あおのなちのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
冒頭で描かれるアリとセイランの淡い恋物語。これが始まりに描かれているからこそ、エスタとの会話を通して少しずつアリが感情を高ぶらせていき、遂には涙を流す様子に感情移入できる
セイランが消えばかりの頃は素直に感情に身を任せる事が出来なかった。それは言い換えればアリの心を解きほぐしてやれる人が居なかったという意味かもしれず
セイランの居ない世界をどう生きるのか。それをしかと形にでき、微妙な距離感になりかねなかったミミ達と和解できたならそれはアリにとって一区切り付いたと言えるのだろうね
アリとセイランの恋物語が一区切り付いた事で、本格的に始まるのはシーナとミミの物語ですか
これまでは同室の子だとか、あまりに無邪気な様が気になるとか、同性でも存在する感情を基にシーナはミミに関わってきた
それがハルの存在によって揺らぎだすのか
アリやセイランとまた違ったミミとの仲の良さを見せるハル
アリ達はシーナの交友関係によってミミとの繋がりが出来た。でもハルはどちらかというとミミと仲が良い感じ
だからシーナはそんな二人を見て常に無い感覚を抱いたのかな?
でも思い返すと18話の頃はハルと話すシーナにミミがヤキモチのような感情を垣間見せていた事を考えると、二人にとってハルは微妙な距離の近さを持つ友人であるために自分たちの関係を脅かす存在と言えるのかもしれない
一度でも火の付いた感覚は簡単には消えやしない
シーナの中に宿った針のような痛みは連鎖反応的に様々な感情をシーナ刻みつけていくね
自分とミミは親子のような感じだろうか?自分のクッキーとアリのラスクどちらが好き?とか
極めつけは記憶の問題か…。ミミを死ぬまで覚えていたい、ミミに死ぬまで覚えていて貰いたい
それは相手を唯一の存在とし、相手からも唯一の存在として扱われたいという欲求の現れだよね
唯の友達であればその感覚に痛みを覚えるなんてきっと無い。けれどシーナもミミもいつの間にかそれだけじゃ無くなってしまった
魔法なんて関係ない幼い啄みのような口付け
その先に在る感情なんてたかが知れている。後は認めるだけ
だとすれば、ハルから問いかけられたIFについてシーナはどう答えるのだろうね?
そういや、これまで当たり前のように戦争に身を置く少女達が描かれて来たものだから、戦争の理由なんて気にしたことがなかったな
戦争の突端となったという蘇生魔法の『禁書』。これ、どう考えてもミミが関わる奴では…… -
無料版購入済み
無料の1巻を読みました。
百合モノだと言うことは読み始めてから気付きましたが、今のところ?そんな際どい描写はなくて平気でしたw 孤児を集めて戦争兵器にすると言う設定。孤児を集めて育てて食糧にするという約ネバがかなり有名なので一瞬それがよぎりました。お話としてはなかなかに面白そうで続きが気になります。 -
Posted by ブクログ
ミミと共に在ると決めたシーナ、てっきりシーナの方に受難が降りかかると思っていただけに変わり始めたシーナにミミが焦れてくる展開は少し予想外だった
シーナの変貌には苦手だった戦いに対し前向きになる姿勢も含まれる。ただ、これは独りで戦いに身を投じてきたミミの意に反することになるのか……
別にミミは皆を守る為という理由だけで積極的に戦ってきたわけではないのだろうけど、シーナという大切な人と巡り会えた事で守る対象が明確になった。だというのにその対象が自分から戦いに近づこうとしている…。これはミミにとって納得が難しい状況
戦場の汚れを全て引き受けるかのような姿勢は彼女が元々持っているメンタリティを背景にしているとは言え、一方でシーナにとっても納得が難しいよなぁ……
互いが互いの為を思ってぶつかり合ってしまえばどちらかが折れないと再び隣り合う事は難しい
これまでも意思疎通に失敗する事は幾度か有った二人だけど、ここまで本格的にぶつかったのは初めてだね
そんなミミを受け止める役目はアリ、シーナはオミに託されますか
セイランを失った時、一度は泣けたけどそれ以降は静かな表情が多いアリ。その内面は計り知れない部分が多いけど、だからこそ冷静過ぎる一面があって結果的にミミの我儘と見えていないものを教える一助となったようで
また、教師として生徒達を俯瞰的に見ているオミはだからこそ教師としての答えではなく、ミミとシーナが手にすべき答えへ誘導しているね
ミミとシーナによる問答だけではぶつかりあったまま変わらない、ワンクッションが必要になる。一呼吸置いたから謝る事が出来て、譲れない部分は変わらないけれど譲れないからこそ自分たちの望む未来を言葉を尽くして相手に教える必要があって
その時響いた小さな鼓動、そしてミミの願い。この約束はいつまで守られるのだろうかとつい不安になってしまう……
ミミとシーナの二人とは別の場所で展開されるアリとエスタの会話。大切な繋がりをポロポロと失ってしまった同士だからミミ達相手とは別種の会話を行えるのかな
好きな人と一緒に戦いつつ好きな人を失ったエスタ
好きな人を送り出し好きな人を失ったアリ
同じ境遇だけど、繊細な部分は異なる二人。完全に同調できるわけじゃないから会話が必要となる。そうすれば失い空いたままの穴を優しく埋める、もしくはそれを大切に出来る何かを手に出来るのかもしれないね
そういや、中盤で軽く触れられていたけど、シーナの元同室の子も戦場で亡くなっているんだっけ
あんまりにも序盤の出来事だったから印象が薄かったけど、こうして物語が進み、それでも14クラスから戦場へ行く者が少ない現状を思うと元同室の子はどれだけの強さを持っていて、それを間近で見せられたシーナにどのような影響があったのだろうかと想像してしまう -
Posted by ブクログ
セイラン亡失の影響がこれでもかと横たわる第4巻
これまでもこの学園では戦場で散った生徒なんて幾らでも居た。けれど数多くの時間を触れ合ったセイランであり且つセイランと親しかったアリだけが残った事で、よりセイランの不在を感じられるようになっているね
そして、その感覚がこれまで人の命や痛みに鈍感な部分の有ったミミに影響しているようで
これでアリがセイランの死を受けてすぐに泣き叫んでいれば、ミミの反応は異なるものになったのかもしれないけど、アリはセイランとの約束の為に泣くのを我慢してしまった。だからミミは自分の中に生まれ落ちた感覚の答え合わせをするかのように純粋な疑問を投げかけてしまうんだよね……
「どうして笑ってるの?」とか「悲しいって思っちゃいけないの?」とか、なんて残酷な質問だろう……
その邪気の無い質問がアリの抑えていた悲しみをきちんと悲しみとして表に出させたのだから良かったと言えるのか……
でも、セイランの死が悲しい出来事であると明確にされたら、純粋なミミがそれに無邪気に対応しようとするのは当然なんだよね
けれど、アリはミミの誘いを断ってしまった。これはセイランの命を尊重するアリなら納得の発言なんだけど、一方でミミの在り方を否定するものになってしまうのは残酷…
セイランの死、そして自身の在り方に揺れるミミの様子はこれまでに無いものだね
そんなミミの為に自分に出来ることを深めようとしたシーナの行動が別の方面からミミの過去に迫る事になりそうな展開は意外かな
当初の怪物かのような正体の見えない存在だった頃から、大きく変貌が見られるミミ
彼女の傍に居続けようとすることはシーナにどれ程の試練を課すことになるのだろうね? -
購入済み
人外もの、SFまじりで幅広い
個人的にはあまり人外モノに感情移入しにくいのだけれど、今回掲載されている作品2作には惹かれるものがあった。作家さんがすべてハイレベルなので、かなり読みごたえがあります。
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Posted by ブクログ
ああそうか、そういえば第2話で何も残らずに消えてしまうって言ってたっけ……
あまりにもさらっと言及されていたものだからすっかり忘れていたよ……。まさかそれが現実のものとなり、あれ程までに衝撃的なシーンとなってしまうのかと愕然…
「ケガしないで帰ってきて」というシーナの言葉。それは悪意ある結果とはならなかったけど、シーナがミミの更なる異形を知る切っ掛けとなってしまいましたか…
一方でこの場面から何となく察せられる価値観のズレが後ほど響いてくる。シーナはそもそも言葉通りミミにあらゆる怪我をしないで欲しいと言っているのだけど、ミミの方は「怪我をしても綺麗にしていれば大丈夫」と考えていた節が在る
痛みや怪我に慣れすぎたミミはそもそも傷付くという現象の意味を正しく理解していない
それが別の意味を持って現れてしまったのがミミとセイランが決闘する場面なのだろうな
学校に恩義を感じているセイランは戦場に出て役に立つことで恩を返したいと思っている。だからミミとの決闘で求められていたのは戦場に出る覚悟ではなく、相手を傷付ける覚悟
結局、セイランは実力不足からそもそもミミに攻撃を届けることすら難しかったけど、対するミミはちょっとムッとした程度でセイランを殺しかねない攻撃を仕掛けようとした
ミミとセイランの間には実力だけでなく、相手を傷付けるという点での意識の差がとても大きく存在している
そして14話……
彼女が蘇生魔法に興味を持った時点で何となく予想はしていたけどさ…。まさか本当にこの展開をやってくるだなんて……
人を助けたのに自分は助けられず。ミミとは再会できたのにミミはセイランの重傷を理解できず…
第2話では死ぬと身体が消えることを「敵に死体からいろいろ調べられたりしたら困るもんね」と解釈していたミミ。今の彼女はセイランの身体が目の前で消えたことに対して何を思うのだろうか…? -
購入済み
すごいボリューム
どのお話も続きが読みたくなるようなものでした
ちょっと高校生同士のが嫌な気持ちになりそうだったけれど、吸血鬼のや仕立て屋のお話は特に読んでみたくなりました -
ネタバレ 購入済み
よかった➰★2.
神様逝っちゃうのかと思ったけど…。よかった~。とりあえずハーフだから大丈夫って事かな?夏は相乗効果でちょっと大変って事?上手にコントロールしたらこづくり(笑)しても大丈夫?いずれ神様の方がテオを置いていっちゃう期間限定なんだろうけど…ずっとずっと二人にふわふわとお花が舞っていればいいのに。
どちらが好きって感じてもお花舞う表現いい好きだなぁ。あと 用がないのに神様がテオを呼ぶのも好き。どこに居るかわからないから呼んでたのね。呼ばないでくっついてればいいって気が付いちゃったけど。残念。 -
ネタバレ 購入済み
可愛い!★2
可愛いらしい。おままごとみたいな感じがとにかく可愛いらしい。熱は特に花丸るです。どんなかなと最後から読む要領で番外編から購入しました。本編買お!
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ネタバレ 購入済み
切ない感じ
不思議な設定でした。レイが死ぬとこは見たくないーと読んでましたが死ぬまで話が進まなくてよかった笑 番外編もあるようなので、読みたいと思います。
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Posted by ブクログ
人と神さまの混血×代々その神さまに使える少年メイド
親が子供に言う醜いとか愛されないっていう呪いの言葉は、誰かに愛されて求められてやっとどうにか向き合えるor消化出来たりするよなぁ
神様のお父さんは只々自分とは違う息子を受け入れる事ができないタイプだったのね。
そこに真っ直ぐなテオがいい具合にくるもんじゃけん、そりゃ可愛いかろーよ!!
エロさは少ないけど2人の関係の儚い感じも好きだし、神様死ぬエンドじゃないし(まぁいつかはテオより先に逝くやろろけど)全体的に好みだったので胸がキューンとなりました。
相手を可愛いとか好きだと思う時にお花がひよひよ〜ってでる表現、むちゃ分かるなぁ( ˘ω˘ )良き -
Posted by ブクログ
ネタバレ尊くて切ない。
ミミの秘密を知ることになるシーナ。
シーナはシーナなりに沢山考える。
ミミの命を物みたいに扱われたくない、戦争が終わればいいのに…ミミが戦争に行かなくても誰かがいく事。
ミミが助かれば他の人が戦争に行って傷ついたり死んでもしてもいいのか?
保険医が言う事が正論なんだけどシーナの気持ちが痛い程分かる。
辛い現実とミミの無邪気さ可愛さでぐしゃぁってなる。
2人が余りにもかわいくて最高で、これがどんな結末を迎えるのか分からないけどバドエン(と言うより現実的なエンド)だったら、わしもう辛くて胸張り裂けるわ…
シーナミミ以外にもアリとセイランにも、ふわぁっとさせられるから本当オススメ。
なんなら単行本見開きのカラーが最高に可愛いし素敵よ!
描き下ろしもミミの無邪気な素直さが意図せず闇って感じで良き…みんな見てみてよぉぉぉぉ( ´・ω・` )