【感想・ネタバレ】ソレルとおどろきの種のレビュー

あらすじ

頭の上に「自分だけの花」が咲く!?
その種は、灰色の町に奇跡を起こす――

人が自然と向き合うことの大切さを教えてくれる、ネイチャー・ファンタジー!

英ガーディアン紙が選ぶ 2019年度 年間ベストブック!
「ファンタジーとリアリティが、みごとにからみあったデビュー作!」――ガーディアン紙
「フレッシュで、楽しくて……すばらしい物語が咲いた!」タイムズ紙
「おどろきとふしぎに満ちた、なんともユニークな1冊」ブックセラー誌

---
ある日ソレルは、裏庭の枯れかけたヤナギの木の下に、種の入った古びた封筒を見つける。
頭のなかに聞こえてきたのはふしぎな声――

「その種をまけば、必要なものが手に入る」

もしかしてこれは……魔法の種!?
わたしの願いは……学校の優等生コンテストで1位になること!

はたしてその種がかなえたこととは――
---

対象年齢:小学校高学年~
小学校5年生以上で習う漢字にルビつき

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

表紙と帯に惹かれて読み始めた。ネイチャー・ファンタジーって書いてあったけどまさに!だった。いいこでいることに夢中なソレルと、親友のニーナ。2人がおどろきの種をまいてからは一気に読んでしまった。最後はもとに戻るのかなと思ってたけど、そのまま自然といっしょに過ごしていく終わり方がいいなぁと思った。なくしちゃいけないもの、自分の頭で考えること、大切なことも書かれてるお話だった。

0
2020年07月01日

Posted by ブクログ

ソレルはママを喜ばせるために「いい子」でいることにしていた。ある日、ガチゴチーニ校長が、規則を守る模範的な生徒を学年末に「スター」として表彰し旅行をプレゼントしてくれるという。ソレルははりきってママのために優勝しようと誓う。しかし、庭の柳の木の下でみつけた種が思いがけない事態を招き…。奇想天外、いい子でいたいソレルと規則なんかより大切なものがあると知っている親友のニーナの名コンビが町をまるごと変えることに!
読むときは「種」にご用心!

0
2020年06月13日

Posted by ブクログ

ちょっとトールテールの雰囲気もある物語。
ひょんなことから町に「にょきにょき病」がひろがって騒ぎを巻きおこすのだけど、これは、接触感染でも飛沫感染でもなく、種感染(笑)感染者が好奇の目にさらされたりという、今読むととてもリアルな描写もあるけど、なにしろ頭にすてきな花が咲いちゃう病気だから、陰惨な気持ちにならずに読めるのがいい。

「いい子」でいることに必死だったソレルの心が解きはなたれる様子もさわやかでした。

0
2020年04月11日

Posted by ブクログ

児童向けファンタジー作品。タイトルのおどろきの種、何かの比喩的なものかと思えば、そのまんまおどろきの種。おどろきの種が広がって「にょきにょき病」なる奇病が流行する。

0
2022年08月23日

「児童書」ランキング