永田宏のレビュー一覧
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匿名
購入済み面白かった。
保険への知識が不十分なまま社会人になった自覚があるが、
はやいうちに読めておいてよかったと思う。
自分の身の回りの環境にながされてついつい契約するところだった。 -
Posted by ブクログ
人間ドックを受け、返ってきた結果を見ると必ずついてくる*マーク。
この意味を適切に教えてくれる新書。
高血圧と胃がん検診に注目。
高血圧の基準が年齢+90から、130に変更になり、多くの人が血圧降下剤を飲むようになった。
和田秀樹さんも、高血圧は気にするな!薬飲んだら元気がなくなる!!
加齢とともに血管が固くなるのだから、血圧を上げないと血が回らなくなる!!!と、
と警鐘を鳴らしている。
結果潤うのは製薬会社。やだやだ。
胃がん検診。バリウムと胃カメラでは発見率は2.5倍違うと。
確かに、だったら、胃カメラを飲んだほうがいいね。
そして「検診」と「健診」の差。検診は2次予防、早期発見。 -
Posted by ブクログ
社会人になったタイミングで一読しておいた方がいい内容だと感じた。
この本を読めば貯蓄と保険を切り分けて考えられると思う。
保険は自分一人では背負いきれないリスクに備えるために利用するものである。
・子どもが成人するまでに親の死亡に備える。
・住宅ローンを組む際は、団体信用生命保険に入る。その際、死亡保険に入っていた場合、住居費相当額を減額する。(住居費を賄う必要がなくなるため。)
・病気やケガで長期間、会社を休職するようなリスクを重視するなら、長期所得補償保険や就業不能保険に加入する。
※長期所得補償保険は、健康保険の傷病手当で1年半の休業補償があることを留意しておく。
がん保険、医療保 -
購入済み
保険は保険
保険では自分では準備できない額のお金が必要な保障を受ける
車だと事故をして相手の治療費や車の修理費
※事故をしなかった、治療費、修理費がかからなかったら保障は不要
家族だと働けなくなった時の収入保障(傷病手当金+αがいる場合)
※ずっと働ければ保障は不要
妻だけなら、死んだ後に生活できるお金を準備できるまでの保障
※死んでも生活ができるなら保障は不要
子供がいれば自立できるまでにいる保障
※準備できていれば保障は不要
病気の治療や入院にかかる費用は、貯金で備える
定年退職後の生活費は、貯金と投資で備える
保険は必要な保障で、保険料が一番安い、掛け捨てが良い
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購入済み
最低限必要な保険が分かる。
基本的に保険は保険会社が儲かるように設計されているもの。
それを理解したうえで、どう自身の資金リスクをヘッジするか、必要最小限の保険加入で『保険を上手く利用してやるか』を示唆してくれる良書。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ保険の内容になると難しい。二回読んだが、果たして全部理解できているか…?という感じ。だが、保険という複雑な商品を保険会社が進めるままに購入(加入)しないためには一度は目を通すのが良い本だと思う。
国民年金は終わっている、高度医療制度は富裕層には足りない、などとまるで社会保障制度がいざというときに機能しないような文言をよく目にする。保険会社のパンフレットには必ず書かれているが、これは果たしてほんとうだろうか?
民間保険を検討する前に、日本社会の保証がどのようになっているか今一度冷静にみてみよう、というくだりはとても分かりやすく勉強になった。
この本を読んで、親が加入した自分の保険はほぼ解約し -
Posted by ブクログ
恥ずかしながら、⚪︎⚪︎病を三つ四つ抱えており月に一回通院している。その都度採血し、三十項目ほど検査数値を渡されるが、全部の項目について理解している訳ではなかった。
本書では丁寧に検査項目の数値について解説されており、それぞれ示す数値がどの様な状態であるかを分かりやすく解説してくれている。
学会によっても数値の意味づけが違っていたりする所もあるのだが、そこら辺にも触れていて、数値が少し高いからといって、イタズラに不安を煽ることもない。「NDBオープンデータ」が適宜示されているので、自分の数値の位置付けがデータの中で客観的に押さえられるのは嬉しい。
個人的には「NDBオープンデータ」の存在