現代ビジネス兵法研究会のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ戦略とは、果実の種のように固く、中核に位置する。簡単には変更しない、目には見えない、長期的全体的方向性のこと。
戦術とは、果肉にあたる。目に見える行動、戦略に基づき絨毯に変更する。
戦略とは、競合他社と異なる活動、トレードオフを行うこと、何をやらないかを決める、独自性のあるポジショニング。
ABCマートは、繁華街で数店舗の店がある=人の流れが違うから競合にはならず、別の店を倉庫代わり使える。
さくら水産は、ご飯、味噌汁、生卵、ふりかけ、のり食べ放題で、セルフサービス、店舗は1階ではなく地下や2~3階など。格安ランチ。
町の電器屋さんは、出張サービスだけにして店舗を廃止した。
好況期は、レース型競争だが、不況期はゲーム型競争。勝ち組だけが残る。
競争がない保護政策は業界をダメにする。金融、航空、官僚組織、大阪府、農業など。
競争要因=ファイブフォース
新規参入企業、競争企業、代替品、買い手、売り手、
3つの基本戦略
コストのリーダーシップ戦略=低価格低コスト、LLCなど。差別化戦略=ブランド化、テクノロジー、顧客サービスなど、ワンダコーヒーなど。集中戦略、顧客、経営資源、ターゲットなど、HISなど。
大企業はコストのリーダーシップ戦略が向いている。中小企業はセグメントの集中、差別化など。
マグロの初セリは大赤字だが宣伝効果としては数億円の価値がある。
業界環境を分析する
多数乱戦=圧倒的支配を目指さない、過度の中央集権をしない
先端業界=規模が小さい、不確実性に満ちている
成熟業界=競争から脱落する企業の資産を手に入れる、海外市場に打って出る、高コスト体質を打破=ライフネット生命の例。
衰退産業=リーダーシップ戦略で他者を買収。
グローバル業界=海外の規制に注意、高い参入障壁がある、低コストを実現できる、タイミングが大事。中国に進出したVWとトヨタと日産の違い。
戦略的な意思決定
垂直統合。印刷業界の川上と川下を統合する。
キャパシティ拡大。設備拡大は早い者勝ち、生産過剰になりやすい。過剰になった場合は差別化戦略が必要。
新規事業への参入。吸収合併は、新規参入ではないのでライバル企業からの反撃の心配が少ない。 -
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●兵法の前提
なるべく戦いを避けること。戦わずして(少なくとも最短の期間で)戦いを収束
させることを善しとする事。敵国であってもなるべく傷つけずに獲得するのが最善
●Home Advantage effect : 自宅、自社オフィス、行きつけのカフェなど自分の慣れた場所で交渉事を行うほうが無駄な緊張を避け(=相手には緊張を与え)交渉を優位に進められる。栄光浴(高級ホテルなどで会食をすることで自社を権威付ける)のも同じ類。
●窮鼠猫を噛む
敵を追い詰めても逃げ場をすべて遮ってはならない。あまりに追い詰めると吹っ切れで死にものぐるいで向かってきてかえって被害を拡大することもある。部下を叱責する時も、完全論破し詰めすぎるとかえって反骨心をもたらし教えが響かなかったり離職したりする。
●智名もなく勇功もなく
印象に残る派手な勝利実績(=勝敗が予測つかない、運の要素も有る)よりも
噂にもならない地味な勝利(=着実な努力と戦略で不安なく勝利)を目指すべき。
勿論、派手な博打的勝利は組織を活性化させるなど別な価値が有る場合もあるが、
戦略家としてチームを率いるなら着実な勝利を積み上げるべき。
●敗戦につながる人為的なミス
兵士の中には、戦う前に逃げ出す者、気持ちの緩む者、気持ちが萎える者、崩れる者、乱れる者、敗走する者がいる。およそこの六つは天災ではなく、司令官の過ちである。
敵味方の勢いが同じである時、一の味方で十の敵を撃つとなると、戦う前に逃げ出す者が出てくる。
兵士達が強いのにそれを管理する役人が弱いと、気持ちが緩む。
管理する役人が強く兵士たちが弱ければ、気持ちが萎える。
兵士たちを管理する役人の頭が、司令官の命令に従わず、敵にあえば感情にまかせて自ら戦い、しかも司令官はその人物の能力を知らないというのであれば、軍隊を崩れさせることになる。
司令官が弱腰で威厳も無く、軍令もはっきりせず、役人と兵士たちとの関係も秩序が無く、陣立ても出鱈目なら、軍隊が乱れる。
司令官が敵情を分析できず、少ない味方で多数の敵にあたろうとしたり、弱い味方で強い敵に立ち向かわせたり、先鋒に熟練した兵士を配置しないのは、敗走するもとだ。
およそこの六つは、軍隊が敗れる道である。司令官はよくよく考えないといけない。 -
Posted by ブクログ
本書の著者は「現代ビジネス兵法研究会」というところで、ビジネスの成功法、問題解決方を研究、分析しているところ。
そんな著者が書く本書は、マーケティングの神様と呼ばれるフィリップ・コトラーのマーケティング戦略について、彼の著書である「マーケティング・マネジメント」を中心にまとめられた本となっている。
構成はSTP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)と4P(プロダクト、プライス、プレース、プロモーション)を軸にまとめられている。
「セグメンテーションおよびターゲティング」では市場の具体的な分解方法論、市場選択の考え方、「ポジショニング」では差別化と製品ライフサイクルにおける各タイミングでの戦略がまとめられている。
続いて「新製品開発」では製品ミックスからブランド、失敗する理由なついて述べられ、
「価格設定」で価格設定の手順や考え方、「流通経路」ではチャネルの目的設定、選定時の観点、教育、「宣伝方法」ではコミュニケーションに必要な要素についてまとめられている。
単純に最初から読むと散らかって感じるが、目次としてはSTPと4Pで整理はされているようなので、それを頭の片隅に置きながら読み進めると良いと感じた。
また、マーケティング業務としてどう進めると良いかではなく、マーケティングの各論を漏れなく拾っている内容になっていたので、マーケティング業務やマーケティングの各論詳細まで知りたい人には物足りないだろうな、と感じた。
一方で、コトラーの提唱するマーケティング理論に関する概要を掴みたい人にはサラッと読めるので向いていると思う。