ひさいちよしきのレビュー一覧

  • 封仙娘娘追宝録 2 嵐を招く道士たち

    購入済み

    最高の中華ファンタジー

    中華系アクションラノベの最高峰。
    当時アニメ化しなかったのが本当に惜しい。
    アクションあり、コメディあり、バディの掛け合い最高、世界観良き。
    電子書籍化してくれてほんとうに嬉しいです。

    #ドキドキハラハラ #アガる #カッコいい

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    2024年06月09日
  • 封仙娘娘追宝録 11 天を決する大団円(下)

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     これは面白かった!展開は一欠片も覚えていなかったが、なるほど鏡閃は確かに中ボスだった。大団円なんだろうけれど、和穂が龍華と再び暮らせない結末は大団円でも少し切ない。
     そもそもちゃんと理解できなかったのだが、龍華の起こした大騒動が無かったことになり、鏡閃の復讐心も消すのなら龍華は死なないのでは?護玄は結局何をしてたの?夜主は龍華の魂の生まれ変わり?でも納得できるラストだった。大騒動で皆が忘れていただろう伏線も鮮やかに回収。終盤まで龍華と戦わないので、どう終わるのかやきもきしたが杞憂に終わった。

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    2022年01月14日
  • 封仙娘娘追宝録・奮闘編(3) 名誉を越えた闘い

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     武器や兵器などの戦いに関する宝貝ではないのに、絶対的強さを持つ宝貝・帰書文の設定が秀逸な奮闘編第3弾。どの短編も単純なのにひねりが効いている。今作は日用品宝貝はない。『その男の名は』『傷だらけのたかかい』『最後の審判』がお気に入り。
     読めば読むほど殷雷に恋していた思春期を思い出す。ツンデレのデレ要素強めキャラに惹かれるようになったのは、思えば殷雷からかも。

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    2022年01月04日
  • 封仙娘娘追宝録 7 闇をあざむく龍の影

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     少し不気味な巻。短編集で妖怪ネタはやらないと言いながら、妖怪っぽいのが現れる。しょうもないオチかと思いきや、二段構成になっており、読者もすっかり忘れた頃に思い出させてくれる見事な出来映え。昔は、カエル頭の案山子が気持ち悪くて、この巻あまり好きじゃなかった。龍衣の鏡閃は同名の別人物ではなく、軒轅の鏡閃の半身だったようで謎が深まる。
     このシリーズの食べ物もシンプルなものしか出てこないが、いつも食欲をそそられる。ただただ寒鰤の茶漬けが美味しそう。

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    2022年01月04日
  • 封仙娘娘追宝録 3 泥を操るいくじなし

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     シリーズ中で特に印象に残っている話。宝貝所持者が泥を操り、村を丸ごと飲み込んでしまった中で、村人たちが脱出を試みる。宝貝に対抗するために職人たちが技術を駆使して造った浮鉄の挑戦や、和穂vs操られた殷雷など、展開を知っていても惹き込まれて夢中で読んでしまう。オチの着け方も現実的で良い。
     下手な大人向け小説を読むより俄然面白く、決して懐古主義に陥っている訳ではない。読めば読むほど殷雷が好きになっていくこと請け合い。

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    2021年12月30日
  • 封仙娘娘追宝録 2 嵐を招く道士たち

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     シリーズ2作目は最強の矛と盾の話かと思っていたが、鏡と鐘の話だった。玲夢と景陣カップル好きだった。懐かしい。女盗賊・夜主も初登場。
     序盤なので比較的穏やかな話。どう見てもこちらが優勢と思っても、さらっと戦局が覆り立場が逆転すると共に、少ない手札で伏線回収しながら反撃する展開に惹き込まれる。今のところせっかく回収しても使える宝貝が天呼筆くらいなのに面白いのが、作者の創作力の凄さを感じさせる。ただしこのペースだと全部回収まで程遠いのだが、さほど巻数が多くない。結末をすっかり忘れているので、どう落ち着くのか楽しみ。

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    2021年12月29日
  • 封仙娘娘追宝録 天を騒がす落とし物

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     中学生の頃ハマっていたラノベ。急に再読欲が高まったので、冬休みは積読消化の予定を変更してノスタルジーに浸ろうかと。
     試験に合格したばかりのひよっこ仙人が、700以上もの欠陥宝貝を人間界にばらまいてしまい、その回収の旅に出る中華ファンタジー。ライトではあるものの、宝貝の欠陥や圧倒的に不利な条件から戦略を練り戦う様など、とてもよく考えられていて、今読んでも大満足できる内容。情にもろい刀・殷雷のキャラも良い。結構重い展開が続くのも、登場人物により感情移入できる。
     とりあえずみんなもみあげどうしたの?と聞きたくなるイラストも懐かしい。笑

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    2021年12月28日
  • 封仙娘娘追宝録 11 天を決する大団円(下)

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    〉梅の木を見つめていた和穂の瞳に、唐突に涙が流れる。
    〉とめどなく、わけも判らずただ涙が流れる。
    〉和穂は梅の木を抱きしめ、泣いた。

    若かりし頃、夢中になって読んだ中華ファンタジー。とあるきっかけで懐かしくなって再読中。

    新米仙人が、誤って人間界に撒いてしまった726個の欠陥宝貝(ぱおぺい、仙人の作った魔法の道具)を一つずつ回収して回るお話。

    仙術というものの取り扱いが、ただの魔法とは一線を画す重厚なものでそこが好きだった。
    とにかく不可能事を可能にするのが封仙的仙術で、究極的にはなんでも出来る。
    仙術的空間と言えば有限の瓢箪の中が無限の広さを持っていたりするし、仙界中の仙人数の何百倍の

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    2020年02月02日
  • 封仙娘娘追宝録 天を騒がす落とし物

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    あらすじ(概略)
    新米仙人の和穂はある出来事がきっかけで師匠の封印した
    人間界にはない強大な力を持った道具・宝貝を
    人間界にばらまいてしまう。
    責任を感じた和穂は仙人としての力を封じ、唯一、残っていた欠陥宝貝の殷雷と共に
    宝貝回収の旅に出る。
    中華風ファンタジー

    感想
    小気味のいい会話とテンポのあるストーリーが魅力的。
    キャラクターも皆、個性があって読んでいて楽しいです。
    会話につられてどんどん読み進めて最後に、あぁなるほど!と
    感心してしまいます。

    少し(かなり?)癖のある作品ですが、
    推理小説にも似た驚きがあるのと、個性的なキャラクターが魅力で
    かなりお薦めです。

    作者様が長い間、新

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    2009年10月04日
  • 封仙娘娘追宝録・奮闘編(4) 夢の涯

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    夢の中のもう一つの人生…
    戦いも無い普通の、ごく幸せな人生。
    夢の涯に出会うものとは?

    ろくご短編の中でも秀逸の出来。

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    2009年10月04日
  • 封仙娘娘追宝録・奮闘編(4) 夢の涯

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    表題作が秀作です。
    別の短編で導果(どうか)というキャラクターが現れます。この人のぶっ飛び具合がまた良好

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    2009年10月04日
  • 封仙娘娘追宝録・奮闘編(3) 名誉を越えた闘い

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    「ゆるぎない誓い」という一編に出てくる、帰書文というキャラクターが好きです。
    その短編の宝貝回収劇の、わざとらしさが面白い。

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    2009年10月04日
  • 封仙娘娘追宝録 天を騒がす落とし物

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    なんか懐かしくなって25~6年ぶり?くらいに再読。
    舞台が完全ファンタジー世界なのもあって案外古びた感じがしないというか、今読んでもワクワクするなぁ。
    大人になって改めて読むと、文章での空間描写の上手さに気付かされて圧倒される。

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    2024年06月17日
  • 封仙娘娘追宝録 10 天を決する大団円(上)

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     何か裏があるはず、と期待したまま終わってしまった上巻。大団円とは程遠い展開にハラハラドキドキ。鏡閃の一族に何があったか、よくわからなかったのだが、ちゃんと言及されてたのか?おかげで復讐の理由がさっぱりわからないまま、話だけが進んでいく。
     核天に獄卒はぴったりの天職。静嵐の秘密も気になるし、急いで最終巻へ。

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    2022年01月11日
  • 封仙娘娘追宝録 8 刃を砕く復讐者(上)

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     殷雷が折れる寸前なのが、和穂にバレる巻。化物が符で良かったね。軒轅の幹部たちのシーンが、昔怖かったのを思い出した。鏡閃はどう考えても中ボスクラスっぽいのに、これで終わりが近いなんて。著者の病気?がなければ、もっと続いてたのだろうか。
     上巻は序章というだけあって、前巻の村からまったく進んでおらず、サイドストーリーが盛りだくさん。

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    2022年01月09日
  • 封仙娘娘追宝録・奮闘編(2) 切れる女に手を出すな

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     短編集の奮闘編第2弾。今作は鍼や笛などの日常的な話に混じって、シリアスな話も。『殷雷の最期‼︎』など本編で使ってもいいようなネタを、惜し気もなく披露している。この『殷雷の最期‼︎』と深霜刀が活躍する『切れる女とおとぎばなし』が好き。幻影が現実世界と混ざり合っているというオチも思いつかないが、その宝貝の形態が檻というのもなかなか。
     短編も面白いが、やっぱり本編の続きが気になるので早く読んでしまいたい。

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    2022年01月04日
  • 封仙娘娘追宝録 6 憎みきれない好敵手

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     4振の刀の中でもまともな恵潤が、せっかく仲間になったのに…な巻。最後少し大人になって別れる勇吾が、可愛いのにたくましくて、息子が産まれてから読むとまた違う感情が湧いてくる。当時は融合宝貝に閉じ込められた剛始のくだりが、鉄の処女みたいで恐ろしかった。黒幕っぽい鏡閃がどう絡んでくるんだったか、すっかり忘れているので今後が楽しみ。

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    2022年01月03日
  • 封仙娘娘追宝録 5 黒い炎の挑戦者

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     当時はツンデレな流麗好きだったけど、再読するとそんなにだった。次巻の恵潤・勇吾と言い、著者はお姉さんと少年の組み合わせが好きなのだろうか。綜現の記憶を取り戻してからの反撃が良い。塁摩も可愛い。
     殷雷は完治してないのは覚えてるけど、こんなに早く人型に戻れたっけ?この辺りから展開おぼろげにしか覚えていないが、ホッと一息つけるのもここまでだった気がする。

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    2022年01月01日
  • 封仙娘娘追宝録 4 夢をまどわす頑固者

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     和穂の生き別れの双子の兄、宝貝王、最強の矛・斬像矛と無敵の盾・剛羅盾、時間を止める宝貝に過去の改変など1巻にこれでもかと詰め込まれた、内容盛りだくさんの4作目。タイム・パラドックスなど細かいところの設定から、作者の頭の良さが垣間見える。
     旅路や宝貝回収が楽になりそうな使える宝貝は、ことごとく破壊されるか一旦手放すかのどちらかになっている。殷雷と知恵だけで回収してると考えると、殷雷すごいな。爆燎槍が自分の命を投げ打ってまで、なぜ綾春を助けようと思ったのか、そこだけ疑問が残る。

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    2021年12月30日
  • 必殺 お捜し人6 勇者の聖戦

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    必殺お捜し人シリーズ第六巻はボケ老人(元勇者)のお世話と教会の秘密について。五巻に続いて頭のおかしな人のお世話でドタバタ劇かと思いきや、物語は予想外にシリアス展開。サマドのジラの再登場も驚きの姿だし、最後に明かされる教会の秘密も凄い。
    物語終盤は鬱々とした雰囲気だが、最後の最後に大逆転の希望が降りてくる。ご都合主義と笑わば笑え。非常に読後感の良い終わり方で、このシリーズで一番お気に入りの話です。

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    2011年09月17日