中里京子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
数年前からRettyというサイトに、主に昼食を食べた記録として簡単なコメントともに投稿しています。知り合いでもないのに多くの人に読んでもらっているのに驚いています。
これがネットによる「評判」の一種なのでしょうか。この本では、自分の書いたコメント等が、知らない間にコンピュータによって評価されて、それが多くの人の目に晒されることになることのリスクについて解説しています。
このような変化は最近の5年間に起きたものです、私たちが利用しているネットはこの数年でものすごく便利になりましたが、それに対するリスクも理解しておくべきだと感じました。ある意味で、今年、最も衝撃を受けた本でした。
以下は気に -
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Posted by ブクログ
昆虫がやばい。
昆虫がやばいということは、生態系がやばい。
生態系がやばいということは、人類の未来がやばい。
実際気にはなっていたが、今住んでいる田舎町より、子供の頃の大都市大阪の方が昆虫は多かった。ブンブンはなんぼでも飛んでたし、ゴマダラカミキリやコカマキリ、ショウリョウバッタやアメンボ、ミノムシもなんでもなくその辺にいた。
今は、見ない。
そういう有名な昆虫だけでなく、名も知らぬような昆虫が実は、あらゆる生態系に複雑に絡んでいる。それが消えていけば、受粉もできないし、死骸の還元も不可能になる。
この本で提示されるのは、世界中で、それもものすごい勢いで昆虫が減っているということ。ある -
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Posted by ブクログ
ネタバレ身体は脳より賢い=エネルギー消費量は摂取量に合わせて減ってしまう
炭水化物には、デンプンと糖分がある。デンプンはブドウ糖からできている。当分は、果糖とブドウ糖を合わせたショ糖と異性化糖がある。
食品の質は、食べる量に影響を与える。
インスリンが多いほど脂肪が作られる。インスリン抵抗性が高いと、インスリンがたくさん出る。
レプチン抵抗性=レプチンが出ても反応しないので食欲が収まらない。
インスリンのレベルが下がると、活動的になる。=体にはエネルギーを燃やす区画と貯める区画がある。インスリンが少なければ、燃やす区画に行くので活動的になる。
インスリンが高まるとレプチンシグナルを遮断する。
短時間 -
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Posted by ブクログ
以前、砂糖の恐ろしさを描いた「あまくない砂糖の話 THAT SUGER FILM」というドキュメンタリーを見たことがある。
その時にすごく衝撃を受けたのがアメリカ政府と食品業界の関係
この本にもあるけど低所得者への支給に糖類がたっぷりのジュースやインスタント食品が多いという話がある
「安いから」「手軽だから」そして「おいしいから」
いつの間にか人類は甘い=おいしいという味覚に慣れさせられているんだな~
そうだよね~
日本だって例外じゃない
驚くほど甘いタピオカドリンクを行列して買う男女
お砂糖たっぷりのドーナツやケーキ
「これは甘くないから」と言って食べるパスタソースにも実はお砂糖がた -
Posted by ブクログ
遺伝子は、変えられる。タイトルに惹かれ購入しました。
正直に言って、内容は難しく感じました。遺伝子学に詳しくないと内容を理解するのが難しいと感じた部分が多くあります。
ある程度知識を持った人にお勧めできる本だと思います。しかし、生まれ持ったDNAから環境によって遺伝子の発現が変化する「エピジェティクス」について、ミツバチの嬢王蜂の例など分かり易く初心者に優しい部分もあります。
この本のタイトルは「遺伝子は、変えられる。」ですが、原著のタイトル「Inheritance-How Our Genes Change Our Lives- and Our Lives Change Our Genes