Laruhaのレビュー一覧
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無料版購入済み
雰囲気あるマンガ
絵柄がとてもかわいらしく、小動物系(河童など)はキュートです。宿屋の建物や周囲は雰囲気があり、魅力的です。主人公の作る料理はとてもおいしそうです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ新宿にゆかりのある文豪って、本当にこんなにいらっしゃったんだなと、カイルや詞織さんたちと一緒に驚きながら。
相変わらず自己肯定力の低い二人ですが、互いに司書として成長しつつあったところにあの展開は、かなり驚かされました(過度なネタバレ防止ゆえの曖昧表現)
いざという時の行動力も、二人似ているなあ。
新宿の新たな(地方民からするとマニアックな)魅力を発見しつつ(例えば、今回でいうと都電荒川線や面影橋など)その土地ならではの妖怪から有名どころまで、今回も様々な妖怪のお話が味わえて満足。
今回は特に化け狸の少年の拾ったものが最後まで関わってきます。
この拾ったものから生まれた子がいい子でいい子で。 -
Posted by ブクログ
ネタバレかくりよの宿飯の第十弾。
迷宮牢から大旦那を助け、
妖王の御前で害獣を退け、
無事かくりよの宿に嫁入りすることになる。
予想とたがわず大円団で良かった、と同時に、
一つの物語が終わってしまい寂しい。
八葉の一人を仲間に引き込むためとはいえ、
途中でお菓子作り対決をすることになった時は、
そんな事をしている場合なの?と思ったが、
そこで葵が作ったお菓子が妖王の命を助けるとは
おそるべし生どら焼き。
最後なのに手毬河童の活躍がいま一つなのが残念。
小さきものが大きな役目を果たすのは、
「指輪物語」以来のファンタジーの伝統なのに。
生どら焼き、そんなに好きではないのだが、
食べたくなった。 -
Posted by ブクログ
全10巻。
連載小説を最後まで買うのは初めてかもしれない。
あやかしが好み、霊力の回復もできる料理が作れる人間の葵。
隠世(かくりよ)の鬼神、大旦那様。
2人は結婚するのかしないのかが物語の大筋。
いろんなあやかしが登場し、人間の葵を食べようとする物も多いが、料理や人柄で味方を増やしていきながらいろんな事件を解決していく。
料理がどれも美味しそうで、王道ともいえる物語の展開だから安心して読み進められる。
涙あり笑いあり。どの巻もすごく面白かった。
最初からずっと出てくる手鞠河童がとにかく可愛い。もっと出番ほしいぐらい。いつも美味しいところをもっていく。
南の地での儀式の話が好きだったな。