永田宏のレビュー一覧

  • 貧乏人は医者にかかるな!

    Posted by ブクログ

    5年以上も前の本で色あせるかなと思って読んだが、そうでもなく今でもほぼ通じる。自分の意見も著者の視点と重なり、違和感はない。
    ただ論説として、データ・政府発表などからだけでは突き上げてくる力強さがない。主張は間違いないと思うのだが。
    もう少しフィールドワークや事例を出して、匿名でも良いので紹介できたらもっと説得力があったのにと。
    海外医療、とりわけイギリス医療には長じてられているようでして大変勉強になりました。
    書名のタイトルは著者が主張している訳ではない。政府の医療施策をえん曲的に表現している。う~ん、何かもったいない感じがした。

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    2013年01月23日
  • 貧乏人は医者にかかるな!

    Posted by ブクログ

    タイトルは過激ですが、至ってまともな内容です。団塊の世代が後期高齢期(75歳以上)を迎える2025年には、患者数に比べて医師の数が圧倒的に不足するという予想を統計データをもとに論理的に主張されています。まあ普通に考えても、これから高齢者が増えて患者数は増加し、少子化によって医者は減少するわけだから、筆者の主張には納得感があります。今でも産科や小児科をはじめとして医師の不足や過酷な勤務実態がニュースになっていますが、その背景には国が医師不足の現状を認めようとせず、何ら改善を図ってこなかったことがあげられています。医師の増加は医療費の増加を招くから、医師不足とは口が裂けてもいえない状況らしい。

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    2010年10月30日
  • 貧乏人は医者にかかるな!

    Posted by ブクログ

    題名のインパクトがあるが、中身はお金のことではなく医師不足についての本。
    最初の方はへぇーと思いつつもあまりページが進まなかったが、後半は面白かった。

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    2009年10月04日
  • いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」

    購入済み

    刺激的なタイトル

    注意すべきは、保険会社を批判することで著者は印税を得ている現実。
    世の中、健康で、家族がいて、貯蓄もそこそこといった人生(多分、筆者)を送っている人ばかりではない。
    冷静に読まないと、古いデータと筆者に振り回されてしまうので鵜呑みは危ない。
    現在の利率は低く、そこから税金が問答無用で20%差し引かれる。
    手軽な投資の積立ニーサだって元本割れする(実体験)。
    世の中の状況は常に変化している。
    高齢者の医療費負担割合もこれから増えていくことが国会で可決した。
    人生も、千差万別。
    例えば。
    お葬式が不要な親類縁者のない人であっても、アパートに一人暮らしだった場合死後の処理費用はどう

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    2021年07月10日