樋口清之のレビュー一覧

  • 学研まんが日本の歴史 16 新しい日本

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    戦後の日本が発展していく過程、特に、占領国から解放されて、独自の道を歩んでいく流れがわかった。
    キーパーソンは、マッカーサー、吉田茂、幣原喜重郎、田中角栄、池田勇人

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    2021年06月12日
  • 完本・梅干と日本刀――日本人の知恵と独創の歴史

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    "日本の伝統や習慣、日本人がこれまで積み上げてきた誇るべきものを再認識させてくれる本。残念なことだがすでに、今となっては失ってしまったものもあるように感じる。先人が築いてきたいろんな事を大切に伝承していかないといけないね。自分自身の反省なのだが、あまりにも物事をうわべだけで見つめているのではないか?という反省をしている。なぜ、ご飯に梅干しなのか?なんてことは、考えたこともない。それは、考えなくても時は過ぎ、多くの情報が降ってくるから。テレビを普通に見て育った世代には、無理な事なのかもしれないとさえ感じる。でも、この本を読んだ自分は、立ち止まって普段何気なくとっている行動に眼を向けるこ

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    2018年10月17日
  • 西郷隆盛 官軍の総大将

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    大河ドラマの影響をもろに受け、初めて西郷さんの伝記を読んだ。マンガなのですぐに読めて分かりやすい。それにしても、なぜ西南戦争を西郷さんが起こしたのかが、よくわからない。

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    2018年01月21日
  • 食物と日本人 日本人の歴史第2巻

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    ネタバレ

    ずいぶん前の本だが、内容は古びていない。
    食文化は土地柄、気候風土に適応しながら発展し根付いて来た。
    食と健康に関する情報が溢れ、それに踊らされることなく、自分の感覚や受け継がれてきた先人の知恵を大事にしたい。

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    2018年01月11日
  • 完本・梅干と日本刀――日本人の知恵と独創の歴史

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    日本の優れた点をこれでもか~というくらいに書いて650ページ。
    しかも偏狭な見方ではない。
    新刊本の書店では品薄な本だと思いますが、見かけたら手に入れるべきだと思います。

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    2013年12月15日
  • 大久保利通 明治政府の指導者

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    日本の歴史がわかるし、それがマンガになってよみやすいです。まめちしきとかが書いてあって、社会にも役立つのでみてください。他にもいろいろなシリーズがあります。

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    2013年03月06日
  • 完本・梅干と日本刀――日本人の知恵と独創の歴史

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    すばらしい。読んでて、日本について全然知らなかった事だらけ。日本人の素晴らしさを知って元気がでる。身近なところでは、会社に新入社員が入って飲み会で潰したり、一発芸させたり、っていうことも、古来から理由があって似たようなことがやってたんだということも知って驚き。僕らが普通だと思ってやっていることは、大体昔からの名残かもしれない。由来を知った上で行うのか、そうでないかを分けるのが教養なんだなぁと思った。

    また、地震や津波を、テクノロジーで防ぐのではなく、受け流す、という考えを持っていたよう。今こそこういう考えが必要なんだな、と震災後に読んだために強く思う。壁を何M立てました!!って考えは自然は征

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    2011年05月31日
  • 完本・梅干と日本刀――日本人の知恵と独創の歴史

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    樋口清之氏はおそらく、『和食=健康に良い』という世界の共通認識を作り上げた人物の一人に数えられるだろう。

    日本食はなぜ健康に良いのか?
    日本人はなぜ、『東洋の奇跡』と呼ばれる復興を果たし得たのか?
    日本人はなぜ器用で勤勉なのか?
    日本の官僚はなぜ腐敗しやすいのか?

    様々な見地から『日本人』を語る逸品。

    例えば日本刀は世界で最も『折れず曲がらずよく切れる』を体現した刃物だと言われているが、そもそも日本で製鉄が出来ること自体が驚くべき事なのである。
    鉄を融解させるには、コークスなどの高エネルギー燃料でなければ本来不可能らしい。ところが日本ではコークスは取れない。古代の日本人は『たたら』による

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    2011年04月13日
  • 完本・梅干と日本刀――日本人の知恵と独創の歴史

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    日本考古学の第一人者であり博学の著者が、現在に生きる様々な日本文化についてあくまで客観的に紹介している。江戸時代の記述が多いので読後は東京めぐりをしたくなるのは間違いない。著者は学者であるので単に今の日本は堕落して昔はよかったという懐古主義ではなく、日本の伝統的な食事や文化、社会制度には現代でも生かせる有用なものが多いし、科学的にも優れているものが多いことが証明されてきていると、述べている。
    タイトルは「菊と刀」をモジっていることは明白。

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    2011年03月17日
  • 完本・梅干と日本刀――日本人の知恵と独創の歴史

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    「梅干と日本刀」三部作を1つにまとめた物
    日本と日本人の歴史についてその工夫と良さについて、今では気にも止めてもらえない事を掘り下げ紐解き、日本人って凄いなと改めて感じさせてくれる本。

    日本刀を刀鍛冶が作る時叩くのは炭素を出す為。日本にはコークスがなく、炭で熱していたから鉄は完全に溶けず、不純物の多い鋼鉄だったが、叩いたり、焼きを入れたり、する事で1つの刀に柔らかさと固さの性質を合せ持たせる事ができた。

    日本人は命がけでなんでも食べてみるという恐ろしく勇敢な民族(笑)中国人もかなりだと思うんですが…
    西洋人は4味(甘、酸、塩辛、ピリ辛)、中国人は5味(+苦味)、日本人は6味(+旨味)
    科学

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    2019年06月02日
  • 学研まんが日本の歴史 16 新しい日本

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    戦後の焼け野原からピンクレディーまで。

    この巻あたりから、歴史というよりも政治経済になってくるな。歴史が歴史であるためには、ある程度の距離が必要なのかもしれない。
    今もなお「歴史」は動いているようだけど、各判断が正しいのか否かの答えが出るまでには時間がかかってしまう。歴史に学ぼうとする際のジレンマ。

    次巻(もあるのね)は昭和から平成へ。

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    2013年07月02日
  • 学研まんが日本の歴史 14 民主主義のめばえ

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    デモクラシー。
    大正時代。わずか15年間ですが、中身か濃い。


    護憲運動。
    大正デモクラシー。
    民本主義、吉野作造。

    1914年、第一次大戦。帝国主義。
    1915年、二十一カ条の要求。
    1917年、ロシア革命。
    1918年、シベリア出兵。
    1919年、ヴェルサイユ条約。
    1921年、平民宰相・原敬暗殺。
    1923年、関東大震災。
    1925年、普通選挙法、治安維持法、ラジオ放送開始。

    現代につながる文化。
    蓄音機。活動写真。クルマ・円タク。野球。

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    2013年06月19日
  • 学研まんが日本の歴史 10 元禄の世

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    犬公方、綱吉。赤穂浪士。
    元禄、町人文化。貨幣経済。

    華やいできました。民にとってなかなか良さげな時代になってきた、ような印象。

    これだけ経済的に活性してくると、国体の安定・維持に財政の比重が高くなるわけか。
    現代も財政問題を抱えています。
    お金の功罪を意識せずにはいられない。

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    2013年06月02日
  • 学研まんが日本の歴史 9 江戸幕府ひらく

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    江戸初期。
    天下人、徳川の治世。

    権力者は別の力に恐れおののく。例えば人知を超えた存在。
    神の力、換言すれば神を信仰する民衆の力は計り知れない。当時の浄土真宗(一向宗)然り、キリシタン然り。


    時代は常に過渡期であると仮構しています。
    歴史というフラスコの中で試行されたその結果、現代が現代として現出している。
    先述の通りだけれど、「ほんのちょっと前の実験結果」としての近視眼的な歴史的反省がこの今に強く作用している。そしてまた移り変わっていくのだろうな。
    何とか歴史を線として捕まえて時代と次代に活かしたいところだが、なかなかどうして言うはやすしで … …

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    2013年05月31日
  • 学研まんが日本の歴史 7 南北朝の争い

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    建武の新政、南北朝、室町幕府、一揆、応仁の乱、戦国の世へ … …

    「人は歴史から学ばない、ということだけを、歴史から学ぶことができる」みたいな皮肉まじりの名言をどこかのお偉いさんが言っていた気がします。うろ覚え。
    そういうことなんだろうな。せいぜい、自分の親やその親の時代あたりまで。そのあたりは情報的に活性化しているためか捕まえられる。
    時代を置き過ぎた遥かな過去は美化されたりもする。

    次巻から、ファンの多い戦国時代ですな。何がどのように面白いのかにも着目しよう。

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    2013年05月30日
  • 学研まんが日本の歴史 6 元寇のあらし

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    六巻目か。
    よくまあ、毎度ここに書き記す感想が絶えないこと。

    文化・美術というのはなぜ生まれるのか?複数の要因が重なっていそうだけど、国体が安定し、ある程度の富の蓄積が必要なんだろうな。田を耕す先にあるもの。
    鎌倉仏教、諸子百家的ですらある。
    混乱、苦悩が民衆を磨くのだろうな。
    しかしながら日本という国の場合は、どこか輸入的というか、オリジナルと言える思想・宗教が見当たらない(少なくとも鎌倉時代あたりまでは)。日本古来からの神道的精神・風土は伏流しているのかも。

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    2013年05月29日
  • 学研まんが日本の歴史 4 栄える貴族 平安時代

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    桓武天皇・平安遷都から壇ノ浦の戦いの前まで。

    平安貴族から武士の世へ大きなうねり。

    相変わらず骨肉の争いを繰り広げていますね。富や権力への執着というか、殺るか殺られるか、みたいな価値構造が伏流しているのかな。

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    2013年05月29日
  • 学研まんが日本の歴史 3 奈良の都 奈良時代

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    歴史の相似性。
    奈良時代。1300年くらい前のこの土地のオハナシ。

    当然現代との相違があります。しかしながら、それでも、現代と同一の価値基準が伏流していると気づくことがあるんだ。それがおもしろい。
    例えば、権力闘争、嫉妬、寵愛、民衆への対応 … …

    当時、天皇が早死するケースが多いけれども、他殺だったりするのかな?という気もします。今となっては確認のしようがないけれど。

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    2013年05月28日
  • 完本・梅干と日本刀――日本人の知恵と独創の歴史

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    ネタバレ

    戦前の日本人が作り上げて来たシステム

    農耕民族が培ってきた「相互信頼」

    今では前近代的と思われるような事も、
    実は日本人が経験則から得てきた、
    日本の風土に合う合理的なやり方であった。

    ただ、世界とのつながりが増えた現代に於いても
    合理的であるとは限らない。

    全世界を含めて、「相互信頼」というものを
    構築することができたらよいと思う。

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    2018年08月05日
  • 学研まんが日本の歴史 13 日清・日露の戦い

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    絵が漫画っぽくていい。漫画っぽい遊び心が好き。
    シンプル(写実的でなさすぎる)だからこそ、想像力がかき立てられる。
    内容も細かく載っていて、わかりやすく勉強になります。
    知りたいことがほとんど載っていました。

    日清・日露周辺の日本史の流れを知るのにオススメです。

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    2010年11月12日