中里京子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
昆虫がやばい。
昆虫がやばいということは、生態系がやばい。
生態系がやばいということは、人類の未来がやばい。
実際気にはなっていたが、今住んでいる田舎町より、子供の頃の大都市大阪の方が昆虫は多かった。ブンブンはなんぼでも飛んでたし、ゴマダラカミキリやコカマキリ、ショウリョウバッタやアメンボ、ミノムシもなんでもなくその辺にいた。
今は、見ない。
そういう有名な昆虫だけでなく、名も知らぬような昆虫が実は、あらゆる生態系に複雑に絡んでいる。それが消えていけば、受粉もできないし、死骸の還元も不可能になる。
この本で提示されるのは、世界中で、それもものすごい勢いで昆虫が減っているということ。あるいは、種として絶滅が進んでいる。
98%とかいう数字があちこちで出て来るのは空恐ろしい。
それは、人間が原因であったり、気象変動が原因であったりするのだが。
その上で、例えば、人間の保護活動が、トラやホッキョクグマなどの有名どころに優先するかといえば、そうでもないだろうと。
問題提起はあるが、特段解決策の提示はない。
なんかもう絶望しかないんですが。
外国人の啓蒙?本にありがちな、同じ内容をいろんな事例で、何度も何度も散文的に書いてるので、最初のプロローグだけで十分だった気もする。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ身体は脳より賢い=エネルギー消費量は摂取量に合わせて減ってしまう
炭水化物には、デンプンと糖分がある。デンプンはブドウ糖からできている。当分は、果糖とブドウ糖を合わせたショ糖と異性化糖がある。
食品の質は、食べる量に影響を与える。
インスリンが多いほど脂肪が作られる。インスリン抵抗性が高いと、インスリンがたくさん出る。
レプチン抵抗性=レプチンが出ても反応しないので食欲が収まらない。
インスリンのレベルが下がると、活動的になる。=体にはエネルギーを燃やす区画と貯める区画がある。インスリンが少なければ、燃やす区画に行くので活動的になる。
インスリンが高まるとレプチンシグナルを遮断する。
短時間の絶食(12時間以内)では、レプチンが低下する=お腹が空いたと感じる。プチ絶食は肥満につながる。肥満になると、暴食と怠惰になる。
ストレスを受けると甘いものが欲しくなる。
コルチゾールは、内臓脂肪を増やす。ストレス、睡眠不足でコルチゾールが増える。
皮下脂肪はいいが内臓脂肪はよくない。内臓脂肪が最初に減る。皮下脂肪をダイエットで落とすと、筋肉も減る。
脂肪と炭水化物の組み合わせは、自然界には存在しない。低炭水化物ダイエットはメタボにも減量にもよい。
低炭水化物ダイエットも、低脂肪ダイエットも糖分は制限している。
フルーツが体にいいのは食物繊維が含まれているから。
糖分はカロリーより危険な猛毒。
果糖はインスリン反応が出ないので、レプチンレベルは上がらず食べ続ける。インスリンが効きにくくなる。グレリンを低下させないので食べ続ける。
果糖の解毒剤=食物繊維と運動。
食物繊維が豊富な食べ物はエネルギー密度が低い。
運動だけで痩せないのは、基礎代謝を自動的に減らすから。
朝食で食物摂取エネルギーが高まる。
肝臓のエネルギー消費が高まるのは、寒さ、標高、甲状腺ホルモン、運動。
有酸素でも筋トレでもHIITでもよい。運動の効果は長続きしないので、しょっちゅう運動する必要がある。
果糖はブドウ糖と組み合わさって存在している。
スーパーではラベルがついていないものを買う。
デザートは週一回まで。
朝食にたんぱく質を摂り、寝る4時間前から食べない=グレリンを減らす=空腹感を減らす。
おかわりは、20分待つ。
運動によってコルチゾールのレベルは上がり、その後低く抑えられる。 -
Posted by ブクログ
以前、砂糖の恐ろしさを描いた「あまくない砂糖の話 THAT SUGER FILM」というドキュメンタリーを見たことがある。
その時にすごく衝撃を受けたのがアメリカ政府と食品業界の関係
この本にもあるけど低所得者への支給に糖類がたっぷりのジュースやインスタント食品が多いという話がある
「安いから」「手軽だから」そして「おいしいから」
いつの間にか人類は甘い=おいしいという味覚に慣れさせられているんだな~
そうだよね~
日本だって例外じゃない
驚くほど甘いタピオカドリンクを行列して買う男女
お砂糖たっぷりのドーナツやケーキ
「これは甘くないから」と言って食べるパスタソースにも実はお砂糖がたっぷり…
このシュガーラッシュっていったい誰が得してるんだ?
って思ったら…もう食品業界しかないよね…
と…思うけど私も一時期ストレスで甘いものを求めるような生活をしていたな~でもって、見た目は痩せてるのに内臓脂肪たっぷりに…とほほ。まんまと私もダークサイドにはまっていたじゃないか!!(ちなみにこの本によると内臓脂肪は人を殺すけど皮下脂肪は長生きさせるらしいよ。)
で、この本読んで納得
ストレスが溜まると甘いものが食べたくなる…
これって脳の命令なんだってさ、もう麻薬みたいなものなんだって…抗えんな~
著者はアメリカの小児科医さん。
医学的立場(政府よりでもない&食品業界よりでも)で書かれているだけに実例も色々、そしてブームになっているダイエット話とかぶった斬ってておもしろい。
さてさて、この本を読んだ後に何を食べるか…
悩ましいところだね~。 -
Posted by ブクログ
遺伝子は、変えられる。タイトルに惹かれ購入しました。
正直に言って、内容は難しく感じました。遺伝子学に詳しくないと内容を理解するのが難しいと感じた部分が多くあります。
ある程度知識を持った人にお勧めできる本だと思います。しかし、生まれ持ったDNAから環境によって遺伝子の発現が変化する「エピジェティクス」について、ミツバチの嬢王蜂の例など分かり易く初心者に優しい部分もあります。
この本のタイトルは「遺伝子は、変えられる。」ですが、原著のタイトル「Inheritance-How Our Genes Change Our Lives- and Our Lives Change Our Genes」のほうが内容としてはしっくりきました。
なぜなら、遺伝子が如何に我々の身体に影響するかは具体的な例を用いて重点的に書いてあるのに、肝心の遺伝子を如何に変えるかについての記述が少ないためです。
読んでいて特に驚いた点としては、同じDNAを持つ一卵性双生児の遺伝子の発現がいじめられた経験によって異なるということです。
著者のSharon Moatemはほかにも「迷惑な進化-病気の遺伝子はどこから来たのか?」や「人はなぜSEXをするのか?-進化のための遺伝子の最新研究」等ベストセラーを飛ばしているので読んでみたいです。