大内兵衛のレビュー一覧

  • 共産党宣言
     この宣言は1848年に共産主義者同盟の綱領として発表された。高度経済成長を背景に「一億総中流」社会を経て、真自由主義による貧富の格差が進み、さらに階級の固定化がじわりと進んでいるこの社会を見て、彼らならどのような分析をするのだろう。
     この宣言を手に取る読者は皆、そう思うのではないだろうか。
  • 共産党宣言
    マルクス、エンゲルスの意図を知るために読んだ。

    誰かと対話した時、これをその通り受け止めて活動している人間か、その人の既得権益を守るためにこの書物の知名度を利用している人間かを見分ける土台を作るきっかけになったと思う。
  • 共産党宣言
    "この本の出版されたころの時代背景を考えながら読んでみた。世の中をきれいに2つにわけようとするのは一神教の教えからだろうか?
    現在でも共感できる部分もあるが、不明な部分もある。当時の時代を学ぶ必要があると感じた。"
  • 共産党宣言
    二元論を軸に階層格差について論じ、
    階層の廃止を訴え、来るべき未来やあるべき社会を描き…
    迸る情熱とアジテーション、その後の歴史を大きく揺さぶったことが頷ける。

    しかし階層を乗り越えるための方法論が闘争的に過ぎるなど、現代の、また社会主義・共産主義国家の存亡を歴史の一部としてしか知らない身としては...続きを読む
  • 共産党宣言
    今日までのあらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史である。ブルジョア(雇用者)と労働者階級。社会は革命によって古い階級を新しいものに置き換えただけ。
    ブルジョア階級は支配を握るに至ったところでは、封建的な、家父長的な、牧歌的な一切の関係を破壊した。彼らは人間を血の繋がったその長上者に結びつけていた色とりど...続きを読む
  • 共産党宣言
    【読書その84】本当に恥ずかしながら初めて共産党宣言読みました。初版が1848年とのことですが、170年近く経っているのにその新鮮さは凄いですね。
  • 共産党宣言
    現実世界に大きな影響を与えた書であるが、人間はそこまで自律していなく与えられないと、または、命じられないと何もしない怠惰な者が僕も含めて多数な為理想的プロレタリア社会にはなりえなかった⁈
  • 共産党宣言
    短いので一気読み。経済学の知識はゼロに等しいので内容には触れられないし理解しがたい個所も多々あったが、それでも今読んでも得心しながら読める感があった。訳文が上手いのか。
  • 共産党宣言
    ”今日までの社会の歴史は階級闘争の歴史である”という冒頭の一文から、そこまで言い切ってしまえるものかという疑問が湧く。私も雇用されていた時分の感覚を思い返してみても、なかなか書かれている内容が腑に落ちる部分は少ないのが正直なところ。
    所謂古典と呼ばれる部類の書物(しかも現実世界に多大な影響を及ぼした...続きを読む
  • 共産党宣言
    今頃感が半端無いわけですが。。

    とりあえずひとこと言うとしたら、みんな共産主義のことを勘違いしすぎ。ちゃんと知ってから批判しようぜ。
  • 共産党宣言
    薄い本にも関わらず、それなりに時間がかかった。
    マルクス自身も文中で触れているが、これはアジテート用に書いたものであり、それ故、なかなか迫力のある文章。
    まあ、マルクス主義も廃れている今の時代を生きているせいか、自分には与することはできないけれどね。

    『われわれと争うのはやめたまえ。諸君の思想その...続きを読む
  • マルクス・エンゲルス小伝
    マルクスとエンゲルスのそれぞれについてのコンパクトな伝記。

    著者のマルクスとエンゲルスに対する熱い思いが文章にあふれ出ている。読者によっては、マルクス=エンゲルスへの信奉とでも呼べそうな著者の態度に鼻白むかもしれない。
  • 共産党宣言
    マルクス主義が最も明解かつ平易にまとめられた一冊。
    出版の当時を生きた人は、ここから資本主義・社会主義批判を学んだであろう。1989年までを生きた人は、ここからマルクス主義を学んだであろう。今日読む我々は、ここからマルクス主義の失敗の在り処を学ぶことができる。

    マルクスが強い口調で語るブルジョア批...続きを読む
  • 共産党宣言

    これではネオリベに対抗不可

    読了、個人的に色々おかしいと思う箇所があった。
     まず、公認の婦人の共有って何でしょう?物扱いの共有財産ってことですか?女には人格(内面)ありません認めませんという前提?

     それと、全生産を結合して個人の手に集中されると公的権力は政治的性格を失うという文もあって、驚きました。これではいつか階...続きを読む