あおのなちのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
付き合い始めたシーナとミミ。だけれど本人達のテンションの高さと比べて周囲は「やっぱりか~」って感じな為か、より当事者の嬉しさが際立っているような
おまけにこの巻は召集されるシーンも無いものだから、いつもよりも甘々な雰囲気に満ちていたね
テンション高く誰にでも自分達の嬉しさを話したがるミミに比べて、色々考えるシーナはほんの少し抑え気味
アリにどう伝えるかって、そりゃ少し気にしてしまうよなぁ……。自分達は好きな人と付き合える事が何よりも嬉しいけれど、好きな人が帰らぬ人となってしまったアリにそのような自分達を見せるのは正しいのか?
それだけにアリが気持ちよく二人の交際開始を喜んでくれたシーンは良かったな。そこにはアリの優しさが有るだけでなく、傷付いたアリに寄り添ったシーナの行動があったから今の関係に繋がっているのだと改めて思えたよ
シーナとミミは新しい関係を築き始めた。ならば、次はその関係の先に何を夢見るのかという話になり、もう結婚を意識し始めるなんてね
おまけに周囲では進級や卒業後の進路の話まで飛び出して、より将来について考える機会に
ただ、これまでも提示された真実だけれど、ミミが成長するなんて有り得ない未来で。「大人になったら結婚したい」という無邪気すぎるミミの願いは幸せ色に満ちているのだけど、同時に痛ましさも覚えてしまうな……
けど、そうした背景が有りつつも二人の逢瀬はとても初々しく、同時に秘密の交際めいているのは見ていてドキドキさせられるね。特に木の上でキスを交わし合うシーンなんて最高でしたよ!
大人になるなんて不可能だ。口にしないだけでそう突き付けられていた状況だっただけに、フランが作った成長薬は色々と意外すぎる要素だったかも
これまで時が止まっていたミミを進級させるという点もそうだし、そこでミミの為に配慮を見せるのも意外かも
勿論、そこで提示された薬は一時凌ぎを繰り返すだけのものだから解決策ではない。けれど、早く大人になりたいミミにとっては丁度よい代物
だからってすぐに飲んでしまうのは彼女らしいし、そこであんまり見た目が変わらなかったのもある意味ミミらしいかも
ここでシーナだけ「ミミがあんなに変わってしまった!」と衝撃を受ける一方で他の面々はそもそも変化にあまり気付かない構図というのはちょっと抜けているんだけど、でもそれだけシーナがミミの事をよく見ている証拠とも言えるんだろうなぁ
今回の件はミミが少し成長した程度では「大人」とは言い切れない仮証明のような一件となったような
でも、シーナはどちらのミミであっても大好きなままである事も証明された
二人の仲は深く繋がっている。それだけに同じ時を過ごせない真実が漂うラストに少し物哀しさを覚えてしまうね… -
ネタバレ 購入済み
ペースアップを望んだけれど
長い長い少年時代からようやく成長したと思ったら、その後の展開が早いです!
バース性確認→正式婚約→卒業→結婚→子供生まれる...までがこの一冊に凝縮されています。そしてその合間に魔王誕生、神様サイドのすったもんだの決着などが入ります。1~2巻の超スローペースを思うと目眩がしそうです。ペースアップしてほしいとは思いましたけど、上がりすぎでは...。
ノクスとセイアッドは最初から最後まで全くぶれない安定の両想い。『節度』を求められない年齢&関係になったとたんにBL味が増します。ああ、ようやくか...と思ってしまったのは私だけじゃないはず(多分)。
しかしながら魔王とのラストバトルは神様介入であっさり終了。盛り上がったところからの肩透かしというか、とても中途半端な印象で残念。学園生活の描写ももっと欲しかったです。
物語的に多少物足りなさが残るものの、3CPそれぞれに幸せそうな結末を迎えているので良かったです。
ノクス視点で物語をふり返る巻末の閑話も良かったです。 -
ネタバレ 購入済み
よかった
わりと主要キャラそれぞれにスポット当たっていてよかった。
みきちゃんとはじめちゃんは少し出番少なめ。アキ志帆好きにとっては志帆が最高にかわいかった。 -
購入済み
お試しだと謎解きまではいかなかった!ちょっと導入がバタバタしますが、ミステリアスな洋館と、新米のペットショップバイトくんという組み合わせが面白かったりしてすんなり読めました。面白かったし、先の展開も気になります!
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Posted by ブクログ
ミミからのキス、ハルの問い掛け、それらによって本格的に芽吹き出すシーナの中の感情
悩み過ぎた為か、自分を疎かにした為か。名状しがたい理由で身を苛む発熱はシーナに普段なら考えない事を考えさせ、ミミにも言えない事を言わせるものとなったようで
一度でもミミに示唆してしまったなら、シーナは「答え」を見つけなければならない
そんなタイミングで始まった治療の手伝いは一時的にシーナをその悩みから遠ざけるものに。悩んでいるだけでは答えを出せない彼女にとって良い機会だけど、待たされているミミにすれば二重の意味で焦らされているようなもの
ここでミミがシーナの頑張りに反対すればまた以前と同じ展開だけど、ケンカみたいな衝突を越えてシーナの頑張りを受け容れられるようになったミミだから、頑張っているシーナを癒やしてあげたいと思うようになる
シーナがミミに対して抱いていた感情がミミにも宿り始めたのだと判る描写。だからミミに対して言語化出来ない想いを抱えるシーナの心に響くものとなったのかな
第1巻の時点で仲睦まじくキスする様子が描かれつつもどのような触れ合いが有ったのかまでは判らなかったエスタの事情。それをここで改めて描きますか
最初は一方的に突っ掛かるように付き合うだけだったエスタとヘザー。視界にも入れて貰えなかった関係が戦場に立つ事で変わり始めた
恋人と呼んで良いのか躊躇われる彼女らの関係は戦場を介してこそ成立していた。だからこそ彼女らを分かつのもまた戦場で
もうヘザーは居ないのに戦場に立とうとするエスタは何処か空っぽで
彼女はもう選びようがないから、後進に選ぶ大切さを伝える。そこでミミが話の全容は判らないままに、選んで終わりにするのを良しとしない考え方を披露したのは良かったな
終わりにしないなら、続ける為にシーナはミミとの関係に答えを出す必要がある
この「答え」を見つける問題に関してシーナが主と思われていたからこそ、ミミが先にその「答え」に繋がる感情に涙するとは思わなかったな
シーナの中でミミは「恋人」の意味すら知らない純粋さを持つイメージで。だから、自分が伝えたい「答え」をミミが正しく知っているならシーナが臆する理由なんて何もなくて
堰を切ったように溢れ出すミミへの恋慕。これに対してミミが力強く自分もそうだと返すシーンは良かったなぁ
大きな幸福が描かれたこの巻を読み、こちらも幸せな気持ちに成れそうなのだけど、一方でこれが戦争や永遠の命など恋の力ではどうにもならない環境とどう噛み合ってくるのだろうかと少し空恐ろしい気分にもなってしまう…… -
購入済み
二人の行く末
見たいような見たくないような。。。ずっとこのまま二人の時間を過ごしていけたら、、と思う作品。 二人の心がすごい綺麗で特にテオの佇まいや主への気持ちが凛として何だか泣けた。
沢山、主を愛してやってほしい。