あおのなちのレビュー一覧
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身寄りのない子供を戦争用兵器として育てる学校に通う少女たち。
人を殺すための授業(魔法系)
誰が死んでも悲しむことさえままならない日常。
自分の境遇を受け入れられずにいる14才のシーナは
ある夜、血まみれの小さな女の子ミミと出会ったー。
平穏を願うシーナと笑顔で戦争に向かう不死のミミ。
死と隣り合う世界で2人の少女が見つけた、あどけない願いの物語。( 裏表紙より
久々のヒットです…ファンタジー色が強いのは苦手だけど人を殺すための授業が魔法で、学校にいるのはほぼ女子=魔女!!!魔女好きなのでファンタジーでも苦じゃない…実際にはまだ魔女じゃないけど。
そしてキャラ年齢がむちゃくそ若いけど、とても可愛い!!!ミミの無邪気さからの百合展開に萌えます。
ほかのキャラもとても良さそうなので2巻買ってきます( ˘ω˘ )良き漫画…… -
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ペットショップでバイトをする主人公は、人に頼まれると
嫌とは言えない性格をしている。
その性格が災い(?)して、お得意様のお願いを
聞かねばならなくなったという現実。
ペットが3匹程度なら許容範囲内ですが、この数は…。
しかも朝の4時。
時給1万円貰ったら考えますけど、これは無理。
人嫌いである当主と解決する事件。
すべて短編になっていて、特に繋がりはなし。
しいていえば、ペットショップのオーナーと
入院中の人、の関係の発展ににやにやしますが。
金魚、猫、犯人(?)に再び金魚と遺棄された犬達。
家族と思うか、ペットと思うか、金づると思うか、で
まったく扱いが違ってくる彼らの生。
そこにきちんと命がある、という事を
理解してほしいものです。 -
Posted by ブクログ
15クラスへと進級した事で戦争の足音はより近くで響き始めたようで
それだけにシーナが意識してしまうのは戦場で自分に何が出来るか?というか、模擬戦の相手すらトドメを刺せない彼女は何処までも戦場向きじゃないね…
シーナの魅力が発揮されるのは模擬戦が終わってから。その点からも彼女の適性が戦場にないと知れるね
また、シーナに戦場が似合わないのはミミの現状からも見て取れるかも
以前のミミは地下室と戦場を行き来するだけの人生だった。それが今はシーナを恋人とし毎日を賑やかに過ごしている
これは疑いようもなくシーナの魅力に拠るもの
シーナは15クラスに上がっても戦場は然程近づかない。対して明確に戦場へと近付いたのはアリか…
彼女ってセイランを喪った直後はかなり危うさが有ったけど、最近は近しい少女達の存在により安定しているように見えた。そんなアリが今はセイランが散った戦場へ引き寄せられているのか……
一般論としては宜しくない事だろうけど、子供達を戦場へ送り込む学校だからこそ、軽々しく否定されない環境と成っているとも言えるのかな……
元々、戦場を行き来していたミミは進級しても変わらないかと思いきや、ハルの発言が少しミミを変えてしまいそうな…
ミミは何度戦場へ行ったところで死ぬわけじゃない。けど、弱いシーナは戦場へ行ったら死ぬかもしれない
それは単純な意味での別れよりずっと酷い何かへ続く未来。「……でもミミ」に続く言葉は何だったのだろうね…
ミミは初めてその悩みに至った。けど、前からその悩みに接してきたのがシーナで。42話の悪夢、フランとの会話は更に踏み込んだものか
ミミには”ずっと”がある。けどシーナの”それ”は限られている。知っていてシーナは”ずっと”なんて口にする。おまけに彼女は蘇生魔法を拒絶した。そこには犠牲を否定するというシーナの大原則はあれど、現実としてミミは犠牲の上に蘇生されている
フランとの会話はシーナが直視しきれない彼女らの痛みを示すものに
それだけにミミがあの会話を何処から何処まで聞いたかは気になる所。二人の”ずっと”は同じじゃない。その痛みにミミは何処まで向き合えるのか?そしてシーナは自身が死ぬ時までミミに何を捧げられるのだろうね? -
購入済み
ちょっと合わなかった
勢いでまとめて3巻まで買って、3巻の序盤で挫折。
どうにも主人公が好きになれなかった。
むしろイライラした。
設定自体は馴染みがあるし、でもちゃんとオリジナル要素もあって、文も読みやすい。
カップリングがほぼ確定してて、ふらふらしないのは好み。
世界観が凄くしっかりしてるかと言われると、読了範囲では個人的にはやや微妙。
あと若干の間延び感。
大枠しかわかってないことが多いので、今後詳細がわかったら印象もかわるのかもしれないけど、今段階ではこれ以降は購入しないかな。
完結したらもう一回チャレンジしてみようかなと思う。
少年期より幼少時期の方が読みやすかった。
評価も高いし、合う人には刺さるのかもしれませんが、私にはちょっと合わなかったかなぁ… -
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いつ戦争に投入されるかも知れない世界を背景にしつつ交流を深めるシーナとミミ
また、前巻ラストで明かされたミミの異形さを思うとシーナとミミの穏やかで優しい日常がどれだけ薄氷の上に成り立っているかが判るね
ただ、シーナにとってミミの存在はやっぱり無邪気なだけじゃないとも伝わってくるのは残酷
頻繁に戦争に駆り出されるミミの姿はシーナにミミの異様さを思い知らせるし、その影で「自分は呼ばれなくて良かった」という暗い安堵が自分の中に広がっていくのも感じられてしまう
これらの感情はただでさえ、学校に馴染めていなかったシーナを蝕むもの
そういった静かな侵略が続くと思っていただけに『友だち』というキーワードをきっかけにミミが最大の秘密を打ち明けるとは思わなかった。あれ、絶対人に教えたら駄目なヤツですやん……。それだけミミにとって初めての『友だち』が嬉しかったのだろうけど
一方で明かされたシーナにとってはミミを見る目が大きく変わる出来事となってしまうのは皮肉。ミミに偏見的意識を持つという意味ではなく、自分は戦場に出ず代わりに友だちのミミが戦っているという罪悪感から、ミミの事情に深入りせずには居られないんだよね
蘇生魔法を解く方法が無いか考え始めるってかなり重賞な気がするよ……
ミミへの肩入れを深めるシーナに対応するかのように、シーナへの執着を見せ始めたミミ
戦場へ行くミミへ投げかけられた「ケガしないで帰ってきて」という言葉。これが悪い変化を引き寄せないとよいのだけど… -
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戦争に駆り出される少女達が住まう学校が舞台の作品。と言っても第1巻の段階では実戦に投入される場面はなく、どちらかというと自分たちの命がふとした拍子に消費されてしまう現実に納得行かないけれど、逃れようがない現実を生きる少女達の心情がメインとなって描かれている印象
学校の仕組みに納得が行かず、かといって同室の少女の喪失に憤ることもできず
そんなシーナの前に現れたミミは明らかに異端と言える存在。血まみれなのに天真爛漫、誰よりも強いのに無知
シーナとミミは交流を深めていくけど、百合要素は薄めなのかなと思っていたましたよ。あのシーンを見るまでは!
相手の傷を癒やす最良の方法がキスって!あの光景が描かれた瞬間から作品世界が良い意味で違う色を持ったような気がするよ!
特に無邪気にミミがその方法を早速実践する流れとか、完全にシーナの日常が変わり始めている様子が感じられて良かった
そうしてミミはシーナの日常を侵略するかの如く現れてシーナの隣に馴染んでしまうのだけど、やはりミミは良い意味でも悪い意味でも侵略者なのだろうなと思ってしまう
模擬戦において流れるように撃破するミミ
模擬戦ですら怖くて戦えないシーナ
同じ光景を見ることが叶わない二人が交錯する瞬間がシーナにとって凶刃となってしまうのは二人が同じ場所で共存することが難しいと端的に表しているかのよう
そうして二人は気付かないまま相容れない関係になってしまうかと思いきや、「痛いのは嫌」というとても普遍的な共通点を見つけて普通の友達のように会話に興じるシーンは微笑ましい
でも、やっと見つけた共通点なのにそれは大いにズレていたというのは悲劇的
シーナが嫌がるのは誰かが傷ついたり、そもそも誰かが怪我する場所に居るのも嫌というもの
対してミミが嫌がっているのは……
強さだけでなく、精神面すらも怪物級の強さを持つミミ。まだミミの一端しか知らないシーナがミミと関わっていく中で彼女のことをどれだけ知っていくのか、そして彼女の全貌を知ったときにどう思うのか。そして何よりもこの作品タイトルは何を指しているのか…… -
Posted by ブクログ
今日もこき使われる、お人好し主人公。
そんな彼の家から、父親が倒れた、との知らせが。
野生に餌付けをしてはいけません。
それは双方にとって、とても不幸な現実が
待ち構えているから。
そして毒舌金持ち息子は、己の楽しみのため
主人公と一緒に飛行機に乗って北海道まで。
ここにくるまでに、道民が聞いたら怒るような
発言をしています。
安定感のある毒舌…w
犯罪者に間違われてみたり、狼を見たり。
ヨウム、という種類の鳥がいるのも初めてしりました。
最後には盲導犬と…毒舌の母親。
びっくり、という現実でしたが、過去を知って
なぜあれほど固執していたのか、に納得。
多少は克服できたのやも、知れません。 -
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ネタバレ佐竹さん2作目。
前作が凄く好みの内容だったので、期待して購入。
柔らかい雰囲気の表紙と、興味をそそられるあらすじタイトル、相変わらず癖の少ない文章で読みやすいです。つるつる~っと素麺のようなのどごしの良さで、最後まで一気読みしました。
受と攻、それぞれに秘密を抱えながらの不思議な同居生活の描写が延々と続きますので、人によっては退屈に思われるかもしれないのですが、私は楽しめました。
秘密の中身もBLとしてはもう使い古された感があるにはありますが、安定した展開と言いますか、先が読める分安心して読める感じです。
ハラハラドキドキこの先どうなるの!? という作品も大好きですが、疲れてる時はこういった良い意味での展開見え見えに癒されます。
ただ少し勿体ないと思ったのは、タイトルにも入っている【庭】が何か重要なテーマになっているのかな……と期待していたのですが、結局最後までメインの付け合わせに過ぎず、折角の題材を生かし切れていなかったかなという感じ。
そういった面では物足りなさもあり、高評価とまではいきませんでしたが、全体としては無難に纏まっていて読みやすかったです。
あと家族との確執についても、もう少し掘り下げて欲しかった。
特に義父の存在感が薄すぎて、受のトラウマと上手くリンクせずにんんん??? となりました。
挿絵もふんわりとした優しい絵柄で、この作品に合っていました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『あなたの世界で終わりたい』に収録されている『僕等の破片』のマイノリティ兄妹の話が入ってるということで購入。前巻に続き短編集で、相変わらず夢と現実がごっちゃになったような抽象的な描き方で読みにくかったけど、前巻よりこっちの方が好きでした。目当ての話以外の『アンの庭』、『雨』『After the Fuchsia』も良かったけど、マイノリティ兄妹の兄・静の話『二人で明けて』が読めて良かった。『僕等の破片』での静はとても苦しそうだったので、誰かに恋をして、その相手も静と同じ気持ちでいてくれたことにほっとした。叶わなかったけど、この後再会して現実で手を繋げる日が来るといいなと思うし、そうなるんじゃないかと期待できる話だった。しかし、妹の曖子の方は『僕等の破片』では無邪気な印象だったのに、意外にあざといというかヤンデレっぽくてびっくりした…(^^;)