あおのなちのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレシーナがミミの支えになりたいと考え魔法の練習に励む一方、ミミはミミでシーナや他の皆んなが死なない様に命を賭して戦場で戦っていて、お互いに相手の事を思っている姿が良かったです。お互いを案じているからこそ、無理をしている姿を見ていられず心配になり止めたくなってしまう、人間関係の難しさが表れていて、喧嘩してしまった時はハラハラしました。
一方で、アリがセイランが居ない生活を受け入れ難く思い、皆んなから心配されエスタ先輩からも励まされつつ中々乗り越えられないのは、それだけセイランの事を深く思っていたからなのだと感じ、哀しくなりました。
それでも、同じ様な気持ちを共有出来るエスタ先輩と会えた -
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Posted by ブクログ
美琴の心情や周りの風景、一人称視点から見た周りの人たちの様子の描写がひとつひとつ丁寧で、読みながら情景が浮かんでくるような文章だった。
そんなふうに丁寧に丁寧にナオとの関係や佐々木先輩との時間がしっかり描かれてたからこそ……終盤の展開は、かなり心にきた。
あらすじだけ抜き出せばSFにありがちな設定ではあるんだけど、仕組みに気付き始める頃にはすっかり主人公に共感しきってしまっているので同じ目線で驚きを得られる、というか。
この「語り手目線に同化しすぎて種明かしターンまで仕組みに気付かない」読書経験は、ジャンルは違うけど貫井徳郎『慟哭』あたりと似た構造かもしれない。
だいぶ時間をかけて執筆され -
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堪らない!★1·5
テオが大好きな神様。好きすぎて駄々こねてもう可愛い!ちょっとツンツンしてるのに実は甘えたとか!堪らない!
生きる永さが違うすれ違いのちょっと悲しい感じの本編から それでも大好きな番外編。
短すぎて寂しかったけど…。続きが出て嬉しい
二人の上にずっとふわふわなお花が舞いますように! -
ネタバレ 購入済み
(°▽°)
ホントにもぉこの主と召使いは…というかわいさに悶えるお話でした。本編その後の短話ですが、ちょっと切なさの残る本編よりなんとなく幸せボケしてる雰囲気の2人が見られて嬉しい。テオのことが本当に好きでたまらんレイの心理描写がありありと出ててかわいいし、こっちまでたまらんです。