中里京子のレビュー一覧

  • 果糖中毒―――19億人が太り過ぎの世界はどのように生まれたのか?

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    今や全世界的に問題となっている肥満について、最新の研究成果を一般読者向けに解説した一冊。

    一般に肥満は食生活を含めた生活習慣の問題として片付けられることが多いが、実はその生活習慣は身体のホルモン・バランスの影響を強く受けるものであり、単純な「意志の問題」ではないと指摘する。合わせて長年その栄養価が無視されてきた食物繊維についてその重要性を解き、(加工食品ではなく)食物繊維を豊富に含んだ「本物の食べ物」を食べることを推奨する。糖分を過剰に添加して、人々の健康を蝕む食品業界に対しては、かつてのタバコ産業と同じ欺瞞に満ちていると舌鋒鋭い。

    全体的に面白かったが、結論から言うとまだまだわからないこ

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    2019年05月25日
  • 遺伝子は、変えられる。―――あなたの人生を根本から変えるエピジェネティクスの真実

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    遺伝子✖️発現確率で人のあり方が変わるという話。遺伝子も変わるし、発現するしないもどんな生活をするかで変わると。結局、起点は遺伝子なので、自分の遺伝子を知ることは猶予だし知りたいとも思うが、一方で怖い。特に困ってないので手に余る情報。選民的になるのが社会的な問題になりそうだが、アメリカに住む人は大変だなと思った。

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    2019年01月28日
  • 遺伝子は、変えられる。―――あなたの人生を根本から変えるエピジェネティクスの真実

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    遺伝情報って、持って生まれたままの固定でないことはエピジェネティクスが教えてくれたが、そんな悠長なものじゃない!
    日々の食生活や運動習慣が反映され、かつ、そのまま影響が持続する。原題は「Inheritance」。

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    2019年12月03日
  • 勝手に選別される世界

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    以前にニュースで少し話題となったが、
    LINEでのやり取り全ては韓国政府によって保管されて分析されている。

    こういった行為がなんのためにだろうか?という疑問に答えるための本。

    FacebookやTwitter、訪れるサイト、位置情報、通信をしている時間帯などなど。
    様々な情報が統合されていく中で便利になる反面、
    そのリスクだけでなく対処方法も丁寧に解説。

    誤ったリンクのクリック一つで「クリーンな経歴」でなくなり、
    自分の知らない間に選別されてしまう世界までもうすぐと考えるとなかなか怖い。

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    2017年08月12日
  • 勝手に選別される世界

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    数年前からRettyというサイトに、主に昼食を食べた記録として簡単なコメントともに投稿しています。知り合いでもないのに多くの人に読んでもらっているのに驚いています。

    これがネットによる「評判」の一種なのでしょうか。この本では、自分の書いたコメント等が、知らない間にコンピュータによって評価されて、それが多くの人の目に晒されることになることのリスクについて解説しています。

    このような変化は最近の5年間に起きたものです、私たちが利用しているネットはこの数年でものすごく便利になりましたが、それに対するリスクも理解しておくべきだと感じました。ある意味で、今年、最も衝撃を受けた本でした。

    以下は気に

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    2016年12月24日
  • 勝手に選別される世界

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    facebookやInstagramなどのSNSの投稿やOpenTableやAirbnbなどのサービスの利用などデジタライゼーションされたあらゆる情報がレピュテーション(評判)経済を推進するとして、現状を解説すると共に、対応策を指南する。個人だけではなく企業についての実例についても言及。これからの時代プライバシーの発露を恐れるのではなく、どのようにしてよい評判を勝ち取るか重要です。

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    2016年03月05日
  • 運動の神話 下

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    ネタバレ

    運動とは、現代の定義でいえば、「健康やフィットネスのための自発的な身体活動」。かつてはそういう概念がなかった。
    運動のパラドックス=運動するように進化したわけではないのに、なぜ健康に役立つのか。
    人間の安静時代謝は柔軟である。栄養がすくないと、不要不急の機能を切って、代謝を抑える。性機能を削る、臓器が小さくなる、大食いの筋肉を縮小させる、体温を下げる、など。
    長時間座っていると、筋肉の活動が停止したままになり、慢性炎症が引き起こされる。マイオカインが放出されなくて炎症が収まら合い。
    睡眠は時間を犠牲にして脳の機能を向上させるトレードオフ。覚醒時1時間ごとに15分の睡眠が必要になる。2回に分ける

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    2025年12月18日
  • 運動の神話 上

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    睡眠時間8時間以上という実しやかに囁かれている神話は根拠はない。スピードと持久力を両立したいので、HIT頑張るか…

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    2025年12月15日
  • 運動の神話 上

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    現代に生きる人類が、敢えてスポーツジムでただひたすら歩いたり(トレッドミル)、運搬する訳でもなく重いダンベルを持ち上げる、トレーニングがなぜ現代に必要に至ったのかを、人類学的視点から、新たな知見や興味が、そそられるのを期待して読んでみたが、特に目新しい内容は見当たらず。哺乳類との比較や人類の進化の過程で、今に至ったのかを復習出来るに留まった。運動嫌い、出来るなら体に楽をしたい根拠探しに注力している著者の描き方は面白い。下巻に期待。

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    2025年10月02日
  • 医者が教える最強の不老術 細胞レベルで若返る食事と習慣のすべて

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    辞書を読んだような気分。情報量が多い

    少し突飛な(N=1に近いような) 意見もあったように感じた(ななめ読みなので違ってたら申し訳ない)

    ちゃんとした食事と、適度な運動習慣が重要、というある意味至極当たり前のことをわかりやすく具体で教えてくれる本。ただ、翻訳ならではのわかりにくさ実践しにくさはある

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    2025年09月22日
  • 肥満の科学 ヒトはなぜ太るのか

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    ●ヒトはなぜ太るのかの答えに、著者は「サバイバル・スイッチ仮説」を提示する。サバイバル・スイッチは果糖を摂取することでオンになる、自然界で餌が手に入らないときに動物を守る身体的・代謝的変化および行動を引き起こすスイッチだという。飢餓に苦しむ野生の時代は、これに人類が救われることも多かっただろうが、飽食の時代には牙を剥いたと主張するわけだ。

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    2025年07月08日
  • 運動の神話 上

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    人類は運動するために進化してきたわけではないが、運動は体にいいのはなぜか。運動にまつわる近代の神話を紐解く。

    タイトルから勝手に運動は別に健康によくない的な話かと思い込んでいたら流石にそんなことはなく、やっぱり健康にいいらしい。ランニングのモチベーションアップに活用する。

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    2025年02月15日
  • 昆虫絶滅

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    動物の3/4は昆虫。気温上昇、殺虫剤、森林伐採で種が減っている。ミツバチの絶滅が深刻。『沈黙の春』のような書き出し。

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    2025年01月19日
  • ヒーラ細胞の数奇な運命 医学の革命と忘れ去られた黒人女性

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    ヒーラ細胞とその細胞を採取された人のストーリーは1割くらい。残りの9割はヒーラ細胞と関係の薄い子孫たちのドタバタ劇。

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    2024年07月22日
  • 憎悪の科学 偏見が暴力に変わるとき

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    同性愛差別者から暴行を受けたことをきっかけに本書が執筆されたという。
    科学的に偏見や差別に迫る点は良いのだが、「ホントかよ」と思えるところもあった。
    個人的に興味深かったのはインターネットを蝕むヘイトスピーチをまとめた箇所。コロナ禍や世界的混乱が加わると笑えなかった。
    家庭環境に問題があったり、PTSDが起きる出来事に関わったりすると人間の脳は学習を受け入れられない状態になるという。こうした問題が全て繋がってくるとなると、全ては対岸の火事と笑えなかった。

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    2024年07月01日
  • 昆虫絶滅

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    昆虫がやばい。
    昆虫がやばいということは、生態系がやばい。
    生態系がやばいということは、人類の未来がやばい。

    実際気にはなっていたが、今住んでいる田舎町より、子供の頃の大都市大阪の方が昆虫は多かった。ブンブンはなんぼでも飛んでたし、ゴマダラカミキリやコカマキリ、ショウリョウバッタやアメンボ、ミノムシもなんでもなくその辺にいた。

    今は、見ない。

    そういう有名な昆虫だけでなく、名も知らぬような昆虫が実は、あらゆる生態系に複雑に絡んでいる。それが消えていけば、受粉もできないし、死骸の還元も不可能になる。

    この本で提示されるのは、世界中で、それもものすごい勢いで昆虫が減っているということ。ある

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    2024年03月24日
  • 運動の神話 上

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    動物は無駄なエネルギーを保持しておくことを最善策として取るのに、人間はなぜエネルギーを意図的に消費する(無駄な)運動をするのか?との着眼点から話が進んでいく興味深い内容。

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    2024年02月17日
  • 運動の神話 下

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    運動はしないよりもしておいたほうがいいわ。
    目新しい新事実は少ない。ランナーを小馬鹿にしたりマッチョを小馬鹿にしたりする内容を期待してたから消化不良。

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    2023年09月08日
  • 第一印象の科学――なぜヒトは顔に惑わされてしまうのか?

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    人の顔からその人の性格等を見極めることは、偶然より少しマシなくらいしか出来ない。
    しかし、第一印象の影響は大きいので、見せかけに騙されないことが必要だ。
    採用面接は顔を極力見ないようにして決めることにしたい。

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    2022年04月01日
  • 果糖中毒―――19億人が太り過ぎの世界はどのように生まれたのか?

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    ネタバレ

    身体は脳より賢い=エネルギー消費量は摂取量に合わせて減ってしまう
    炭水化物には、デンプンと糖分がある。デンプンはブドウ糖からできている。当分は、果糖とブドウ糖を合わせたショ糖と異性化糖がある。
    食品の質は、食べる量に影響を与える。

    インスリンが多いほど脂肪が作られる。インスリン抵抗性が高いと、インスリンがたくさん出る。
    レプチン抵抗性=レプチンが出ても反応しないので食欲が収まらない。
    インスリンのレベルが下がると、活動的になる。=体にはエネルギーを燃やす区画と貯める区画がある。インスリンが少なければ、燃やす区画に行くので活動的になる。
    インスリンが高まるとレプチンシグナルを遮断する。
    短時間

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    2022年02月01日