • メゾン刻の湯

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    ・《そこにあるというだけで意味のある場所》(p.213)

    ・就職先が決まらないまま大学卒業に至ったマヒコは古くからの銭湯「刻の湯」に住み込みで働くことになった。そこには数人の若者が暮らしていて・・・
    ・妙に居心地のいい刻の湯での暮らしに馴染みつつこのままでいいものかどうかマヒコは行く末をつねに探している。
    ・優柔不断なマヒコそのままにすべてが中途半端なまま時間は進んでゆく。実人生はそんなもんかもしれないが。なかなか落としどころの難しいお話っぽくてどういう終わりを迎えるのだろう?と思っていた。
    ・誰かに何らかのラベルを貼って分類できたと安心する感覚に与したくないというのがこの話の要素のひとつで

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    2020年02月06日
  • メゾン刻の湯

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    片足の美容師がいいキャラクターだと思いました。
    話は普通だと感じました。
    セリフがややくさく、苦手だった。

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    2018年08月26日
  • メゾン刻の湯

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    ”正しく”なくても
    ”ふつう”じゃなくても
    懸命に僕らは生きていく。
    銭湯×シェアハウスを舞台に描く希望の青春群像劇‼

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    2018年08月15日