豪田トモのレビュー一覧

  • 「こどもかいぎ」のトリセツ ―すぐできる!対話力を育む保育
    こども会議という遊び、ゲーム的に場をセッティングして、子どもの自主性、意見を考えて発言する機会を作る試み。
    こうすべきというルールはないが、大原則として
    ①最後まで話を聞く。否定しない。
    ②参加者全員の発言機会を作る。発言者が偏らないようにバランスをとる。
    ③話さない子も尊重する。話さなくても、自主...続きを読む
  • 子どもが対話する保育「サークルタイム」のすすめ
    子どもが主体となって話し合いを行い、心の中で思ってる事を素直に発言したり、遠足の行先を皆が納得するように考えたりしていて面白いと思った。
    子どもの安全基地となれる様な場を対話で作ることが出来るのだと学ぶ事が出来た。
    年少から年長くらいの年代で対話(会議)が成立している事に驚き、そういった場を作って行...続きを読む
  • オネエ産婦人科
    私の中で
    出た!公共交通機関で読んじゃいけないシリーズ!

    めっちゃ泣いた、嗚咽しそうになりました。

    最初は、面白く読んでたけど最後はヤバかった。
    涙、ボロボロで嗚咽しそうなのを声を殺して読みました。

    最近、読んだ中での私の中での大ヒット作品です。
    この本が星5なら他の一つ下げなきゃって思うくら...続きを読む
  • うまれる
    ”2010年秋、銀座シネスイッチを皮切りとして封切られるドキュメンタリー映画「うまれる」。その映画の上映時間内に収まりきらなかった企画のきっかけや取材での裏話などが、監督・豪田トモさんの自然体な語りで、ギュギュギュッと凝縮されている一冊。

    両親へ「自分を生んでくれたこと」への感謝を、息子に「生まれ...続きを読む
  • うまれる
    映画もあるらしい。なんとかトリソミーという、ダウン症のような赤ちゃんの話もあり、著者自身の心境の変化などもあり、とても感動的だった。
  • うまれる
    妊娠〜出産の過程で、男女それぞれの思いを取材しまとめられた作品。個人的に「子供を産むということ」について考える機会があったせいか、本屋で見つけた瞬間ビビッと来て即購入しました。
    今度ドキュメンタリー映画が公開されるようです。近隣では来週から、久々に映画見に行こうかと思います。


    こういったテーマで...続きを読む
  • うまれる
    四組の夫婦が登場します。
    出産を控えた夫婦。
    妻は、幼いころの心の傷が原因で、子供を愛せるか不安。
    夫は、最初、自分の遺伝子をあまり残したくないと思っていた。
    二人の考え方が出産を通してどう変わっていくのか。

    誕生死。
    出産日当日に赤ちゃんの心音が止まり、亡くなった状態で生まれた赤ちゃん。

    18...続きを読む
  • 「こどもかいぎ」のトリセツ ―すぐできる!対話力を育む保育
    こどもたちはできると信じること。
    おとなの介入はファシリテートであること。
    純粋にやってみたいと思える実践本でした。
  • オネエ産婦人科
    地方の小さなクリニック・尾音産婦人科、通称オネエ産婦人科にはゲイの院長はじめ、男性として生まれたけれど心が女性の助産師や臨床心理士などいわゆるLGBTの人達が働いている。

    冒頭から昭和のギャグ連発で個性豊かな登場人物達にコメディ作品かと思いつつ読み進めると、その奥に隠れていた重いテーマに気付き胸が...続きを読む
  • 子どもが対話する保育「サークルタイム」のすすめ
    子どもの声を聴くって本当に
    文字にすれば簡単だし、それほど難しいことでもないように見える。
    しかし、実際に毎日子どもと接しているとそうはいかないのが現実だ。

    聴くということは相手への信頼から始まる気がする。
    そう考えるとまだまだ自分の中に
    子どもたちより大人の方がアイデアを持ってるという
    無意識な...続きを読む
  • 子どもが対話する保育「サークルタイム」のすすめ
    サークルタイムの入門書。
    大切なところや、さまざまなやり方、良い事例と解説。
    難しく考えずに「やってみたい!」と思える一冊だと思う。
  • オネエ産婦人科
    自分らしく生きていくことと産婦人科で知る命の尊さ。

    人付き合いが苦手な胎児の声が聞こえる産婦人科医の継生。

    総合病院で担当した患者が産後うつで自殺してしまい、責任を感じるうちに自らも心を病んでしまっていた。

    なんとか社会復帰した転職先の新しい産婦人科では、
    先生たちが様々なジェンダーを抱えなが...続きを読む
  • オネエ産婦人科
    ありえない設定!

    最初はキャラで引っ張っているんだろうと訝しんでいた。

    でもさすが当事者へ丁寧に取材してきた筆者の想いがこもった物語。

    産後うつや夫婦の葛藤は一筋縄ではいかないやりとり、何が正解かもわからない、リアルでぐっとくるエピソードも。

    傷ついた経験があるから人の痛みに寄り添える。

    ...続きを読む
  • オネエ産婦人科
    目に見えるマイノリティの人たちから学ぶ自分のなかのマイノリティの発見。辛いことやチャレンジングなことを経験した人たちだからこそ、優しくなれるし強くもなれる。”普通”なんて人はただのひとりもいないんだということを思い知らされた本。
  • オネエ産婦人科
    “この世の誰もが「マイノリティ(少数派)」であり「マイノリティこそがマジョリティ(多数派)」であるとも言える”
    という箇所になるほど!と思った。社会の多様性を受け入れながらも流されない生き方が出来たなら自分らしく生きれるのではないと思わされ、考えさせられる本だった。
  • オネエ産婦人科
    心に傷を抱えた主人公が転職したのは、ちょっと変わった産婦人科医院。いや、ちょっとじゃないかも!?
    でも、院長をはじめ、そのクリニックで働く人たちからは今までに感じたことがない優しさを感じる。

    人は辛い経験を積んでいくたびに優しくなれると僕は思っている。他人の気持ちを本当の意味で分かることは出来ずと...続きを読む
  • うまれる
    友人に頂いた本。ドキュメンタリー映画『生まれる』に関する本。
    誕生死・18トリソミー・不妊など、異なるテーマが描かれている。どのエピソードもとても考えさせられる。生まれてくることは奇跡だと、改めて感じた。色んな夫婦や家族がいて、出産に対する想いもどれひとつとして同じものはない。
    この本にしろ『コウノ...続きを読む
  • うまれる
    妊娠4、5ヶ月頃に読んだ本。
    まだお腹もふっくら程度で胎動もなかったので、命を授かる奇跡に感動しつつも実感がまだまだ薄かった頃。  

    胎内記憶、という話から始まり、様々な妊娠・出産の場面を読み進めるうちに、何度も涙がでた。
    電車の中で慌てて本を閉じたり。。

    予定日に心拍停止となった夫婦の話が一番...続きを読む
  • うまれる
    妊娠・出産を望んている人、子育て中の人、いつかは子育てするかもしれないけど今は興味のない人、子どもはいらないと思っている人、男性・女性・すべての「人」へ

    この本を読むと、子どもが「うまれる」ことってすごいことだと感じると思う。

    子どもたちは、産まれる前のことを覚えているという。
    お腹の中の様子や...続きを読む
  • うまれる
    ドキュメンタリー映画「うまれる」の監督が著した本。どちらかというと妊娠や出産の素人が書いているので、素直に感動しながら書かれている、分かりやすい内容。自主上映が各地でされているので、今年中にどこかで家族一緒にみるつもりです。