雪富千晶紀のレビュー一覧

  • レスト・イン・ピース 6番目の殺人鬼

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    ネタバレ

    中学の同窓会に参加した主人公は、その最中元同級生の一人が突然死亡し、他にも元同級生が次々と死んでいることを知る。「私たちは何かに呪われている」という元同級生の話もあり、彼らは呪いの正体を調査して行くが……というストーリー。
    とても後味が悪いというか、胸糞悪いというか、読後に嫌な気分が残ります。結局黒幕は死んだとはいえ裁かれず、傷ついた人々も本当の意味で救われたわけではないですから。

    それにしても、かなり大掛かりな復讐で驚きました。
    色々と協力はあったとはいえ、最後まで騙しきるとは元同級生や他の協力者たちの演技力も相当高かったんでしょうか。
    ここまで周囲を巻き込んで大掛かりに騙されると、逆に気

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    2022年06月08日
  • 死と呪いの島で、僕らは

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    半分くらい読み終わった段階で、先が予測できずにこれからどうなっていくのかと期待していました
    ちょっと予想を裏切られるエンディングにどう感じるかは人それぞれでしょう…

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    2021年05月24日
  • レスト・イン・ピース 6番目の殺人鬼

    購入済み

    ストーリーはよかったと思います。真相は半分くらい読んだところでよめてしまいましたが。
    ストーリーはいいものの、作者の表現力のなさには辟易しました。同じような文書表現がとても多かったです。肩を竦める、など。

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    2020年09月29日
  • 死と呪いの島で、僕らは

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    呪いが存在するという離島が舞台のホラー小説。

    初めは面白そうな雰囲気がムンムンしていたのだけれど、色々と詰めすぎて纏まりがない印象。
    ホラーと言われれば、まぁそんな気はしなくはないのだけれど、全く怖くない。
    ファンタジーに近い様な。
    最後の僧侶が出てくるシーンなどは壮大すぎて今一ついていけず。
    ホラーと謳わなければ、また違う楽しみ方が出来たかも知れない。

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    2018年05月14日
  • 黄泉がえりの町で、君と

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    「死呪の島」でホラー大賞を受賞した作者の2作目.受賞作も文庫化に際して,「死と呪いの島で,僕ら」はと改題され,二作目がこの題名…狙ったとしか言い様がないけれど,まんまと買わされてしまう.でもま,伝奇ホラー系は大好きなのでじっくりと読ませてもらう.

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    2018年11月30日
  • 死と呪いの島で、僕らは

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    ネタバレ

    島特有の因習や伝承に絡めたホラーかと思っていたら、途中からどんどんスケールが大きくなり、国や時間を越えた壮大な物語に。

    呪いに怨念、ブードゥー教、カニバリズム、そして死者の復活、と正直詰め込みすぎの感はあるかな。
    呪いとか怨念とかも大好物なんだけど…。現実離れした状況でどんどん人が死ぬ割りに、あまり恐くないのが残念。

    でも、青春ホラーというだけあって、椰々子と杜弥のラストが爽やかで、救いがあっていい。

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    2017年08月28日
  • 死と呪いの島で、僕らは

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    島にありがちな呪いや昔ながらの言い伝え的なホラーだと思ったらなんとも壮大なお話だった。

    でも、無理やりなこじつけもあったりで内容の割には薄いかなぁ

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    2017年07月14日
  • 死と呪いの島で、僕らは

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    すごく面白そうな気配があったけれど、期待はずれだった。
    設定とかが面白いはずなのに、十分に活かしきれてないまま、物足りなさを残したままにおはなしが終わってしまった感じ。
    ホラーらしく多少寒気のするところもあるにはあったけれど、全体的にインパクトは小さかった。
    170508

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    2017年05月09日
  • 死と呪いの島で、僕らは

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    「呪われているのは、島か、少女か。――それでも、彼は彼女に、恋をする」というキャッチコピーは胸キュンキュンしそう。ホラーは苦手だけれど、「青春ホラー」の触れ込みに惹かれました。

    東京都の果てに浮かぶ美しい島。美少女・椰々子は赤ん坊の頃にこの島に漂着したところを救われた。が、素性がわからず、死者の預言を聞く力を持つ彼女は不吉だと疎まれ、村八分にされている。彼女の同級生で町長の息子・杜弥は、立場上、彼女の面倒をみている父や兄からも彼女に関わらないようにと言われているが、それでも彼女のことが好き。ある日、椰々子が「災いがくる」という預言を聞いて以来、島に次々と異変が起きて……。

    島の美しい情景は

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    2017年05月10日
  • 死と呪いの島で、僕らは

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    人物設定がAnotherのような青春モダンホラー。文体は荒削りな感じも、それがむしろ新鮮。突飛な展開で楽しませてくれる。これからが楽しみな作家。

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    2017年01月17日