やまがたさとみのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
大人の恋
TL小説なので当たり前かもしれないがそれでも言いたくて仕方がない…
なんて官能的なんだ。
淫らな香り漂う文章と色気あるキャラクター。
この物語のヒーロー、かなり好みだわ。言葉足りない系だけど上司としての葛藤がメイン理由だし、どんどん抑えがきかなくなっちゃう姿が何ともセクシー。
性癖がちょっとアブノーマル寄りなのに嫌悪感ゼロだし、美しい世界観に溜め息すら漏れる。
さすが作者様ですね。恐れ入りました。 -
ネタバレ 購入済み
惹き付けて離さない作品
相変わらず、素敵な文章の作家さんで、あっという間に虜になっています。
人には言えない秘密があり、その時だけ自分を解放できる。
でも秘密があるから、素直になれなくて、相手に何も聞けない。ぶつけれない。それを必死に押さえているのに、我慢するのをやめたら、きっと凄い独占欲でがんじがらめにしてしまう。
内の心理が、葛藤が素敵に描かれています。 -
購入済み
焦らされ具合が素敵
この作品のヒロイン、美里の心理描写を通して、不器用な大人の焦れったい情交が描かれている、その描写がとても素敵で、この作者さんの作品の中で、一番のお気に入りになりました。
他のレビューにもあった通り、ベッド・シーンは、この作者さんにしてはおとなしい方かと思います。
感情を抑えたヒーロー、月島のクールな様子もポイントが高いです。 -
購入済み
絵につられて買ったら正解だった
人に言ったら憚れるような趣味趣向を持った二人のお話でした。月島は仕事が出来るし、カッコいい上に、特に浮いた噂もなく、プライベートで美里と関係ができると、彼女にとても優しい。美里は気が強いけれど、不器用で素直でいい子だった。月島も美里もお互いにあっという間にのめりこんでしまっている。月島ののめり込みようが、私が好きです。二人に邪魔が全く入らないでの、安心して二人の甘い世界に浸れます。
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Posted by ブクログ
イラストは、やまがたさとみセンセ!
同級生再会ものです。
突然一課から外され、組対へ異動になった刑事の山下。理不尽に思いながらも中国人が絡む犯罪事件を捜査するうち、高校の時の同級生で現在は検事となっている須和と再会します。
二人は、学生時代プラトニックながらも両想いの仲だったのです。しかし、大学受験や進路などどうにもならない現実から、二人は次第に疎遠になってしまったのでした。
というか、山下がこだわったんでしょうね。現実を見て、自ら断ち切ってしまった。自分が検察官を一緒に目指そう、紙飛行機を一緒に飛ばそうと言っておきながら、その夢をつかみとれなかったんですよね。
再会した須和が、自分との約束を違えることなくちゃんと検事になっていたことに、山下は複雑な気持ちになります。
しかも、美少年だった須和の容姿が色褪せていたのにも動揺したり。
一方の須和は、素直に再会を喜んでいるように見えるのですが、しかし彼もまた山下に対して複雑な思いが拭いきれない様子。山下が好きだけど、全く信じていない!須和も山下のせいで、夢を見ることができなくなってしまったのです。
昔の傷はかなり深いのです。
二人の仲がこれ以上進展するはずがないと諦めながらも、ほんとは山下に会うのは嬉しいと思っている須和が健気です。
以前に雑誌で読んだ時にも感じたんですが、再会時の二人の感情の温度差がすごく寂しいんですよね…切なくさせられます。
山下が気付けないほど劣化していた須和もだけど、モテてカッコよかったエイもやさぐれた刑事になってしまっているあたり、年月の流れを感じさせます。それだけ大人になってしまった、といった方がいいかも。
しかし、オトナになってあの頃では到底無理だったハードルを、難なく乗り越えられるようになったところが非常に感慨深いです。
高校生の頃には恋心を告げることすらできなかった二人ですが、大人になって互いに途切れていたと思っていた想いが、まだ消えていないことに気付く場面には、ほろっとさせられました。31歳になったからこそ、愛することを伝え合い与え合うことができるようになれたんだと、しみじみ感じさせられました。
そんな二人が体を重ねあうシーン、今までの色んな思いがあふれてくるようですごくよかったです。萌えました。再会愛っていいですね。
愛されて、須和がどんどん生気を取り戻して輝いていく姿もステキでした。恋は大切です!
再会ものでもあるんですが、山下はあの平河寮の住人なんですよね。なので、峯神もチラッと登場。喧嘩シーンが絶妙!「天使のささやき」より、時系列的には前の話のようです。ここにはまだ登場しないけど、峯神×名田cpと、「甘い水」の神宮寺×遠藤cpがこれから…!リンク作がまた読みたくなりました。
山下と峯神兄との「ツヴァイ」をめぐる駆け引きも見逃せません。
再会愛と、「ツヴァイ」をめぐる事件が上手く絡んでいて、刑事モノとしても、かなり興味深く読ませてくれます。さすがはかわいセンセだなーと惚れ惚れさせられました。
雑誌掲載時には、ちょっと足りなかった山下のデレが、書き下ろしではこれでもかというくらいに、驚異のてんこ盛り!ニヤつけること間違いなしです。
これは、お気に入りの一冊。