宮坂宏美のレビュー一覧

  • ソレルとおどろきの種

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    ソレルはママを喜ばせるために「いい子」でいることにしていた。ある日、ガチゴチーニ校長が、規則を守る模範的な生徒を学年末に「スター」として表彰し旅行をプレゼントしてくれるという。ソレルははりきってママのために優勝しようと誓う。しかし、庭の柳の木の下でみつけた種が思いがけない事態を招き…。奇想天外、いい子でいたいソレルと規則なんかより大切なものがあると知っている親友のニーナの名コンビが町をまるごと変えることに!
    読むときは「種」にご用心!

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    2020年06月13日
  • ソレルとおどろきの種

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    ちょっとトールテールの雰囲気もある物語。
    ひょんなことから町に「にょきにょき病」がひろがって騒ぎを巻きおこすのだけど、これは、接触感染でも飛沫感染でもなく、種感染(笑)感染者が好奇の目にさらされたりという、今読むととてもリアルな描写もあるけど、なにしろ頭にすてきな花が咲いちゃう病気だから、陰惨な気持ちにならずに読めるのがいい。

    「いい子」でいることに必死だったソレルの心が解きはなたれる様子もさわやかでした。

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    2020年04月11日
  • 新訳 賢者の贈り物・最後のひと葉

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    貧しくとも、夫のジムに特別なクリスマスプレゼントを贈りたい。デラはある決意をする。しかし、ジムからのプレゼントは……(賢者の贈り物) どんな金庫でもたちまちの内に開けてしまう大泥棒・ジミーは恋に堕ち、過去を捨てるけれど……(よみがえった改心) 一日だけ大金持ちの振りをしてとびきりのおしゃれと贅沢を楽しむチャンドラーは、貧しそうな身なりの娘を助けて、つい…(おしゃれさんの失敗) 二回も偶然にもらった「緑のドア」と書かれたカード。ルドルフの冒険心が疼いて…(緑のドア) 窓から見えるツタの最後の一枚が落ちた時、自分の命も消える。そう生きる気力を失っていたジョンジー。けれどその一枚は、どんな風にも雨に

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    2015年01月02日
  • 完訳 オズへの道

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    ネタバレ

    突然道に迷って魔法の国へ。
    愛の磁石など、やや子供には難しい感じの社会的な話と読むのは勘ぐりか。
    後半はやっぱり、ファンのための話。
    今回もほのぼの読めた。

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    2014年12月29日
  • 完訳 オズの魔法使い

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    シリーズなんて知らなかったので、最初から読んでみた。
    ほのぼのしていて楽しかった。
    かかしの目が書き直されていたとは。
    細かい謎がこの後明かされて行くことに期待。

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    2014年12月06日
  • 完訳 オズのふしぎな国

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    オズの魔法使いの続き。
    不思議な冒険がおもしろい。
    ちょっと怖くなったから、俺って、生まれたときから本当に男だったよね?
    ってお母さんに確認してしまった。

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    2014年11月25日
  • 完訳 オズの魔法使い

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    読んでみて、私はこれまでオズの魔法使いを通しで読んだことがなかったんだとびっくりしました。
    おくびょうなライオンが仲間になるところまでしか知らなかった。

    魔法使いのオズのことも知らなかったので、これを読んで初めて映画のOZが作られた理由がわかりました。読む前に見てたらきっと意味がわからなかったと思う。
    良い魔女グリンダは名前だけを知っていたから、出番はたったこれだけなんだ、とびっくり。

    シリーズの続きも楽しみです。

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    2013年07月28日
  • すばやい澄んだ叫び

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    母親は亡くなり、お酒におぼれる父親の元、幼い弟妹の世話をするシェルは15歳で妊娠してしまう。シェルにとって唯一の気がまぎれる時間であったのは、友人たちとの時間だった。その遊び相手のデクランとキスをしたことから、深い仲になってしまう。シェルの妊娠を知らずに、デクランは米国へ行ってしまう。誰にも相談できず、シェルは幼い弟妹の協力を得て、子どもを産むが…。

    出産までも過酷だが、その後の経過は死体遺棄事件となり、ますます過酷になっていく。大人たちの勝手な対応に読む事が止められなかった。
    読み終わり☆をいくつにするか悩んだが、4つをやめて3つにした。すんなり同調できなかった。

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    2025年05月13日
  • すばやい澄んだ叫び

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    シェルの母が亡くなり父が酒浸りになって働かず貧困、弟と妹の世話と家事をするヤングケアラー、10代での妊娠という重苦しい内容。

    窮状に気付かないふりをする周りの大人たちの無関心さに憤りを感じる。ローズ神父は気付くが結局キャロル神父に諌められ何も出来ない。そして後半は思わぬ展開になりミステリーの様だった。

    辛く悲しくてもシェルは前を向いて日常を送っていく。救いがあるようないような物語だが、最後の文が爽やかだ。

    80年代のアイルランドの社会問題や実際に起きた事件をベースに書かれたとのことで考えさせられたが自分が当時その場に居たとしても何も出来なかったと思う…。

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    2025年04月30日
  • ソレルとおどろきの種

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    児童向けファンタジー作品。タイトルのおどろきの種、何かの比喩的なものかと思えば、そのまんまおどろきの種。おどろきの種が広がって「にょきにょき病」なる奇病が流行する。

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    2022年08月23日
  • 完訳 オズのふしぎな国

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    「外国の本っておもしろい! ~子どもの作文から生まれた翻訳書ガイドブック」の「4. ミステリー」で紹介されていた10冊のうちの1冊。

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    2017年11月14日
  • 完訳 オズの魔法使い

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    児童書なのですらすら読めた。結構残酷なシーンが普通にあり驚いた。タイトルと主人公くらいしか知らなかったので、内容がわかって、派生作品も楽しめそう。

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    2013年04月10日
  • 完訳 オズの魔法使い

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    オズの魔法使い完訳版の復刊‼全15冊、読破が楽しみ。一巻は、日本でもよく知られているお話なので、読んでみて改めてオズの魅力的な世界にひきこまれる。イラストが可愛らしいテイストなのが少し馴染めないけれど、表紙はキレイ!!エメラルドの都の話だから、エメラルドグリーンなのかな。すると、二巻目以降の表紙の色も気になる‼ アメリカでは未だに別の作者による続刊が出ているなんてトリビアもあとがきにあっておもしろい。

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    2012年04月11日