宮坂宏美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
舞台は1984年アイルランド。15歳のシェルは一年半ほど前に母親が亡くなり、弟と小さい妹の世話をしながら、働かず酒に溺れる父(理不尽な石拾いまでさせられ、金はほぼない)と暮らす。強制的にいかされている教会に助任司祭としてきたローズ神父に惹かれ、母の幻に心を助けられながらも、つるんでいたデクランと深い仲になってしまい、友人だったブライディはデクランと付き合っていたので、離れてしまう(情事も付き合うことも大人になってブラつけることもあまり分からないピュアなシェル)。そして、後半、実際にあった嬰児を巡る事件をもとに考えられただけあって、一気にミステリーとなります。読むペースが前半と後半でかなり変わっ
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Posted by ブクログ
1984年、アイルランドの村で15歳の少女シェルは、母親を病気で亡くして以来酒浸りの父と生意気な弟と幼い妹の世話に明け暮れていた。
カトリックのクリスチャンで日曜ごとに教会には行っていたが、信仰心は薄れていて気がまぎれるのは幼馴染のデクランとブライディとくだらない話をしているときくらいだった。
だがデクランと深い関係になり、ブライディとの友情も壊れてしまう。そして妊娠しているのに気づき、誰にも相談できないまま時間だけが過ぎて…。
妊娠に気がついたのが弟妹で、内緒で手助けしたのにも驚かされるが、できることには限りがある。
10代での妊娠という重い事実をひとりで受け止めることしか方法はなか -
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Posted by ブクログ
貧しくとも、夫のジムに特別なクリスマスプレゼントを贈りたい。デラはある決意をする。しかし、ジムからのプレゼントは……(賢者の贈り物) どんな金庫でもたちまちの内に開けてしまう大泥棒・ジミーは恋に堕ち、過去を捨てるけれど……(よみがえった改心) 一日だけ大金持ちの振りをしてとびきりのおしゃれと贅沢を楽しむチャンドラーは、貧しそうな身なりの娘を助けて、つい…(おしゃれさんの失敗) 二回も偶然にもらった「緑のドア」と書かれたカード。ルドルフの冒険心が疼いて…(緑のドア) 窓から見えるツタの最後の一枚が落ちた時、自分の命も消える。そう生きる気力を失っていたジョンジー。けれどその一枚は、どんな風にも雨に
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Posted by ブクログ
オズの魔法使いシリーズ5
カンザスの自宅近くで何故か迷子になったドロシーと、ボサ男と愛犬トトと、途中で出会う男の子ボタン・ブライトと虹の娘ポリクロームと、オズの国を目指す話。
ボサ男が持っていた“愛の磁石“のおかげで色々な国でも比較的平和に進む。あまり冒険ぽくない。
結局迷子の原因はオズマ姫の仕業だったらしい。オズマ姫の誕生祝賀会へのご招待。過去キャラほぼ全員集合で賑やかそうで楽しそう。それぞれの近況が知れてホッコリ安心。
疑問その①トトは何故今回はしゃべれないのか。その②ボタンプライドの正体は?謎のまま。その③オズマ姫は音楽人間だけ何故祝賀会に招待しないのか。
次巻以降で解明されるかど -
Posted by ブクログ
昔アニメやってたなあ…懐かしい。
早川文庫でシリーズが出てたとき、何冊か読んだ覚えがあるけどほぼ忘れてたから、なんとなく読んでみようかなと。
ドロシーが、終始「家に帰りたい」と思ってたの、なんかいいな。冒険も楽しいけど、ちゃんと家にも帰りたい、っていうのがあるのは、何つうか救いだわ。
あと、年くってから読み返すとオズっていい奴じゃねえかと。確かにだましてたみたいなもんだけど、とりあえず住人は幸せにしてたし、欲しがってるものも渡してるし。
(そりゃ、いくら「あなたの欲しがっているものはもうあなたの中に備わっているんですよ」なんて言われても、得心できるとは限らんわな。形だって大事じゃ)
怖いことも -
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オズの魔法使いシリーズ2
シリーズ1の「オズの魔法使い」出版後の膨大なファンレターから生まれた続編。
オズの国に住むチペタリアス、通称チップが自分をこき使う育ての親モンピばあさんの家から家出をする。相棒はチップ自身がつくった「ジャック・カボチャアタマ」とノコギリ馬。どちらも魔法の粉「命の粉」で生きている。モンピばあさんは正式ではない魔女でやっぱり意地悪。チップたち一向は、前作でかかしが王様になったエメラルドの都を目指す。都では運悪くジンジャー将軍の反乱に出会う。かかしはブリキのきこりといい魔女グリンダ、新しい仲間のカクダイ・クルクルムシ・ハカセとガンプと共に、エメラルドの都の正統な跡継ぎオズ -
Posted by ブクログ
映画『ウィキッド ふたりの魔女』を見たのでその関連で読んだ。たぶん初めて読んだ。
冒頭の「はじめに」に、『現代の教育にはすでに道徳がふくまれているため、子どもたちは物語の楽しみだけを求めている(1900年4月)』とあった。一時流行った恐ろし過ぎる教訓的な物語ではないらしいので心置きなく楽しめた。
カンザスの家に帰りたいドロシー、脳みそが欲しい(賢くなりたい)わらのかかし、心臓が欲しい(恋心を取り戻したい)ブリキの木こり、勇気が欲しいおくびょうなライオン、が大魔法使いオズにそれぞれの願いを叶えてもらう為、共にエメラルドの都に向かう。
この簡易的な仲間の結束力にたまに疑問を持ったり(意外と簡単に見 -
Posted by ブクログ
母親は亡くなり、お酒におぼれる父親の元、幼い弟妹の世話をするシェルは15歳で妊娠してしまう。シェルにとって唯一の気がまぎれる時間であったのは、友人たちとの時間だった。その遊び相手のデクランとキスをしたことから、深い仲になってしまう。シェルの妊娠を知らずに、デクランは米国へ行ってしまう。誰にも相談できず、シェルは幼い弟妹の協力を得て、子どもを産むが…。
出産までも過酷だが、その後の経過は死体遺棄事件となり、ますます過酷になっていく。大人たちの勝手な対応に読む事が止められなかった。
読み終わり☆をいくつにするか悩んだが、4つをやめて3つにした。すんなり同調できなかった。 -
Posted by ブクログ
シェルの母が亡くなり父が酒浸りになって働かず貧困、弟と妹の世話と家事をするヤングケアラー、10代での妊娠という重苦しい内容。
窮状に気付かないふりをする周りの大人たちの無関心さに憤りを感じる。ローズ神父は気付くが結局キャロル神父に諌められ何も出来ない。そして後半は思わぬ展開になりミステリーの様だった。
辛く悲しくてもシェルは前を向いて日常を送っていく。救いがあるようないような物語だが、最後の文が爽やかだ。
80年代のアイルランドの社会問題や実際に起きた事件をベースに書かれたとのことで考えさせられたが自分が当時その場に居たとしても何も出来なかったと思う…。