奥田瑛二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
プレバトの俳句の先生、夏井いつきさんの新書、
ということで飛びついた。
俳優の奥田瑛二との共著?
プレバトのように、奥田の俳句を樹さんが添削するのかな、
と読み始めると、全然違った。
タイトルにあるように、正岡子規の俳句、それも艶俳句、
つまり、遊里、遊女を詠んだ俳句について、3回にわたって対談をしている。
第一夜はプレバトが頭に合ってなんとなくなじめなかった。
が、二夜、三夜と読み進めるにつれて、
正岡子規の俳句の力も相まって、引き込まれた。
いやそれ以上に奥田の観察眼かな。
彼は俳優としてではなく、映画監督として、
子規の俳句を映像化していた。
彼が好む子規の句を、彼の解説を通してみる -
Posted by ブクログ
松山出身なので、今や故郷を代表する名士となった夏井いつきさんの書かれた本は関心が向いてしまう。(プレバトもいつしか毎週見るようになってるし笑)
今回は奥田瑛二との対談。奥田瑛二という人、ダンディさを全面に出してケレン味たっぷり、私の苦手とするタイプなのだが、意外や意外、俳句になかなかどうして造詣が深い。夏井さんと対等に渡り合っているのに驚いた。
でもまあ、子規の俳句が二人の間にあるからこそかもしれない。
改めて子規の句を読んだが、やっぱりよいですね。
俳句、やってみたいといつも思う。
夏井さんが俳句をハリーポッターの少しだけ動く絵に例えていたのが、俳句というものの捉え方としてなるほどと思っ