現代ビジネス兵法研究会のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ゲーム理論は、もともとチェスやポーカーなどのゲームに勝つための戦略研究から生まれたものですが、その後、数学者達による理論展開を経て、経済学や経営学、行動科学、政治学などといった社会科学全般、さらに最近では生物学や哲学、コンピュータ・サイエンスなどと互いに影響を及ぼしあう学問に成長しました。1994年には、3人のゲーム理論研究者に対し、ノーベル経済学賞が与えられています。
本書はゲーム理論の入門書です。ゲーム理論を、ビジネスや問題解決に活かす考え方が書かれています。難しい数式もないので読みやすい内容になっていますが、本格的に学びたいという方には、もの足らないかと思います。 -
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試し読み
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ネタバレランチェスター戦略は日本のビジネス書の定番ですが、
ちゃんと読んだことがなかったので入門書っぽいものを買って読みました。
めちゃくちゃタメになった、と言うほどではなかったのですが、
そもそもランチェスター戦略とは何か、全体像をつかむのが目的だったので、可です。
以下、要点まとめ。
・ランチェスター戦略はもともと軍事の世界で生まれたものが、日本において経営戦略として発展した考え方
・強者と弱者でとるべき戦略は異なるであり、特に「弱者の戦略」にフォーカス
・弱者がとるべきは「局地戦」「接近戦」「一騎打ち」「一点集中」「陽動作戦」
・商品やターゲットをセグメント化してNo.1を狙う
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Posted by ブクログ
5月12日読破
相手の立場になって、意図や出方を先読みする。
交渉が決裂して困るのはどちらか?
立場が強い=主導権
自分が思い通りに動かしたいなら、まず与える。相手のメリットを強調する。
機制を制する。
相手の出鼻をくじけば、物事を有利に運べれる。
必生は虜。
生き延びることしか考えない者は、捕虜にされる。
時には、首をかけて勝負に出る。
現場主義
現場を知らないトップが口出しすれば、混乱を招き、指揮系統を無視された管理職のメンツを潰し、やる気も失せる。自主的に判断して動くことがなくなる。
一度任せたことは口出ししてはいけない。
約束の時間より早くいく。
心の余裕 -
Posted by ブクログ
「現代ビジネスに孫子の兵法」
孫子の兵法を分かりやすく、かつ現代に通用する形で表現してあります。
1つ1つは、聞けば当たり前だなと思えてしまうことが多いですが、当たり前のことを当たり前にできる人こそが勝者になれます。
個人的に印象的だったのは
「朝の気は鋭く、昼の気は惰、暮の気は帰なり」
朝は気力がみなぎっているが昼、夜になるにつれて気力が落ちてくる、というものです。
このことから、ビジネスにおける交渉事では、夕方を狙うことによって、交渉を有利に進められると説いています。
量が多いので、自分に合った物、気に入った物を取り入れることができるので、多くの人にオススメできます。