豪田トモのレビュー一覧
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ネタバレ私の中で
出た!公共交通機関で読んじゃいけないシリーズ!
めっちゃ泣いた、嗚咽しそうになりました。
最初は、面白く読んでたけど最後はヤバかった。
涙、ボロボロで嗚咽しそうなのを声を殺して読みました。
最近、読んだ中での私の中での大ヒット作品です。
この本が星5なら他の一つ下げなきゃって思うくらい私の中では大好きな作品です。
読みやすさももちろんですが、すごい母親の気持ちを代弁してくれるような文もあり。
旦那さんにむかって
あなたは子どもを産むことも育てることもなにもわかってない〜に続くセリフ、母親なら「うん、うん」って思う人多いんじゃないかな?
人は、幸せになるために生まれる。その -
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”2010年秋、銀座シネスイッチを皮切りとして封切られるドキュメンタリー映画「うまれる」。その映画の上映時間内に収まりきらなかった企画のきっかけや取材での裏話などが、監督・豪田トモさんの自然体な語りで、ギュギュギュッと凝縮されている一冊。
両親へ「自分を生んでくれたこと」への感謝を、息子に「生まれてくれたこと」への感謝を、妻に「一緒に生きてくれている」ことへの感謝の想いが湧いてきた。
(同性として、伴真和さんの「お父さんになった宣言」にとても共感!)
これからお子さんを出産されるご家族にはもちろん、すでにパパになっている地元の仲間にもオススメしたい。” -
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妊娠〜出産の過程で、男女それぞれの思いを取材しまとめられた作品。個人的に「子供を産むということ」について考える機会があったせいか、本屋で見つけた瞬間ビビッと来て即購入しました。
今度ドキュメンタリー映画が公開されるようです。近隣では来週から、久々に映画見に行こうかと思います。
こういったテーマでは、女性の作家が女性の心情を書くものが多いイメージがあります。が、この作者は30代半ば・多分?子供のいない男性であり、男性からみた女性の苦労やこれから父親になる男性へスポットを当てられてて、個人的にはとても入り込みやすい内容になっています。
男性は、出産に対して直接子供へ関与できないことに葛藤が -
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四組の夫婦が登場します。
出産を控えた夫婦。
妻は、幼いころの心の傷が原因で、子供を愛せるか不安。
夫は、最初、自分の遺伝子をあまり残したくないと思っていた。
二人の考え方が出産を通してどう変わっていくのか。
誕生死。
出産日当日に赤ちゃんの心音が止まり、亡くなった状態で生まれた赤ちゃん。
18トリソミー。
いつ、死んでしまうかわからない、障がいをかかえたわが子。
でも、懸命に生きる赤ちゃん。
そして不妊。
本当に柔らかい文章で書かれた本です。
自分自身、遺伝子を残すことに否定的でしたが、少し考え方が変わりました。
「うまれる」ってすばらしい。
ほんとうに奇跡のようなこと。
両親に感謝 -
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ネタバレ自分らしく生きていくことと産婦人科で知る命の尊さ。
人付き合いが苦手な胎児の声が聞こえる産婦人科医の継生。
総合病院で担当した患者が産後うつで自殺してしまい、責任を感じるうちに自らも心を病んでしまっていた。
なんとか社会復帰した転職先の新しい産婦人科では、
先生たちが様々なジェンダーを抱えながらも楽しく前向きに出産からその後のケアまでを行っていた。
ゲイの院長、トランスジェンダーの助産師に医師に臨床心理士。レズビアンの助産師。
濃厚すぎるキャラ勢揃いのスタッフに囲まれて
心を閉ざしていた継生が徐々に回復して患者と向き合っていく様子。
第一子の産後うつの経験から第二子の出産をためらう -
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心に傷を抱えた主人公が転職したのは、ちょっと変わった産婦人科医院。いや、ちょっとじゃないかも!?
でも、院長をはじめ、そのクリニックで働く人たちからは今までに感じたことがない優しさを感じる。
人は辛い経験を積んでいくたびに優しくなれると僕は思っている。他人の気持ちを本当の意味で分かることは出来ずとも、その人の心に寄り添ってあげることは出来る。
気の利いたアドバイスをもらうより「うん、分かるよ」「よく頑張ったね!」なんて自分を認めてもらえた方が心底嬉しいものだ。
ここに登場するクリニックのスタッフは、ゲイやレズビアン、バイセクシャルなどセクシャル・マイノリティーである。彼ら、彼女らは過去は本 -
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妊娠・出産を望んている人、子育て中の人、いつかは子育てするかもしれないけど今は興味のない人、子どもはいらないと思っている人、男性・女性・すべての「人」へ
この本を読むと、子どもが「うまれる」ことってすごいことだと感じると思う。
子どもたちは、産まれる前のことを覚えているという。
お腹の中の様子や、空の上でのこと、ママを選んできたこと、パパの声を聴いていたこと…そんな胎内記憶を子どもたちは語るらしい。
妊娠、出産って奇跡なんだと思った。妊娠しても産まれてこれないかもしれない。障がいを持って産まれてくるかもしれない。けれど、どんな子どもも自分の運命をわかっていて産まれてくる。産まれてくるだけ