やまがたさとみのレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
お茶が飲みたくなる
お茶屋を一人で営む女性が主人公。
才取りさんという職業の男性とのお茶づくりを通してゆっくりした恋が成就するお話。
ゆっくりだけど、進みだすとはやかったかな。
お茶好きなわたしとしては、すごく丁寧に入れたお茶が飲みたくなりました。
短めのお話だからか、二人の駆け引き?やりとりがもう少し見たかったなぁと思いました。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ『天使のささやき』『甘い水』シリーズの平河寮つながりで前作にチラリと登場したらしい山下が主役。
高校時代、いつも山下の隣りにいた須和。線が細くて中性的ですごくきれいだと思っていた。外見とは裏腹に男前で理知的で、そんな須和を誰にも渡したくなくて、山下は寄ってくる女も男もすべて蹴散らすみたいにいつも傍から離れなかった。
須和の方でも、屈託のない山下が溢れんばかりに向けてくれる好意が幸せだった。複雑な家庭の事情も親の無関心も、山下が自分を大事にしてくれることで忘れられた。山下がいてくれるから、自分には価値があるのだと思えた。山下だけが生きる支えだった。
ふたりで夢中になって作った紙飛行機。改良に改良 -
Posted by ブクログ
表紙に惹かれ購入しました。この手の本は、私はファンタジー系統でしか読んだことがなかったのですが。。。。
ものすごく変態な(苦笑)趣味趣向を持った素直ではない二人組が出会ったらどうなるのかってお話です(苦笑)
普通に?甘いので、こういう話で癒されたい人にはオススメかと。ストーリーとしては、二人組みにほとんど邪魔が入らないので(シリーズ化すれば泥沼化しそうな予感)安定感持って読めますし、文章、読みやすいですし好きです。
どうやらこの作者さんのほかの作品に比べればまだ薄めな表現らしいですが、結構比喩なんかは濃いかなぁ。と。個人的印象ですが。
ただ二人のやりとりが、、、えっと具体的にはいえませんが