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Posted by ブクログ
●兵法の前提
なるべく戦いを避けること。戦わずして(少なくとも最短の期間で)戦いを収束
させることを善しとする事。敵国であってもなるべく傷つけずに獲得するのが最善
●Home Advantage effect : 自宅、自社オフィス、行きつけのカフェなど自分の慣れた場所で交渉事を行うほうが無駄な緊張を避け(=相手には緊張を与え)交渉を優位に進められる。栄光浴(高級ホテルなどで会食をすることで自社を権威付ける)のも同じ類。
●窮鼠猫を噛む
敵を追い詰めても逃げ場をすべて遮ってはならない。あまりに追い詰めると吹っ切れで死にものぐるいで向かってきてかえって被害を拡大することもある。部下を叱責する時も、完全論破し詰めすぎるとかえって反骨心をもたらし教えが響かなかったり離職したりする。
●智名もなく勇功もなく
印象に残る派手な勝利実績(=勝敗が予測つかない、運の要素も有る)よりも
噂にもならない地味な勝利(=着実な努力と戦略で不安なく勝利)を目指すべき。
勿論、派手な博打的勝利は組織を活性化させるなど別な価値が有る場合もあるが、
戦略家としてチームを率いるなら着実な勝利を積み上げるべき。
●敗戦につながる人為的なミス
兵士の中には、戦う前に逃げ出す者、気持ちの緩む者、気持ちが萎える者、崩れる者、乱れる者、敗走する者がいる。およそこの六つは天災ではなく、司令官の過ちである。
敵味方の勢いが同じである時、一の味方で十の敵を撃つとなると、戦う前に逃げ出す者が出てくる。
兵士達が強いのにそれを管理する役人が弱いと、気持ちが緩む。
管理する役人が強く兵士たちが弱ければ、気持ちが萎える。
兵士たちを管理する役人の頭が、司令官の命令に従わず、敵にあえば感情にまかせて自ら戦い、しかも司令官はその人物の能力を知らないというのであれば、軍隊を崩れさせることになる。
司令官が弱腰で威厳も無く、軍令もはっきりせず、役人と兵士たちとの関係も秩序が無く、陣立ても出鱈目なら、軍隊が乱れる。
司令官が敵情を分析できず、少ない味方で多数の敵にあたろうとしたり、弱い味方で強い敵に立ち向かわせたり、先鋒に熟練した兵士を配置しないのは、敗走するもとだ。
およそこの六つは、軍隊が敗れる道である。司令官はよくよく考えないといけない。
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