中里京子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今や全世界的に問題となっている肥満について、最新の研究成果を一般読者向けに解説した一冊。
一般に肥満は食生活を含めた生活習慣の問題として片付けられることが多いが、実はその生活習慣は身体のホルモン・バランスの影響を強く受けるものであり、単純な「意志の問題」ではないと指摘する。合わせて長年その栄養価が無視されてきた食物繊維についてその重要性を解き、(加工食品ではなく)食物繊維を豊富に含んだ「本物の食べ物」を食べることを推奨する。糖分を過剰に添加して、人々の健康を蝕む食品業界に対しては、かつてのタバコ産業と同じ欺瞞に満ちていると舌鋒鋭い。
全体的に面白かったが、結論から言うとまだまだわからないこ -
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Posted by ブクログ
数年前からRettyというサイトに、主に昼食を食べた記録として簡単なコメントともに投稿しています。知り合いでもないのに多くの人に読んでもらっているのに驚いています。
これがネットによる「評判」の一種なのでしょうか。この本では、自分の書いたコメント等が、知らない間にコンピュータによって評価されて、それが多くの人の目に晒されることになることのリスクについて解説しています。
このような変化は最近の5年間に起きたものです、私たちが利用しているネットはこの数年でものすごく便利になりましたが、それに対するリスクも理解しておくべきだと感じました。ある意味で、今年、最も衝撃を受けた本でした。
以下は気に -
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Posted by ブクログ
ネタバレ運動とは、現代の定義でいえば、「健康やフィットネスのための自発的な身体活動」。かつてはそういう概念がなかった。
運動のパラドックス=運動するように進化したわけではないのに、なぜ健康に役立つのか。
人間の安静時代謝は柔軟である。栄養がすくないと、不要不急の機能を切って、代謝を抑える。性機能を削る、臓器が小さくなる、大食いの筋肉を縮小させる、体温を下げる、など。
長時間座っていると、筋肉の活動が停止したままになり、慢性炎症が引き起こされる。マイオカインが放出されなくて炎症が収まら合い。
睡眠は時間を犠牲にして脳の機能を向上させるトレードオフ。覚醒時1時間ごとに15分の睡眠が必要になる。2回に分ける -
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Posted by ブクログ
昆虫がやばい。
昆虫がやばいということは、生態系がやばい。
生態系がやばいということは、人類の未来がやばい。
実際気にはなっていたが、今住んでいる田舎町より、子供の頃の大都市大阪の方が昆虫は多かった。ブンブンはなんぼでも飛んでたし、ゴマダラカミキリやコカマキリ、ショウリョウバッタやアメンボ、ミノムシもなんでもなくその辺にいた。
今は、見ない。
そういう有名な昆虫だけでなく、名も知らぬような昆虫が実は、あらゆる生態系に複雑に絡んでいる。それが消えていけば、受粉もできないし、死骸の還元も不可能になる。
この本で提示されるのは、世界中で、それもものすごい勢いで昆虫が減っているということ。ある -
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Posted by ブクログ
ネタバレ身体は脳より賢い=エネルギー消費量は摂取量に合わせて減ってしまう
炭水化物には、デンプンと糖分がある。デンプンはブドウ糖からできている。当分は、果糖とブドウ糖を合わせたショ糖と異性化糖がある。
食品の質は、食べる量に影響を与える。
インスリンが多いほど脂肪が作られる。インスリン抵抗性が高いと、インスリンがたくさん出る。
レプチン抵抗性=レプチンが出ても反応しないので食欲が収まらない。
インスリンのレベルが下がると、活動的になる。=体にはエネルギーを燃やす区画と貯める区画がある。インスリンが少なければ、燃やす区画に行くので活動的になる。
インスリンが高まるとレプチンシグナルを遮断する。
短時間