十階堂一系のレビュー一覧

  • 赤村崎葵子の分析はデタラメ 続

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    前巻ではテル、今巻ではカモトキくんの過去のお話でした。前巻でもチラリと紹介?されたカモトキくんの本当の姿の真相が明らかになったのですが感動しました。裏分析コーナーのおかげで本編で拾い損ねたor拾えない謎が解明されるのがとても面白いです。 今作でメインヒロインであろうテルよりも先に登場したスエちゃんのキャラが可愛くてお気に入りです。

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    2013年10月13日
  • 不完全ナックル2

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    ネタバレ

    登場人物の視点がコロコロ変わる話はあまり好きじゃないのですが今巻はそれが生かされていたようで面白かったです。卓球部の面々が空手部以上に個性的でした。雅野が一番お気に入りですw

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    2013年08月02日
  • 赤村崎葵子の分析はデタラメ

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    小説、特にミステリの褒め言葉「再読に耐えうる」作品。

    何でも分析したがる葵子(通称テル)に振り回される主人公(通称カモトキ)2人の分析部の話。
    学生日常ミステリと言うことで、
    「古典部シリーズ」に良作という意味でも良く似ている。
    最大の違いはヒロインが「私、気になります!」から探偵役まで全てやる点。
    何より面白いのは、色んな人物が事件を「分析」はするが
    「真実」は明かされないこと。

    ヒロインを探偵役かつお馬鹿役にすることで、ミステリの推理をギャグに使ってて上手い。
    「じゃあ語り部系主人公(男)を真の探偵に」と安易にしなかったのも評価が高い。
    キャラクターもラノベ職(勇者、魔王、妹、中二病e

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    2013年06月19日
  • 不完全ナックル2

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    「お前がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな」、を体現している雅野京歌さんですが、自己矛盾の塊が、本領を発揮しています。   
    今回の主役は天然虚弱体質で頭脳派の鶴来咲来さんです。 
    本人が空手をやりたいと言っているのに、他人がどうして止めることができようか。 もちろん無理は禁物だ。でも我慢はもっと禁物なのだ。  
    お前の勝手な思想を押し付けるなよ! っていうあれ。   
    卓球部の連中は馬鹿だからね。馬鹿は死ねばいいのに。   
    ていうか、春坂さんにはお咎め無しなんですかね……。 梢も……多分彼女がメインの話だと、そこら辺が問題になりそうだけど。   
    森さんと秋保と梢、彼女たちのお話

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    2012年11月26日
  • 不完全ナックル

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    強いということには多種多様な意義がある。そして強いとはただ強いということでしかない。
    すっごい良かった。笑いあり涙ありだった。自分でもびっくりするくらい泣いてしまった、森さんのところで。
    勘違いしてたけどあくまでも雅野さんが主人公なんだよね。表紙は森さんだけど、あらすじは雅野さんだし。
    締めがちょっと中途半端だったのと檜尾さんっていうちょっと不愉快なキャラを除けば、素晴らしい青春部活小説であると思う。
    途中途中に哲学チックなのがあるけど、あれはあれで味があっていいなと思ったり。
    心に染み入る良い小説でした。

    もし続刊があるなら、他のキャラの掘り下げを読みたいですね。

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    2012年09月07日
  • 自称分析官ヴィルヘルムの迷推理

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    推理に明確な答えがないのが不満と言えば不満。
    ただ、雑談に推理もどきをする日常系ミステリーもどきだと思えば違和感はない。
    登場人物たちの異様なハイテンションについていけるか、想像にお任せ的なエンドを許容できるか、で読む人を選ぶと思う。
    自分的には好きでも嫌いでもない。
    電撃文庫版は高校編なのだろうか。
    せめて真相くらいは書いてほしかった。

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    2017年03月19日
  • 赤村崎葵子の分析はデタラメ 続

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    分析、飛躍する論理の組立、結論、そして……。コメディとしてニヤつける面もあり楽しく読めた。ラストの種明かしってゾッとする面もあって本当に好き

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    2015年09月14日
  • 赤村崎葵子の分析はデタラメ

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    分析、飛躍する論理の組立、結論、そして……。コメディとしてニヤつける面もあり楽しく読めた。1巻の2話目で明かされるあるキャラについてのホワイダニットって結好みだなと思ったけど最後の最後で台無しだよ(褒。あと頭のゆるい読者への配慮に感謝

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    2015年09月14日
  • 赤村崎葵子の分析はデタラメ

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    一風変わった謎解きストーリーでした。各章はそれぞれ面白かったのですが、ラストのまとまりが悩ましいところでした。十階堂さんの書き方が好きなので楽しめました。霜月えいとさんは前々から気になっていたのですが、挿絵は予想の斜め下でした。でもカラーは何度見ても好きです。

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    2013年08月02日
  • 赤村崎葵子の分析はデタラメ

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    ラノベには珍しい?主人公とヒロインがはじめからラブラブ?な設定。人間関係が自然で好感が持てます。話は分析をテーマとした脳みそこねこね?そんなことないよ!適当だよ!でも実は・・・。こういう言葉遊び系嫌いじゃないです。

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    2013年05月28日
  • 赤村崎葵子の分析はデタラメ

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    う~んこの外道オチ。 不意打ち。   
    分析とか言ってどんどん推理というか推測というか憶測というか想像というか妄想というか創作をふくらませていくのは楽しいですね。    
    それにしてもこんなに可愛くない妹キャラは希少だね。    
    裏分析のコーナーはなかなか面白かった。

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    2013年05月23日
  • 不完全ナックル2

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    やっぱりこのシリーズは好きです。
    今回は名マネージャー(?)を掘り下げてる感じですね。

    それでも他の4人のメンバーが
    それぞれ良い味付けをしてまして、
    またしても
    サクサク読ませていただきました。

    まだまだ続いてほしいです。

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    2013年02月22日
  • 不完全ナックル

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    女子高生のクラブ活動もの(?)
    メインの5人の女の子達の個性はもちろん
    その周囲のキャラクターも
    くせ者ぞろい。
    続きが気になる一冊っす。

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    2013年02月22日
  • 不完全ナックル2

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    ネタバレ

    毎年くる冬の寒さのよに前回を引き継いでいた。
    前回とあまり変わってないと言いかえてもいい。
    空手を通して強くなろうと活動している女子学生が描かれている。
    今回は体は弱いがマネージャーとして選手を育てることが得意な人がメインとなります。
    誰視点で書かれているのが分かりにくいのと人物描写が足りないように感じました。
    しかし、考えさせられる部分もあるので楽しめました。

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    2012年12月01日
  • 不完全ナックル

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    ネタバレ

    女子高生が「強くなる」ために空手を始めるという物語。
    それだけ聞くと普通と思いますが、強いというのはどういうことかや、強くなるということかをどう振舞うことなのかと、ふと問いかけてくれる本でした。

    物語の進み方としては、何人かの視点で書かれているのですが誰の視点なのかが分かりにくいのが少し難点でしが、各キャラクターの文体が違う感じがし、文体も女子高生が書いたようなもので好感がもてました。

    各キャラクターの相手を思いやる気持ちがとても伝わり読んでいて心が温まる物語でした。
    迷っている方がいらしたら、ぜひ読んでほしいと思います。

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    2012年11月30日
  • 自称分析官ヴィルヘルムの迷推理

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    電撃では新シリーズが刊行されてるのでMWの方ではこのシリーズの続刊が出てくれればいいなぁ。あとクソレズストーカーさんの再登場が待たれる

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    2015年09月14日
  • 自称分析官ヴィルヘルムの迷推理

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    大学生となった赤村崎(通称テル)と加茂(通称カモトキ)が、高校時代と同じように謎に首を突っ込み、間違った分析結果を導き出すといったお話し。高校時代が2冊出ているから、続編とか第3弾とか言った方がいいだろう。

    短篇が4話収録されているが、それらは、ある部分が重なり合うので連作短篇もしくは4章立ての物語となるのだろう。

    相変わらず無駄なモノローグが多すぎるが、高校時代編に比べると3割ほど減っているため、かなり読みやすくなっている。が、しかし相変わらず会話に於いては誰がどのセリフを言ったのかが判然としない文章で難儀する。とはいえ、地の文章が無駄なモノローグなので全て読み飛ばし、会話文だけを追って

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    2015年06月16日
  • 赤村崎葵子の分析はデタラメ 続

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    前巻に比べ、ラノベ特有の無駄モノローグが減って、物語の構造のおもしろさがより感じられた。無駄を削り前巻と合わせて400ページほどのお話しにしたなら、かなり面白い青春ドラマが描けたかも。ラノベ様式によってそれが損なわれたのか残念だ。

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    2015年06月08日
  • 赤村崎葵子の分析はデタラメ

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    構造が面白いし、終盤はかなり読ませる。しかし、前半はラノベ特有の無駄なモノローグが邪魔をして読みにくい。

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    2015年06月08日
  • 十三矛盾の魔技使い

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    ネタバレ

    好きなテーマだったんだけど、次も読むかと訊かれると微妙。13人の名前や性格、特徴を把握していないうちに視点が入れ替わりバトルが始まる。一冊でまとめるために仕方がないのかもしれないが、密度が濃いというより目まぐるしい。ラストが唐突で「え、これで終わりなの?」と思った。十二衣さんってヒロインだったの?にーくんはなんとなく主人公っぽくなくもなかったけど、十二衣さんはただの登場人物の一人だと思っていたので、ラストの台詞の意味が分からなかった。そんな特徴付けありました……?

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    2015年01月03日