【感想・ネタバレ】ALIVE 10人の漂流者のレビュー

あらすじ

マダガスカル沖でエンジントラブルをきっかけに始まった、日本人観光客10人を乗せた観光ボートの漂流。はじめは誰もが事態を楽観視していた……しかし。やがて食料は尽き、飲み水はなくなり、10人はパニック寸前の極限状態を迎える。「何もしなければ、ただ死んでしまう。絶対に生きて日本に帰るんだ!」無気力な学生だった乗客の一人である継人は、決死のサバイバルを開始する! 日本ホラー小説大賞受賞作家の新境地。幾多の試練と苦難を乗り越えて、彼らは生還できるのか――!?

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Posted by ブクログ

遭難は唐突に始まった───


エンジントラブルをきっかけに始まった観光ボートの漂流

からの

不気味さを感じる幽霊船への乗船

からの

直径70メートルぐらいの無人島への上陸

からの

葦で作った船での無人島から脱出

からの

再漂流


そして───



食料無し、飲み水無し、仲間は死に、助けもこない、そして次から次へと襲ってくるトラブル、、、

絶対極限サバイバル───

もし、あなたがこの状況ならどーする!?

ん?

私?

私ならそりゃ間違いなくピーーでピーーのピーーでしょ!

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2025年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初から生存者は一人とわかっていて、その様子から始まる。その人物をラスト近くまで勘違いしていた。
途中に何度も訪れる危機。
マダガスカル沖でエンジントラブルをきっかけに、日本人観光客7人とボート運営者1人、運転手2人の計10人を乗せた観光ボートの漂流。
最初はすぐに助けが来ると思っていたものの、誰からも見つけられない場所に漂流してしまったため、みんながどんどん衰弱していく。
継人(けいと)はたまたま、無気力な大学生で海洋生物を研究していて将来に行き詰まっていた。そんなときマダガスカルという生物的に魅力ある島のクルーズに出かける。漂流したところで、継人の知識が役にたってくる。食べられるもの、ここにいるということは、このような状況下にある、など…
そして現地人に環海に入っているため、ぐるぐる回っているだけだ、と聞かされる。

食べ物をめぐる争い、罪のなすりつけ合い、人間の醜いところが次々現れ、最後には死んだ仲間を人肉として食べる、というところまで行く。
次々、形を変え現れる危機は、ゲームのようだが、エンタメ小説と思って読めば、面白い。スルスル読める。

個人的な気持ちとしては、最後に生きて継人と怜央に日本に戻ってほしかった、自信を付けた継人を見たかったが…

評価がとても低いが、私は面白かった。

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2022年08月11日

Posted by ブクログ

抜けるような青空と、透明度の高いコバルトブルーの海。
異国の海で遭難した彼らを待ち受ける、想像を絶する恐怖と苦しみ。
生き残るのは果たして。

過去作とはまた違った趣を感じた。
なんらかの伝承が語られたり、もっと分かりやすい怪異に遭遇するのかと期待したが、今回はバミューダトライアングルのような超自然的怪異のお話。

不可思議な状況という大前提の謎に加え、ステージが変わるごとに新しい謎を次々投じられハラハラ感が続くが、納得感のある回答を得られるため一気読みしてしまう。

個人的にはまた伝記ホラーの新作が読みたい。

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2022年07月17日

Posted by ブクログ

怖くて恐ろしくて、何ページか飛ばして読んだ…

船が座礁して流されて遭難してって話ではあったけど読むのが辛かった。

親友だと思ってた幼馴染は、他人から見ると自分に対してマウントを取る嫌なやつだった。
これを知ってしまったのもショックだ。

こんなことが起きませんよーにと思ってしまう本。
船には怖くて乗れない…
海外も行けない…

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2022年06月22日

Posted by ブクログ

遭難モノだからサスペンス系かと思ったら、展開が急カーブ過ぎて転げ落ちそうになった。
ロビンソンクルーソーとかガリバー旅行記だと思えば抵抗薄れるかも。
陰キャが万能過ぎて共感しづらいけど、どんどん先が読みたくなる不思議なパワーはある!

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2022年06月10日

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