あらすじ
ビジネスや人生は「競争」の連続です。特に経済が低迷する市場では、激しいパイの奪い合いが繰り広げられます。このような中、ライバル企業に勝つ、あるいは継続的に利益を上げるには、緻密な戦略が必要となってきます。
本書では、「競争戦略」の立て方の基本から、サバイバル戦で勝ち抜くための秘策まで徹底解説。現代のマーケットで生き残るための実例が満載の一冊です!
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Posted by ブクログ
歯ごたえのあるポーターの競争戦略をわかりやすく解説した一冊です☆
企業が成長し、生き残るためには、徹底的な業界構造と競合他社の分析を行った上で、以下の3つの戦略を実践する必要があることを述べています。
1)コスト戦略
2)差別化戦略
3)選択と集中戦略
豊富な事例があり、「なるほどとそういうことだったのか。」と
納得させられる一方で、「ほんまにそこまで考えた結果の判断なん!?」
と後付的な印象もあり。
ポーターの「競争戦略」入門書としては☆☆☆☆
Posted by ブクログ
戦略とは、果実の種のように固く、中核に位置する。簡単には変更しない、目には見えない、長期的全体的方向性のこと。
戦術とは、果肉にあたる。目に見える行動、戦略に基づき絨毯に変更する。
戦略とは、競合他社と異なる活動、トレードオフを行うこと、何をやらないかを決める、独自性のあるポジショニング。
ABCマートは、繁華街で数店舗の店がある=人の流れが違うから競合にはならず、別の店を倉庫代わり使える。
さくら水産は、ご飯、味噌汁、生卵、ふりかけ、のり食べ放題で、セルフサービス、店舗は1階ではなく地下や2~3階など。格安ランチ。
町の電器屋さんは、出張サービスだけにして店舗を廃止した。
好況期は、レース型競争だが、不況期はゲーム型競争。勝ち組だけが残る。
競争がない保護政策は業界をダメにする。金融、航空、官僚組織、大阪府、農業など。
競争要因=ファイブフォース
新規参入企業、競争企業、代替品、買い手、売り手、
3つの基本戦略
コストのリーダーシップ戦略=低価格低コスト、LLCなど。差別化戦略=ブランド化、テクノロジー、顧客サービスなど、ワンダコーヒーなど。集中戦略、顧客、経営資源、ターゲットなど、HISなど。
大企業はコストのリーダーシップ戦略が向いている。中小企業はセグメントの集中、差別化など。
マグロの初セリは大赤字だが宣伝効果としては数億円の価値がある。
業界環境を分析する
多数乱戦=圧倒的支配を目指さない、過度の中央集権をしない
先端業界=規模が小さい、不確実性に満ちている
成熟業界=競争から脱落する企業の資産を手に入れる、海外市場に打って出る、高コスト体質を打破=ライフネット生命の例。
衰退産業=リーダーシップ戦略で他者を買収。
グローバル業界=海外の規制に注意、高い参入障壁がある、低コストを実現できる、タイミングが大事。中国に進出したVWとトヨタと日産の違い。
戦略的な意思決定
垂直統合。印刷業界の川上と川下を統合する。
キャパシティ拡大。設備拡大は早い者勝ち、生産過剰になりやすい。過剰になった場合は差別化戦略が必要。
新規事業への参入。吸収合併は、新規参入ではないのでライバル企業からの反撃の心配が少ない。