早坂吝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ.
<あらすじ>
医療や犯罪捜査などに超能力者が活用されてる世界。
超能力は子供のほうが発現しやすいことから、子供の頃から超能力に慣れ親しんでもらおうと、文部科学省が全国の学校に超能力教育を実施している。
その一環として、主人公・剣先の学校に、超能力の体験学習の講師として超能力研究所から4人の超能力者がやって来た。
来校初日、超能力者の内の一人、超能力研究所の所長で有名人の美人超能力探偵・イマワが、殺される。
死体は校庭の中央で発見され、周囲には足跡が一切なかった。
そこで突如、空が真っ黒に、、、
校内スピーカーから「脱出するには私を倒せ」という『魔王』の声が聞こえ、モンスターが出現!
学校が外部と遮断され、携帯はモンスターや自身のステータスが表示されるアイテムとなった。
更に校内に隠されたパズルのピースを集めれば魔王の正体が判明するというルールのゲームが開始される。
剣先は超能力少女・ミラと共にモンスターと戦い魔王を探すことに。
(~50ページ)
道中、同級生と協力しモンスターを倒しながらパズルのピースを集めていく。
(~160ページ)
そしてついに魔王の正体を突き止め、剣先は魔王を撃破した。
(~178ページ)
<オチ>
RPGのような結界はイマワが自分を殺した犯人を逃さないために自身が発動した超能力で、
魔王は永遠に遊んでいたいと願っていた生徒たちの思念が正体だったので、剣先は生徒を全員殺して、魔王を倒したら結界がなくなり、ゲーム中に殺された生徒たちも全員復活した。
が、イマワの死は事実なので、誰が殺したのか?という推理パートへ。
イマワの遺体の周囲に足跡がないことから超能力者が犯人では?とかゲーム中に起きたことなどを材料に推理していき、剣先が犯人を特定。
真犯人は超能力少女・ミラだった。
(~222ページで完) -
Posted by ブクログ
何ともふざけたタイトルですが、元ネタは思った通り。物語の核心に至って、その元ネタがじわじわと聞いてくる辺りは、意識的なのかどうなのか…
事件自体は、足跡の無い校庭に屍体がぽつん。という単純なものですが、その真相は瞬間移動や物体浮遊術が横行する世界において尚、ツイストの効いたもので、やはり要注目の新人だなと。
さらに、過剰なまでの消去法も盛り込んであり、本格ミステリを期待した読者も安心して読めると思います。
ただ、もう少し分量が欲しかった。というのが正直なところです。超能力者の跋扈する異世界本格としては高水準ですが、そこにRPG要素を入れるなら、そこをもっとじっくりと書いて欲しかったです。
まあ、この雑多な感じが著者の持ち味なのかもしれませんが…